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2013年12月 7日 (土)

強行採決しながら、審議を尽くしたと嘯く石破自民幹事長

 特別秘密保護法案は5日の参議院特別委員会で強行可決されて本会議に上程された。そして自民・公明の賛成で可決、成立した。

 衆議院ですら十分に審議をされず、参議院ではその半分の22時間という時間で強行採決をしたのだが、自民党石破幹事長は、十分な審議がなされたと判断したと言った。それがいい加減なものであることは誰の目にも明らかであるが、自民・公明は数を頼んで強行したのである。

 公明党が如何に情けなく、自民党の尻にくっついているだけだということがマスコミからも指摘されている。以前に書いたように、もし公明党に良心と良識があればブレーキを掛けることができたはずである。それをあろうことか自民と一緒に天下の悪法をごり押しで通そうとしているのだ。

 4日には「保全監視委員会」を設置すると言い、さらに「情報保全諮問会議」「独立公文書管理監」を設置すると表明した。これらを持って第三者機関であるとしたが、それはとても第三者機関といえるものではない。

 保全監視委員会は内閣官房の下に置かれ、メンバーは身内の官僚ばかりである。政府と一体の組織なのだ。独立公文書管理監も聞こえはよいが、政府内に置かれ、特定秘密の解除を指導できる権限はない。政府の外に置かれる諮問会議も指定件数の報告を受ける程度の名目だけの機関といわれる。

 参議院特別委員会の強行採決の前に、追加して「情報保全監察室」を内閣府に設けるとしたが、これも政府内に置かれる機関で、しかも、他の機関との関係もはっきりしていない。

 安倍政権が強引にやろうとしている特別秘密保護法は、実にいい加減なものであり、官僚の恣意的な判断でどうにでもなるという危険性は残ったままである。

 特別委員会への首相の出席回数は衆参1回ずつでわずか4時間余だという。5日の荒れた採決の夜も安倍首相は焼き肉店での女性秘書官歓迎会に出たというのだ。国会もなめられたものである。

 雑な審議で、矛盾が次々と出てきているのに、石破幹事長は審議を尽くしたと平然と言っているこの傲慢さ、横暴さにはあきれるばかりである。

 2013年12月6日は、日本の歴史を偏向させた日として、将来の良識ある歴史家から記述されるであろう。自民党では、強行採決してもすぐ忘れられるから心配ないといわれたそうだが、この法律が成立した日は絶対に忘れてはならない、屈辱の日である。

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政治・経済」カテゴリの記事

コメント

 自民も公明も選挙公約には書いてなかったことを急に持ち出して強引に通したのです。公約に書いてあれば違った選挙結果になっていたかもしれません。

 3年後になるかもしれませんが、この横暴なやり方に鉄槌を食わせなければなりませんね。

一致団結、金太郎飴、佃煮にしたいほど沢山いる与党議員から、今回の法案採決に際して、造反者が一人も出なかったことに私は驚きとともに恐ろしさを感じてしまうのである。造反と失言で自滅してまい政権を明け渡してしまったことに心底、懲りたのか、昨今の自民党内の情報統制は水も漏らさぬものである。こんな金太郎飴で保身第一の議員ばかりなら、全く必要ないので議員定数の大幅削減をぜひとも実践してもらいたい。自民党をぶっ壊すと言った小泉元首相がとても懐かしく思えてくる。今はぶっ壊れるどころか、止まるところを知らぬ勢いである。これもそれもすべて国民が選挙で与えた結果である。

 この法案の内容の危険性はもちろんだが、この法案を数の横暴で強引に成立させたやり方に大きな恐怖を感じる。
 福島の公聴会で7人の発言者全員が反対を表明しているのに、一顧だにしない。多くの国民や各界の知識人、学者などが疑問の声や反対の声明を出しているのに、無視し続ける。
 公明党の山口代表は「漠然たる懸念」と言っているが、漠然たる懸念ではない。多くの具体的な懸念が出されているのである。これが理解できないようではブレーキ役がつとまるはずがない。これでは下駄の雪と言われても仕方があるまい。
 国民無視の数による独裁的な政治は、いつか国民によって審判を下されると思う。

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