正月から行列のレストランに驚く
昭和郵便局に年賀葉書を買いに行った。そのとき、道路にガードマンが「最後尾はこちら」と書いたプラカードを持って立っていた。いつも市大病院の車が並ぶときと同じなのでてっきり市大病院へ行く車だと思った。
それにしても新年早々市大病院がやっている訳がないから、おかしいと思ってよく見たら、郵便局の隣にある有名なうどんレストランへ行く車であった。駐車場は満杯で、自転車もたくさん停まっていた。ガードマンも4人ぐらいいた。
郵便局から戻るとき、車の列はさらに伸びて最後尾はずっと後ろになっていた。いったいどのくらいの待ち時間だろうかと他人事ながら気になった。
このうどん屋は有名なのだが正月早々うどんでもあるまいにと思った。そう言えば道の反対側にあるステーキレストランも結構車が入っていた。
我が家では正月3が日は、お節料理を中心に、日替わりで2品ぐらいを調理して食べる。
娘に車の行列の話したら、「この頃はおせち料理を作らない家も多いのよ。それに家族で一緒に食べる家も少なくなっている」と言った。私は「そう言えば”個食”というのが増えているみたいだね」と言った。
娘の話では、正月からカレーなどを作る家庭もあるのだとか。和食文化はスーパーやデパートの既製品にとってかわられ、さらにお節を食べなくなった人が増えているのか。
お節料理を作らなくてレストランへ行くのか、腹がもたれるからうどんを食べに行くのか、その謎を知りたいと思った。マクノナルドの店の前を通ったら、若い人たちがいっぱい入っていた。
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個食、孤食?という言葉に象徴されるように家族で食事を共にする家庭が減っているというのは残念です。お節料理も省略ということでは淋しい限りです。
投稿: らら | 2014年1月 4日 (土) 09時42分
お節料理ははるか昔からの日本の伝統的な正月料理である。夫々の食材は家族や子孫の繁栄を願う意味がこめられていて大変興味深い。昨今、お節料理は面倒だし、子供があまり喜ばないから作らないという家庭が増えているそうだ。うまい、まずいの次元ではなく、先祖代々日本人が受け継いできた食文化なのだ。夫々の料理の意味合いを子供たちに教えながら食すことは大切なことだと思う。これを手抜きして子供の求めるまま正月からカレーライスやハンバークを食べるのは如何なものかと思ってしまう。もっとも仮に私が独り暮らしの老人であったなら、お正月もコンビニ弁当で済ませるかもしれない。
投稿: Toshi | 2014年1月 4日 (土) 08時36分