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2014年2月10日 (月)

初めての台北、行き当たりバッタリの旅行―⑥―

 2日目はいつものように4時45分ごろに目が覚めた。洗顔、シャワー、排便などを済ませた。

 インペリアル・タイペイ(華国大飯店)は、外見やロビーは大したことはないが、部屋や設備はよい。日本式にシャワートイレもありいいのだが、尻を拭いた紙は別のところに捨てるもののようだ。理由は分からないがガイドブックに書いてあり、そのようにした。

 よかったのはビュッフェスタイルの朝食で、これまで泊ったホテルの中で一番食べ物の種類が多かったように思う。中華はもちろん、西洋、日本、韓国などがあり、日本食では丸焼きの芋まであってとても甘かった。

 関東煮というのもあったが、これは似て非なるもので、トウモロコシの輪切り、白いはんぺんのようなものなどをスープで煮たものであった。ただ、正月料理のたつくりと黒豆があり、どちらもとてもおいしかった。日本風の餅米を入れた炊きご飯があったが堅かった。

 現地のヨーグルトの他にヤクルトもあった。果物もスターフルーツやナツメやミカン類もあり、春見のようなミカンがよかった。7時半から8時10分までゆっくりと食事をした。結果的にたくさん食べることになり、昼飯は食べる必要がなかった。

 朝食の後、2日目は先ず、陽明山へ桜を見に行くことになった。駅まで歩いて行くとき、信号が青なので渡っていたら、バイクが平気で右折したのでびっくりした。日本では考えられないことだ。現地ガイドがバイクには注意するようにと言っていたことを思い出した。それにしても道端のバイクが整然と駐車しているのは解せなかった。

 士林駅まで行き、バスに乗り換えるとよいとガイドブックに書いてあった。交差点にボランティアのような人がいたので、バス乗り場を尋ねたら親切に教えてくれた。ところがバスの始発は剣譚駅であったので士林では満パイであった。でも、親切な人が席を譲ってくれた。

 陽明山までは登り道である。陽明山近くになると、公園があり濃いピンクの花がたくさん咲いていた。桜であった。後で分かったのだが、そこで一旦降りて桜を見ればよかったのだ。

 終点の陽明山バス停には8時50分ごろ着いた。降りるとき一般の人の3日券は追加料金が必要であったが、老人用は不要であった。娘たちは細かいのが少し足りなかったが、運転手はそれでいいと言ったそうだ。おおまかなものだ。

 バス停には各地からのバスガ来ていた。レストランや店やトイレもあった。行商の人がミカンを売っていたので、娘が4個買ったら50元であった。春見のような美味しいミカンであった。

 バス停からは歩いて行くのだ。みんなが行く方に行けばよいと思ったが、道が分かれていたので店の人に確認をした。どちらの道でも一緒になるが、右の道が車と会わないので良いと言った。その道は車道の下をくぐっていて歩道に出た。

 歩いて行くとまた分かれ道にきたが、案内板が立っていたので、それを見て行く方を決めて歩いて行った。道はところどころで分かれていた。案内板の地図を思い浮かべて上に登る方へ歩いた。結構息が切れた。

 やがて広場に出た。そこに老人がいて微笑みかけてきた。道を尋ねようと思ったら別の道に行ってしまった。歩いていると矢印の道しるべがあり急角度に曲がることが分かった。そちらの方へ行くと先ほどの老人がこちらに向かって歩いていた。すれ違うとまた微笑んでいた。

 また分かれ道があり、娘たちは上の方へ行った。私は公衆便所の方に行った。小便をしたあと、掃除をしていた女性に聞いたら、道が分かった。

 陽明山の道は分かれていてもどこかに通じるらしかった。10時半ごろに觀景亭という、望楼に到着した。娘たちも着いた。残念ながら遠くの市街地は煙ってはっきりとは見えなかった。

 ところどころに、濃いピンクの花を咲かせた桜の木があった。觀景亭を降りると桜の園があった。やっと桜が見られたとホッとした。

 他の方に行くと5kmほどあるので、折り返して帰ることにした。道々ところどころに椿やツツジや知らない花が咲いていた。サボテンのような木があり、何だろうと思ったら、先にシダのような大きな葉っぱが出ることが分かった。亜熱帯植物なのだろう。大きなススキの仲間もあった。

 バス停に戻ると、誰も並んでいないので、心配で試飲のお茶を配っている若い女性に聞いたら、そこでよいと言った。すぐにバスが来て一番に乗ることができた。11時50分ごろバスが出発した。

 帰路、窓外の景色を見ていたら、所々に幟が立っていた。見ると「花季ー1月29日~3月9日」と書いてあった。丁度花の季節に入ったばかりで、一番先に咲くのが桜のようであった。

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            ●出発点

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            ●急な登り    

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             ●遠くに市街地を望む

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               ●桜の園

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               ●桜

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              ●シダのような木 手前のは葉がまだない

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