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2014年1月 8日 (水)

不気味な大発会の株価急落、安倍首相の暴走

 年末に9日連騰で16000円台にのった東京株式市場の日経平均。安倍首相は歴代首相として初めて取引所に姿を現して、「アベノミクスは来年も買いだ」と得意げに宣言した。

 ところがである。6日の大発会では、一時は420円まで下げ、結局382円安という題急落であった。大発会で下げたのは2008年以来6年振りだ。

 翌日の7日も株価は不安定な値動きで、100円以上のマイナスもあった。安倍首相はアベノミクス第3の矢で景気はよくなると強気だが、4月の消費税増税が控えており、安閑とはしておられない状況である。

 どうやら午年の今年は、相場の格言「辰巳天井午尻下がり」が当りそうな気がする。日刊ゲンダイは、「庶民は庶民は身構えて生きる覚悟が必要」と大見出しをつけた。

 ロウソクの火は燃え尽きる前に一瞬だけ強い光を放つ。金融緩和や東京オリンピック決定で社会に明るい日差しが差し込んだように見えたが、それまでで、今年はお先真っ暗闇だというのだ。

 2014年は日本は歴史の大転換を迎えるのだと書いているが、「歴史の転換」という見方は私と同じである。ゲンダイは次のように書いている。

 「悪の主役は安倍首相だ。1強他弱の政治状況に勘違いし、昨年も特定秘密保護法や靖国参拝を強行している。5割近い支持率も心得違いに拍車をかけているらしい。」

 そして、自民党は衆議院の比例区では、得票率は27.6%でしかなかったと指摘する。小選挙区でも43%の得票率で237議席も獲得しているのだ。これは小選挙区のマジックで、小党乱立の結果漁夫の利を得ただけである。

 それなのにまるで全面的に支持されたかのようにやりたい放題で、ろくな審議もせずに特定秘密保護法を強行成立させ、国民を黙らせようとし、靖国参拝で日本を世界から孤立する方向に持ってくのだ。

 ゲンダイは、「周囲の声に耳を傾け、国民と対話しながら舵を取る。それがあるべき姿となるはずだが、安倍は違う。狂ったように暴走を始めている。」と指摘している。

 安倍首相は、年男の「午」だそうだ。「障害をひらりと乗り越えていく駿馬のように、ひるむことなく立ち向かっていく」と気炎を上げたそうだが、駿馬ではなく、荒馬のように見える。昨年の臨時国会以来、暴走を始めて、それを止められる人は自民党にも公明党にもいないようだ。

 年明けから不安定な株式市場は、見通しの暗い先行きを暗示するかのようだ。石破幹事長は民放で、集団的自衛権に触れた発言をした。安倍首相の悲願と言われるが国民にとってはとんでもない悪である。

 暴走をさせないように声を上げて行かなければとんでもないことになるであろう。

 

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コメント

 政府はインフレターゲットなのでとにかく物価を上げたい一心です。あの藤巻議員も日本はインフレになるから借金3億で海外資産を買ったのだと言ってました。年金頼りの者にはどうしようもありません。

投稿: らら | 2014年1月 8日 (水) 13時19分

年金生活者にとっては本来はデフレ大歓迎なのである。何故なら手持ちのお金の購買力が増えるので何もしなくても、金利がついているのと同じなのだ。ところがインフレになると手持ちの現金は確実に目減りするのである。安倍総理が企業に賃上げをと盛んに要請するのはそのことが背景にある。だとすれば賃上げどころか年金を減らされる年金生活者は踏んだり蹴ったりではないか。デフレは経済全体でみればよくないことは理解できても、インフレでマイナス影響をもろに受ける人達への配慮が少ないように思う。賃上げにしても、本当に賃上げが必要な零細企業に勤める人の給料は上がらないように思う。
現政権は何と言おうと強きを助け、弱きをくじく政権と言わざるを得ない。

投稿: Toshi | 2014年1月 8日 (水) 08時53分

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