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2014年4月16日 (水)

日本の年金制度は中国以下?という記事

 Yahooニュースを見ていたら、「日本の年金制度は中国以下?支給水準と持続性は先進国内で最下位クラス」という記事があった。Business Journalが報じたものである。

 日本の年金制度が多くの問題を抱えているということは、海外の先進諸国と比べると一層際立ってくるという。

 資料はマーサージャパンというコンサルティング会社が発表した「2013年度グローバル年金指数ランキング」である。

 それによると、日本の年金制度は世界20か国中17位で、メキシコや中国より下だ。

 年金指数は、「十分性」「持続性」「健全性」の3つのポイントから算出されるという。分かりやすくいうと、

 ●十分性とは、「今の年金額で老後は生活できるのか?」

 ●持続性とは、「自分が老後を迎えたときに、年金は約束どおりの額が支払われ

  るのか?」

 ●健全性とは、「そもそも年金制度って、ちゃんと運営されているのか?」

というようなことだそうだ。こうした疑問を中心に、評価しているのが年金指数なのだという。

 望ましい年金制度は、給付水準と平均寿命や労働人口のバランスが取られ、かつ透明性が高いことだ。

 所得代替率という指標があって、現役世代の年収と比べて年金の支給額はどのくらいかということを示すものである。日本の国民年金の場合は、普通に暮らしていけるだけの十分な年金はもらえないのは周知の通りである。

 所得代替率は、OECDの平均が54.4%であるのに対し、日本は35.6%と低い水準なのだ。 また国民年金の持続性は、20か国中最下位だ。

 4月からの消費税増税でさらに生活を圧迫された。その上、年金は減額された。退職するときに貰った金額が年々減っているのである。十分性も持続性もあやふやだというのが実感である。

 若い人が年金負担を納入しないのもその辺りの不安があるからだと言われている。

 民主党政権のときに健全性がないことが暴露された。民主党政権唯一のヒットであったと言える。

 民の竈からいつも勢いよく煙が立ち上っているような政治をしてもらいたい。それが国民の一番の願いである。

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コメント

 安倍政権は持てる者を優遇していると思うのですが、内閣支持率が51%もあるのが信じられません。低所得層は黙っているからでしょか。

デンマークの社会保障の仕組みはどうなっているのでしょうか。満足度が高いというのは羨ましいです。

 日本のGDPに対する年金等社会保障費の割合は、欧米各国に比べて低い。例えばスウェーデンの31%に対して日本は21%である。日本の経済力からすればもっと増やすことが出来るはずである。
 特に国民年金は満額でも月6万5千円程度で、これでは生きていくことが出来ない。生活保護受給者の半数以上は65才以上の高齢者であるという。
 応能負担負担による税制改革など抜本的な改革によって財源は生み出せるはずである。
 
 

日本の国民皆保険制度は世界に冠たるものと思っていたので、日本の年金制度もまさか中国やメキシコ以下とだとはわかにはい信じられません。年金指数は十分性、持続性、健全性から産出されるそうですが、年金を必要とする高齢世帯のどれだけの人達が年金を受け取っているのかといういわば普及性という指標も大切ではないかと思います。話しは変わりますが、先日テレビでデンマークの消費税は25%と高レベルであるが一般の人達に不満がないとのこと。その理由はそれだけの国からの見返りがあるからだそうです。事実デンマークは現在の生活に満足してますかの幸福度調査で世界一だそうです。

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