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2014年6月24日 (火)

とっても素敵な詩―「へいわってすてきだね」―

  へいわってすてきだね

 
        安里有生作
 
         へいわって なにかな。
    ぼくは、かんがえたよ。
    おともだちと なかよし。
    かぞくが、げんき。
    えがおで あそぶ。
    ねこが わらう。
    おなかが いっぱい。
    やぎが のんびり あるいてる。
    けんかしても すぐ なかなおり。
    ちょうめいそうが たくさん はえ、
    よなぐにうまが、ヒヒーンと なく。
    みなとには、フェリーが とまっていて、
    うみには かめやかじきが およいでる。
    やさしいこころが にじになる。
    へいわっていいね。
    へいわってうれしいね。
 みんなのこころから、へいわがうまれるんだね。
 せんそうは、おそろしい。
    「ドドーン、ドカーン。」
    ばくだんがおちてくる こわいおと。
    おなかがすいて くるしむこども。
    かぞくが しんでしまって なくひとたち。 
 ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
    このへいわが、ずっとつづいてほしい。
    みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。
    へいわな かぞく、へいわな がっこう、
    へいわな よなぐにじま、 へいわなおきなわ、
    へいわな せかい、
    へいわって すてきだね。
    これからも、ずっと へいわが つづくように
    ぼくも、ぼくのできるところから がんばるよ。
 
 上の「へいわってすてきだね」という詩は、6月23日の朝日新聞28面に載っていたものである。一読して、なんと素直な、なんと素敵な詩だろうと感動が胸をいっぱいにした。3連の短詩の中で平和がどんなにいいものかを言いつくしている。また、平和はみんなの心から生まれると言い、平和を大事にする心を持とうと呼びかけている。
 この詩を書いた安里有生(ゆうき)君は与那国町立久部良小1年生(6歳)の時に書いたものだそうだ。一年前の6月23日、糸満市であった沖縄戦の全然没者を悼む式典で本人が読み上げたという。
 それから1年たって、昨日は、69回目の式典が行われた。NHKニュースでは、たった一人生き残ったという元孤児の方が、戦争は「いけない、このへいわをいつまでも続けなければいけない」と語っていた。
 今日本は、安倍首相によって歴史的転換をするかもしれない大岐路に立っている。戦後69年、憲法第9条によって戦争をしないと世界に誓い、平和を守って来たのが、閣議決定という姑息なやり方で憲法を変え、日本を戦争ができる国にしようとしている。
 この前の太平洋戦争では、沖縄の人たちの犠牲はもちろんのこと、広島・長崎のみならず、日本中の都市が米軍によって無差別爆撃をされ多大の犠牲者を出した。
 自国の惨禍だけでなく、中国を始め東南アジアの各国にもはかり知れない犠牲を強いた。
 戦後新憲法の下、「二度と過ちはおかしません、ノーモアヒロシマ・ナガサキ、ノーモア ウオー」と不戦を誓ってきた。そして戦後69年たち、来年は70周年の節目である。それなのに安倍政権は集団的自衛権行使で戦争をする国にしよういうのだ。
 戦争に行くのは、安里君たちである。この幼い子たちの声を安倍首相や自民党・公明党、みんなの党などは聞く耳を持たないのが情けないし悔しい。
 安里君の詩に感動して、それを絵本にした絵本作家がいる。朝日新聞の記事はそれを伝えた。
 絵を付けたのは、人気絵本作家長谷川義央さんである。長谷川さんは安倍首相が積極的平和外交を掲げて、アメリカなど他国や国連決議の戦争に参加することを批判して、「平和のために戦いに行くなんて、そんなことから平和は生まれへんねん。やさしい心からじゃなきゃ。それを安里君の詩は教えてくれる」と語っている。
       ブロンズ新社刊 1400円(税別) 23日発売。
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コメント

 どこの国民でも平和を願っていると思うのですが、民族とか宗教とか国益とかがからんで戦争がおきるのが本当に残念です。

自民党も公明党も日本の現在の平和が永遠に続いて欲しいと願っていることは確かであろう。ただ人々が心の中で平和を願うだけで平和が達成できるほど
国際政治は甘くない。私は以前、ある著作の中で「人々が平和を願い過ぎたが故に戦争が起きた」という著者の主張に驚いたことがあった。また英国の名相チャーチルはその回顧録の中で「第二次世界大戦は避けることができた戦いであった」と語っている。それは人々が平和を願い過ぎた?あまりヒトラーの台頭を許してしまった。ということなのだ。草の根の平和主義を決して否定はしないが、イラクやウクライナの現状をみるにつけ平和を維持することの難しさを痛感してしまうのである。

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