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2014年6月17日 (火)

膀胱ガンの相談をして

「タラの木の不思議末期ガンからの生還 」の著者で、同じタイトルのブログを始められたタラの木おばさんこと、河村光恵さんに来て頂いてお話を聞く会があったことは15日のblogに書いた。

その時持ってこられたコピーの中に、「結の道」(名古屋醫心の会会報連載)があった。その連載を書かれたのは、なごやかクリニックの岡田恒良院長である。それを読んだSさんは、相談に行かれた。その時のメモを読ませて頂き、参考になるのでblogで紹介することを承諾して頂いた。

 

Sさんのメモ

午後3時なごやかクリニックにフジタク(2500円)で行った。大津橋の地下鉄から少し北のタクミビルの3階にあった。看護婦さんも事務の方もおらず岡田先生お一人がおられた。部屋には医療器具のようなものは何もなかった。

先生は尾西市の市民病院の院長をしておられた方である。外科医として多くの癌患者を治療され、たくさんの手術、たくさんの薬、放射線治療、抗がん剤などの治療をされていく中で大きな疑問を抱かれて退職。現在の「なごやかクリニック」を作られ、在宅訪問介護医、醫新の会の会長としてNPO法人いずみの会と共に幅広い活動をされている。

醫新の会とは、「難病にお困りの方々のため、そして病気にならないためにも、その基礎的自然治癒力を高めるあらゆる方法を模索、発表していく集まりです。これは医療者・治療者に限らず、社会生活すべてに関係のあることです。ですから、食生活に関するテーマ、住環境や運動について、ストレスについて、日本という国やその歴史についてなど、テーマはどんどん広がっています」ということである

先ず、日本の医療の在り方を痛烈に批判された。若い医師たちは大病院に勤務することを誇りに思っている。医療というのは患者さんの生活のすべてを知って、その痛みを共有してこそ本当の治療といえるが、多くの医者は病気だけを見て検査と薬づけにしている。癌に対しては攻撃治療が行われているが、癌は攻撃して治るものではなく、人間の持つ治癒力をひきだすことが大事である。

失禁の辛さを訴えると、膀胱の癌を切除した後、BCG注入で膀胱をひどく傷みつけてしまったこと、膀胱鏡で何度も刺激してしまったことが原因だと言われた。おしっこが出るということは、膀胱は生きているから必ず治る。転院して大学病院などへ行っても、また検査をされるだけで、治療法はないから止めなさいときっぱり言って下さった。今飲んでいる薬もチェックして、大半は止めた方が良いと言われた。

運動と食事に気を付け、先ず気持ちを明るく持つこと。病気になったことを恨まない。病気の人たちの気持ちがよく解る自分になれたと感謝する。たらの木も大いに結構。河村さんを見習うとよいとまで言いて下さった。自由診療だから相談料はちょっと高かったが相談して良かったと思う。

私が今やっているサークル活動や福祉の活動を伝えると手をたたいてくださった。まだまだやることやりたいことのいっぱいある私を励まして下さった。

帰りはタクシーを拾わないで、大津橋から桜通り線に乗って、御器所へ。トイレで用をたして、15分歩いて帰った。とても力が湧いてきたように思う。

 

※なごやかクリニックホームページ

http://nagoyaka-clinic.net/

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コメント

 手術や抗がん剤などに頼らずに免疫力を高めて克服することを勧める医者は何人かいます。耳を傾けるとよいと思います。

私は毎月1回、男のための料理教室という名のサークルにでかけています。メンバーの平均年齢は70歳を超え、最高齢は85歳です。毎回、メンバーの間で話題になることは病気の話しが多いです。先回も2カ月前まで元気に出席していた某氏(71歳)が肺ガンで亡くなったと聞いて驚きました。ガンを患った人も何人もいます。一方平均寿命は男性80歳になり(女性86歳)日本は世界に冠たる長寿国です。ガンは一緒の老化現象ですので、高齢人口が増えるほどガン患者が増えるのは自明の理です。近藤誠の「患者よガンと闘うな」は衝撃的な話題を呼びましたが、今となってはかなりの説得力はあります。

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