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2014年1月28日 (火)

電力各社が甘利経済再生相のパーティ券購入―朝日のスクープ

 1月27日の朝日新聞トップ記事は、「甘利経済再生相のパーティ券を電力9社が水面下で購入」というものであった。

 甘利経済再生相が安倍内閣の先頭にたって原発再稼働を進めている理由がはっきりした。小泉元首相が原発反対を唱えたとき、「殿ご乱心」言ったが、原発推進に影響が出るのを恐れてのことであろう。

 東京電力では、総務部長が議員の貢献度の査定をしパーティ券購入を決めていたそうだが、甘利氏の評価は最も高いものであったという。それほど期待をされている訳だ。

 ところで問題なのは、甘利経済再生相のパーティ券を電力各社が分担をして1社は20万円以下に抑えていたことである。

 どうしてそういう談合をしていたのかというと、政治資金規正法でパーティ券を買った者や献金をした者の氏名を収支報告書に記載を義務付けているが、20万円以下の場合は記載しなくてもよいという抜け道があり、それを使った訳だ。

 電力会社のパーティ券購入は甘利氏だけではないから、相当額の支出をしていることになる。しかし、それが表面に出ないように額を抑えているのだ。国会議員のパーティ券はトップシークレットだという。

 甘利氏だけでも年に2~3回以上のパーティ券を購入してもらっているというから毎年数百万円にもなるとみられる。

 電力会社が政治家のパーティ券を購入する場合、電気料金を原資にしているという。電力料金は様々な経費を料金に算入して決められるが、結局我々消費者に跳ね返ってくるのである。

 原発が再稼働しないから電力料金を上げざるを得ないと言って値上げをしているが、政治家に献金する分までも負担させられてはかなわない。しかも、見つからないように抜け道を使っていたとなると腹の虫が収まらない。

 自民党が政権に復帰していわゆる「族議員」が復活したと言われるが、今回のケースもその一つである。利権構造はまた元に戻ってさらにひどくなったようである。

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原子力発電・再生可能エネルギー」カテゴリの記事

コメント

 日本はデモさえ起こりません。おとなしい国です。

投稿: らら | 2014年1月28日 (火) 15時44分

私の英会話の先生は旧ソ連圏の某国出身の女性である。先日の話題の中でロシアが今回、ソチ五輪を開催するに当たり、膨大な建設需要が発生し、その一部が賄賂になって建設業者からプーチン政権に流れ込んだのは常識的なことで、テロはそうした政権への反発もある?とのこと。今、ウクライナで親ロシア派と親EU派の緊張が高まっているが、これも政権側の賄賂の問題が背景にあるとのこと。(私の聴き取り能力は不完全ですが、)政権と賄賂は世界の常識?のようだ。日本はそれ程ひどくはないと信じているが、利権構造は日本も同じなのだ。原発もご承知のようにこれまでは巨大な利権であったのだ。

投稿: Toshi | 2014年1月28日 (火) 08時34分

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