フラッシュモブを初めて知る―特定秘密保護法反対でも使われた
14日の朝日新聞一面に写真入りで、「ふらっと さっと 秘密法反対」という記事があった。読んでみると新しいタイプの抗議行動であることがわかった。
リードには次のように書いてあった。
「街頭にふらりと何人かで現れ、短いパフォーマンスをして去るフラッシュモブ(一瞬の群衆)。この手で特定秘密保護法の廃止を訴える人たちが、13日名古屋の繁華街に現れた。」
現れたのは名古屋の大須商店街で、午後1時半ごろだったそうだ。10人ほどが三々五々と集まり、「ヒミツホウ やばい」と書いた紙を胸の辺りに掲げて、1分ほどで立ち去ったという。
http://www.asahi.com/articles/ASG1F51ZBG1FOIPE00F.html
このような行動をフラッシュモブということを初めて知った。同紙によると、「フラッシュモブは2000年代に欧米で始まった。交流サイトなどで知り合った人たちが、ある時刻、ある場所に集まるよう打ち合わせる。街頭で演奏やダンスを突然始める。」というものだ。
フラッシュモブをいう手法を特定秘密保護法反対に取り入れたのは凄い。敬服する。これからも時々やってほしいと思う。
同じ13日には、大須観音でもフラッシュモブがあり、マイケルジャクソンに扮した男性が現れると群衆が250名も参加したという。
http://www.youtube.com/watch?v=tj4bn2qkqIU
朝日新聞が、特定秘密保護法反対の方を取り上げたのはよかった。褒めてあげたい。マイケルジャクソンのパフォーマンスにそういうメッセージがあればよいのだが、そちらは単なるお遊びである。
今年大事なのは特定秘密保護法の方である。成立したからと言って諦めず声を上げ続けることが大事だ。
東京では、24日に国会議事堂を囲む抗議行動を行われる。以下は、おけらさんのblogから転載。
[転送・転載歓迎]
1月24日の通常国会開会日に行われる「1・24 秘密保護法廃止!国会大包
囲」の呼びかけをご紹介します。この稀代の悪法を一刻も早く廃止に追い
込むための極めて重要なアクションとなります。嵐が過ぎ去ってはいない
ことを安倍首相らに見せつけましょう。この日は院内集会も行われます。
ぜひ広めてください。
なお、関連してこの超悪法の制定を主導した北村滋・内閣情報官に関する
情報をご紹介します。彼はなんと、政権1年間の安倍首相訪問回数がトッ
プだったそうです。いかに政権中枢に食い込んでいるかがわかります。今
後、彼の果たしている役割をより具体的に暴き出す作業が必要になるので
はないでしょうか。
●スクープレポート
特定秘密保護法案「官邸のアイヒマン(北村滋内閣情報官)」と呼ばれる男
本当の黒幕は公安の「妖怪」
(現代ビジネス:『週刊現代』2013年12月21日号掲載)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37830
[内閣官房:幹部紹介]内閣情報官 北村滋(経歴な
http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/kanbu/2011/kitamura.html
1位情報官、2位外務次官=政治家トップは菅氏-安倍首相の面会相手・政権1年
(2013年12月25日、
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013122500833
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コメント
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官僚支配を脱却できないのは政治家の勉強不足、経験不足なのでしょう。残念です。
投稿: らら | 2014年1月15日 (水) 18時01分
北村滋内閣情報官なる人物のことも初めて知りましたし、週刊現代の記事も読みごたえのあるいい内容でした。キャリア官僚たちの狙いは強力な自民党政権が存在する間に彼らの懸案であった政策をどんどん実現させることだと思います。それが真に国民の幸福につながればいいのですが、官僚の既得権益を守ることが第一であれば、何おかいわんやです。キャリア官僚の頭脳のレベルは高いし、専門分野の経験、知識では国会議員はとても太刀打ちできないのが現状です。強力な官僚支配国家に先祖帰りすることが今年はよりはっきりする年だと思います。
投稿: Toshi | 2014年1月15日 (水) 17時26分