初めての台北、行き当たりバッタリ旅行―⑦―
陽明山から剣譚駅へ戻り、11時55分発で北投行きで関渡宮へ向かった。北投で乗り換えなけらばならなかったが、結果的にはそれがよかったのだ。理由は北投までは座れたからである。乗り換えた淡水行きはものすごい混雑であったのだ。
ここでも親切な人が私に席を譲ってくれた。台湾は博愛の心がいきわたっていると感じた。
関渡駅で降りると、バスに乗り換えた。10分ぐらいで関渡宮に着いた。関渡宮はこれまでに見たことがないド派手な建物であった。カラフルな龍や鳳凰などの飾りが屋根に一杯ついていた。また、壁面の彫刻も精巧に作られていて見事である。
お金を印刷したお供えや花をちぎったお供えやジュースやお菓子などをいっぱい供えていた。またお賽銭も箱の中は100元紙幣で硬貨はなかった。お供えの金などは寺で売っていた。それを買って備えるのだ。お寺のビジネスである。線香も寺で買ってそれを持ってお参りをするのだ。
ところどころで半月形の木を2つ持って地面に投げつけていた。占いの1種でよい占いが出るまで続けるものだという。お坊さんに頼んで投げてもらっている人もいた。
この寺は4階建てぐらいの大きな建物で、2階からの眺めが素晴らしい。その他に古仏洞といういろいろな仏像が安置されている洞と財神洞という財運の神様の洞がある。関渡宮へくる一番の目的は財運を授かることだそうだ。中国人や台湾人は財運を大事にすることがよく分かる。
関渡宮については、次のURLに詳しい。
http://www.geocities.jp/cdj33980/travel/taiwan/guandugongtp.html
関渡宮の近くに大きな小吃店が集まった場所があった。そこで娘が蚵仔煎というものを買った。その辺の売り物らしく台湾人も買っていた。一口食べたが味はよかった。同じテーブルに台湾人の老夫婦が座って少し話をした。ご主人はipadを持って操作していた。中国語で話たがアクセントが聞き取れなかった。ティッシュを買ってと物売りがきたとき、娘は取り合わなかったが、奥さんは買ってやっていた。
それから歩いて行くと、川を渡ったところで、イベントをやっていた。食べ物を売る店が主で200mぐらい並んでいた。それを見ながら歩き、ある店で日本の菓子に似たものをいろいろ山のように積んで売っている店があった。半斤100元で量り売りであった。そこで150元分買った。後で考えたら計るとき、客の目の届かないところでやっていたので少し誤魔化されたようだ。13時55分ぐらいになっていた。
関渡を観て次は龍山寺へ行った。龍山寺駅で降りると、広場があり、大勢の高齢男性が集まってあちらこちらで何やらやっていた。賭け事なのか何なのかはわからなかった。娘は「介護代わりでいいね」と言っていた。
屋根は装飾がのっかっていたが、龍山寺は規模は小さい寺だ。それでもひっきりなしに参詣客が来て大賑わいであった。お供物を売るところ、それを置く場所が大きく作られていた。関渡宮と違うのは、お経を広げて読んでいることであった。南無・・・という文句が10余り書いてあるところを声を出して唱えていた。
それから少し街を歩いて駅に戻った。
●関渡宮
●お供えー捧げているのは印刷したお金
●お寺2階からの眺め
※写真はまだあります。「続きを読む」をクリックしてください。
●龍山寺前にたむろする高齢男性
●龍山寺
●お経をあげる人
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