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2014年4月18日 (金)

河村光恵さんのユニークな子育て論

 知人のMさんが、「この本面白いよ」と言って、自家出版の本を2冊貸してくれた。「タラの木の不思議・末期がんからの生還」という本と「私の子育て、子たちを思う私の夢」という題名の本だ。

 著者は河村光恵さんという現在80歳の女性である。河村さんは建具屋に嫁いで夫と共に家業の仕事をしながら、主婦として母親として2人の息子の子育てをし、立派な人間に育て上げた。

 「私の子育て、子たちを思う私の夢」は、子育て体験の実践をもとに書いたもので、それがユニークな子育て論となっている。

 約40ぐらいのエピソードを綴ったもので、独特の語り口で書かれており、読みやすく分かりやすい。

 河村さんの子育てをひと口でいうなら、「子どものすることに干渉をするな」ということである。自由奔放に子どもが好きなようにさせている。世間の親も教師も勉強さえできればよいと考えているが、子どもは勉強はどうでもよいから思い切り遊ぶことが大事だというのだ。

 河村さんの家は職人を4人置いていて、犬も飼っているが、子どもやその友達が家の中で大騒ぎをして遊び、犬も走り回っていたそうだ。将棋盤が2基あり、それで将棋をしているところでも飛び回って遊ぶので、将棋ゴマが散らされることも起きるという。

 また自然の中で遊ばせることも大事だといい、春夏秋冬に田舎にある親戚に連れて行ったり、海釣りや川釣りに熱を上げたりしている。

 カメラを早くから、それも3台も手に入れて、子どもや家族の遊ぶ様子などいっぱい写真に撮っている。今はデジタルカメラで幾らでも撮れるが、以前はフィルムなので大変だっただろう。

 子どもにやらせたことは、家の手伝いである。小さな幼児の頃からその子にできることからやらせ、幼稚園ぐらいになると手当を出している。風呂掃除幾ら、ご飯炊き幾ら、掃除幾ら、買い物幾らと決めて金を渡すのだ。

 その金を貯めて長男は25万円もする天体望遠鏡を買ったというから凄い。子どもが興味を持つことを伸ばすことが大事だとも言っている。

 遊びや仕事の手伝いの中で自然に生きるために必要な技術を学ぶのだという。

「遊びの中から知恵がわき、働く中から生きる自信がつくのです。子どもの時の遊びは、生きていくために何より大切なコミュニケーションの練習です。たくさんの失敗や経験をし、対応を身につけておきたいものです。

 こんな大切な経験や体験をする時期に、暗記だけの役にも立たない勉強に追いやられては困ります。不思議な世の中です。この馬鹿馬鹿しさに力のある子が荒れているのです。」(P.151)

「盆栽を育てるように手をかけ口うるさく世話をやいて育てたら、世話をやかれ言われたことしかできない人になるのは当たり前。親が手を離したら1人で生きる自信もなく枯れてしまいそうです。体を使って働いてこそ『へこたれない』生きる自信がつくのではと思うのです」(P.152)

と書いている。

 河村さんは、独力でカメラやワープロやパソコンを勉強したそうだ。その他にビーズ細工や踊りの趣味も持っている。何といっても凄いのは数々の発明(実用新案特許のことか?)をしていることだ。

 河村名古屋市長のサポーターでもあり、自費出版の本は中曽根、森、菅など総理大臣を始め有力政治家に贈り、返事ももらっているそうだ。

 「私の子育て」は興味深い実践で大変に参考になる。また一人の女性の生き方としても学ぶところが多い。ただ、元教員として「教師や教育」に否定的な言葉が見られるのは残念である。この本に出てくるような偏狭な教師もいるが、一生懸命子どもや生徒の立場に立って指導をしている教員も多数いるのだから。

 もう1つの「タラの木の不思議」は、末期ガンと言われた姑や夫や知人などがタラの木を煎じて飲み続けることで快癒したことを綴っている。ガンの人は試してみるとよいだろう。

 ●ホームページアドレス

 http://www.sequle.co.jp/mitue/

 

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教育・生涯学習」カテゴリの記事

コメント

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河村さんは、勉強さえしていれば・・・という風潮に警鐘を鳴らしている訳です。韓国や中国でも今や勉強第一主義ですから、出世、金もうけ、勉強となるのでしょう。

私はこうしてわが子を育てましたという類の本は古今東西を問わず沢山あります。自由放任で立派に育った子もいると思うし、大泥棒になった子もいるかもしれません。ところで日本の現在のトップアスリートは子供の頃から親が徹底的に指導して大成した選手が殆どです。最近ではスキージャンプの高梨選手、体操の白井選手が特に有名です。その他の分野でも同じです。自由放任で大を為したという話しは聞いたことがありません。要は親が子供の才能を適格に見抜くことと、後は愛情だと思います。子育てに関しては、これが唯一無二というものはなくて
その子にあうかどうかだと思います。

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