初めての台北、行き当たりバッタリ旅行―⑧―
龍山寺を見たあと、台北駅へ行った。龍山寺駅から二つ目である。16時半ごろ台北駅に着いて、驚いたのはその規模の大きさであった。東京駅に匹敵するくらいであった。しかも、東京駅と違うのは、中央に大きなスクエアがあり、広場になっていて、その周りにレストランを中心とした商店が並んでいた。それが2階、3階にもあるのだ。その他にも地下街があるようだ。
広場には、若い人たちがそこここに座って談笑したり、何かを食べたりしていた。日本でかつて見られた地べたリアンみたいなものだ。周りのレストランはなかなか洒落たものもあった。私たちはコーヒーを飲むためにMr.Brownに入った。
そこで関渡で買った煎餅を食べてコーヒーを飲んだ。夕食を食べるなら駅のレストランでもよいと思ったが、娘が永康街へ行きたいと言ったので捷運で東門駅まで行った。最初、小龍包の有名店に行ったが休みであった。暗い裏通りに入り歩いていると人が5,6人外で待っている食堂のような店があった。
店の前に「台湾の料理コンクールで優勝した店」と書いたものが掲げてあった。それでその店に入ることにした。「大来小館―台湾料理海鮮小吃」という店であった。
中も普通の食堂で部屋が4つあり満席であった。私たちは3人なので隅っこに案内された。何がよいか分からないのでお勧めを尋ねた。おすすめ料理のメニューを持って来てくれたので尋ねながら決めた。
コンクールで一位を取っただけあって味はよかった。サッポロビールと台湾ビールを飲みながら食べた。3人で800元ぐらいだった。
店を出て通りの方に歩いて行くと小龍包のレストランがあったが、行列ができているので諦めた。そしてその店の前の飲み物屋に入った。娘が台湾名物のかき氷を2種類注文して、分け合って食べた。
とても舌触りのよい山盛りのかき氷に、金時豆と餡子が載せてあるのとマンゴーがトッピングしてあるのであったが、その量はとても一人で食べられるものではなかった。2カップを3人でも多すぎるぐらいであった。
19時40分東門駅発の電車で士林夜市へ行った。前日の夜に続いて、士林は2度目であった。今度は前夜歩かなかったところから歩いた。台湾の菓子を売っている店でお土産を買った。
●台北駅スクエア
●地べたリアン
●美味しい店
●店を紹介した記事
次にカバン店へ行き婿は旅行で買った物を入れる大きなバッグを買った。私はTシャツを売っている店を覗いて息子の土産にTシャツをかった。春節2日でマーケットは大変な人出であった。
ゆっくりと見て回った後、昨夜行った美食街へ行った。そこで淡水に行ったとき食べなかったイカの揚げ物を買って食べた。丸かじりだと思っていたら、食べやすく小さく切ってくれた。
娘と婿は「餅包小餅」という小吃を食べたいと言って買った。老士林という店で客が並んでいた。春巻きの皮に別に用意してある物をまいて叩くのだ。写真を見て欲しい。脂っこいものらしいが私は食べなかった。
若いときならきっとこういう場所で食べたであろうが、この歳になると警戒感が先になって食べる気がしなかった。
士林夜市を見て歩いて、捷運に乗り中山国小駅に戻り、ホテルへ向かった。途中コンビニがあったので覗いた。
ホテルに帰るとかなり遅い時間になっていた。床についたのは10時半ごろであった。
その夜娘は嘔吐したと言った。私は皮蛋がいけなかったのだろうと言ったが、娘は夜市で食べた「餅包小餅」がいけなかったかもしれないと言った。幸い百草丸を飲んですぐに治ってしまった。次の朝食は普通に食べることができた。
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