認知症になりたくないが
先日NHKスペシャルで「認知症によるゆくへ行方不明者1万人」が放映された。私は一部を見ただけであったが、「1万人」という数に驚かされた。日本中とはいえ、そんなにも多数の認知症が原因での行方不明がいるという現実にである。
その後この放送がきっかけで一人身元が判明したが、折角名前を付けていたのに、データの共有の不備で家族を見つけられず7年間も不明者となっていたことにも驚いた。
私の父は2度徘徊して保護されたことがあったが、幸い無事に戻って来られてよかった。今思えば軽い認知症であったのだが、当時は認知症という言葉は知られていなかった。ボケ老人と言われていたのだった。
認知症は誰でもなる可能性があるので怖い。レーガン元米大統領やサッチャー元英国首相は認知症の超有名人である。
認知症になれば本人は何も分からないから幸せだという人がいるが、家族など周りの人の苦労は大変である。できれば認知症にならないうちにおさらばしたいものである。
友人がNHKで放送したという認知症予防の7項目を送ってくれた。それによると、次のようなことである。
①歩く ②調理などの生活に役立つ仕事をする ③家族以外の人たちと何らかのかかわりをもって話す ④健康によい食事をする ⑤快い睡眠
⑥何らかの創造的な生活をする ⑦規則正しい生活をする
自分に当てはめてみると、
①はOKである。もう30数年間ほぼ毎朝歩いてきた
②これは×である。なぜなら調理は妻に任せきりで、99.999%やったことがない。
③日本語を教えたり、いろいろなサークルに入り人と接触するように努めている。
④酒をの飲むこと以外は、食事には気を付けている。
⑤睡眠は布団に入ると割合早く寝付くが毎晩夢を見るのが気になる。
⑥創造的というのが何を指すのかによるが、blogを書くことや合唱をすることが当てはまるかもしれない。
⑦規則正しい生活かどうか分からないが早寝早起きを心がけている
絵の才能があれば・・・せめて絵手紙でも描けたらと思うのだが残念ながらできない。飲酒を制限したら・・・とは思うのだが晩酌で日本酒相当2合飲む。ただ、タバコは飲めないので有難い。
認知症は知らないうちに忍び寄るのだと思うが、予知ができるようになってほしい。
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認知症になると、家族などに迷惑をかけるので困るのです。何とかならないようにと願うのみです。
投稿: らら | 2014年5月19日 (月) 08時43分
私はあのNHKの番組を見てこれで番組に登場した認知症の女性の身元は判明すると思ったが、案の定、翌朝のNHKのトップニュースで身元判明が報じられた。この女性の場合、靴下にきちんと名前が書いてあったにもかかわらず、警察がみえこをえみこと判断ミスしたため、どの問い合わせとも照合しなかったらしいのである。この報道番組がなければ多分、身元は不明のままであったと思われる。テレビの威力を再認識するとともに、警察も随分いいかげんなものだと思った次第である。人生50年の時代には認知症は話題にもならなかったが、昨今では高齢者の4人に1人は発症するそうである。アルツハイマー型認知症は初期に分かると進行を抑えることは可能とのこと、くれぐれも注意したいものである。
投稿: Toshi | 2014年5月19日 (月) 08時07分