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2014年4月15日 (火)

第12回人生の達人のための音楽会

 13日に、しらかわホールで開かれた「第12回人生の達人のための音楽会」を聴きに行った。

 開場30分前ぐらいに着いて並んだ。すでに50人ぐらい列をつくっていた。待っている間はiphoneでYahooニュースを読んで退屈をしのいだ。本を持ってなくても読めるので便利である。

 ホールに入ると、右側の前から10列目ぐらいに座った。会場は満席となったが、見ると”人生の達人”がほとんどで若い人は少なかった。タイトルから若い人は入りにくいのか、それとも「NPOとうかいマスターズオーケストラ」が年配者なので、どうしても”達人”になるのであろう。

 コンサートは、定刻きっかりに始まった。

 プログラムの1番目は、「ベートーベンの「献堂式」序曲 ハ長調 作品124」であった。1882年、ベートーベンが52歳の時に作曲された曲である。彼がバーデンに湯治に行ったときに、当地の劇場管理者からウィーンのヨーゼフシュタット劇場の改装こけら落とし用に祝典音楽の依頼を受けたのだそうだ。

 祝典序曲だけあって、序奏部の3本のトロンボーンや後半のファンファーレなど華やいだ響きが如何にも祝典曲だという雰囲気を楽しませてくれた。オーケストラは統一のとれた演奏で聴衆をつかんだと思う。

 次が、ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 作品26」であった。解説によると、ブルッフは1838年ドイツのケルンで生まれたそうだからベートーベンが死んだ後である。1868年にヨアヒムの独奏で演奏されて大成功を収めたという。ロマン派の協奏曲として特に有名だというが、私は聴くのは初めてであった。 

 バイオリンは愛知県立芸大を卒業した久米浩介さんで、この奏者も初めて知った。私には演奏のことはさっぱり分からないが、歯切れよい演奏できれいな音が気持ちよかった。

 休憩の後、この日のメインの曲は有名なベートーベンの「田園」であった。私はこの曲が大好きで楽しみにしていた。

 ウイーンに行ったとき、ベートーベンが聴力を失ったときに住んでいたという家を見た。部屋に当時の田園の画があり写真に撮ってきた。

 解説によると、「田舎での生活の思い出、絵画描写というよりも感情の表出」と記されているそうだ。

 1.田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め

 2.小川のほとりの情景

 3.田舎の人々の楽しい暮らし

 4.雷雨、嵐

 5.牧歌・嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち

と記されているそうで、今回はそういう点に気を付けて聴いた。

 田園の頭に繰り返し出てくるメロディが大好きで愉快な感情のめざめを巧みに表していくと思う。

 第2楽章のバイオリンによる小鳥のさえずり、フルートのナイチンゲール、オーボエのうずら、クラリネットのカッコウなどの鳴き交わしが楽しい。

 聴き手にとってはどうしても田園の風景が脳裏に描かれる。そういう表象を呼び起こす曲の構成となっている。

 演奏はアマチュアとは思えない素晴らしいものであり、「田園」に浸ることができた。指揮は、平光真彌さん。もともとはヴァイオリニストのようだが、巧みにオーケストラをまとめていて、最後にはブラボーが聞かれた。

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コメント

 いつも楽しませて頂き有難うございます。これからもよい演奏のために頑張ってください。

投稿: らら | 2014年4月15日 (火) 08時56分

ご多用のところお出かけいただきありがとうございました。しらかわホールは音響がいいホールですので実力以上に響いてくれるので助かります。前日まではこんな状態で本番を迎えていいのか、毎回、落ち着かないのが実態です。でもキャリアの長い団員が多いせいか本番での集中力は流石だと思います。また聴衆の8割以上は団員の友人知人で年輩者が多く、リピーターの方々が殆どだと思います。毎度毎度、私たちの自己満足にお付き合いいただいて本当に有難いことだと感謝しております。

投稿: Toshi | 2014年4月15日 (火) 07時51分

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