男性がどのくらい家事を手伝うか―OECDが調査
木曜日に放送されたNHKEテレの「ニュースで英会話」は"Pitching in with choars"であった。大変興味深いテーマであったので取り上げた。
OECD(経済協力開発機構)が世界26か国で、男性がどのぐらい家事に協力しているかを調べたものであった。
Pitch inというのは、協力するとか参加するという意味でchoarは毎日する決まりきった仕事と説明していた。
この調査によるとトップファイブは、
①デンマーク 186分/1日
②ノルウェイ 184分/1日
③オーストラリア 172分/1日
④エストニア 169分/1日
⑤スロベニア 166分/1日
では、悪い方(ワーストファイブ)はといいうと
22位 メキシコ 113分
23位 イタリー 110分
24位 ポルトガル 96分
25位 日本 62分
26位 韓国 45分
日本はドベ2で、韓国が最下位である。
ヴィシンスキーさんの話では、アメリカでは子どものときから家の仕事をやらされるそうで”You can't wacth TV until you finish choars.”と言われたそうだ。
子どものchoarsは、vacuming,dusting,yardwaork,laundryなどだそうだ。
今の日本の子どもたちはどうなっているのか皆目分からないが、私の子どもの頃は、子守りとか水汲みとか薪切りとか道路の掃除とかいろいろやったものである。
日本では昔は「亭主関白」という言葉とか「男子厨房に入らず」という言い方があり、私などは古い慣わしをいまだにひきずっている。
最近の若い夫婦は多分家事を分担しているのであろうが、それにしても62分とは低い数字である。
このニュースでも各国とも女性の方に負担がかかっていると指摘していた。
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家事が出来ない人間は男であろうと女であろうと人間失格とまでは言わないが人間として半人前、未熟、未成熟であろう。
炊事、洗濯、掃除をしない、できないと公言する人間は男女問わず一定数いるが、本来であれば恥ずかしいこと。よく自慢気に自慢話のように話せるものだと感心する。厚顔無恥とはよく言ったものだ。
だいたい炊事、洗濯、掃除といった家事を何一つ出来ない人間に限って、他人にはそれが当然に出来ることも要求する。不思議なものだ。一体何様のつもりなのだろうか?王様、神様にでもなったつもりなのだろうか?
仕事が忙しい、時間がない、そんなことは言い訳にならない。限られた時間の中で仕事も家事も趣味もこなすのが成熟した一人前の大人というものだ。
投稿: 森田先生仕事と家事の両立は当然の責務 | 2018年11月11日 (日) 14時50分
今朝のNHKで某信託銀行の時期社長になる女性が家事を分担してやってきたのが良かったと言っていました。共働きの場合はそうでないといけませんね。
投稿: らら | 2014年3月24日 (月) 09時59分
私は「ニュースで英会話」を毎日パソコンで学習しているのでこの話題は知っていました。ただ調査対象の男性の母集団がどうなっているかは触れられていませんでした。というのは30歳から50歳までの男性であれば、男は働き盛りで、当然家事に費やす時間が少なくなります。定年後の男性であれば一般的には家事に費やす時間が多くなります。まず、
調査対象の母集団がどんな構成なのか気になりました。それはともかく日本では定年後の男性は「粗大
生ゴミ」と揶揄されるごとく年齢を問わず、家事労働は奥さん任せが一般で1時間程度が妥当かもしれません。
投稿: Toshi | 2014年3月24日 (月) 08時53分