初めての台北、行き当たりバッタリ旅行―⑤―
淡水に戻るとすっかり暗くなっていたが、街や海岸沿いは行きかう人で溢れていた。人の間を縫って海岸通りを歩いた。海辺で花火を上げている人がいた。上海では爆竹や花火を絶え間なくやっていたのに珍しいことだ。
店を覗きながら歩いていると、今川焼(太鼓焼き)を売っている店があり、焼いたものを山のように積んでいて客が次々に買っていた。私は今川焼が好きなので1個10元(35円ぐらい)で3個買った。日本のと違って皮が白っぽくてパリッとしていた。驚いたのはバリを取ってないことだ。餡は日本の餡に似た味で甘みはやや薄かった。
イカ揚げを売る店がたくさんあった。娘がイカの揚げた物を買いたいと言ったがその時はやめた。
淡水を見た後その日は関渡へは行かず「士林夜市」へ行くことにした。士林夜市は士林駅で降りるのかと思ったら、剣譚(ジエンタン)で降りるのだと婿が言った。
剣譚駅で降りると、広い交差点を渡った。警察官が出て整理をしていた。有名な夜市なので大変な人出であった。人にぶつかりながら歩いて行ったが、なかなか店を覗けないぐらいであった。
婿は前に来たことがあり、近道を通って美食街へと行った。美食街は地下にあり、大変広い場所にいろいろな食べ物を提供する店があった。食べるときの簡単なテーブルがあり、そこは空席がないほどであった。イオンにあるファストフード広場のようだが規模が大きかった。
ある店でテーブルが空いたのでそこに座った。人いきれと声や音、そしてこういう店独特の臭いで溢れたいた。どうにも食欲が湧かなかった。
ビーフンやスープなど小吃を取ったが私は殆ど食べなかった。婿はラーメンを食べた。食べたものは全部で220元と台湾ビールの350ml缶が1個30元であった。
士林夜市では銅鑼焼きも売っていた。珍しいと思ったが今川焼を食べたので買わなかった。
果物屋もたくさんあって、試食を勧めていたが、誰ももらおうとはしなかった。試食をすると買わされるからであろうかと思ったが定かではない。
第一夜は10時半ごろに就寝した。
●淡水 海岸通りから見る
●今川焼
●士林 交差点を渡る
●士林夜市の賑わい
●士林夜市の果物屋
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