« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »

2013年12月

2013年12月31日 (火)

私家版2013年の国内10大ニュース

 2013年も大晦日となった。いつも思うのだが、この間正月をやったばかりなのにもう次の正月が来るのかという感じがする。光陰矢の如しとはよく言ったものである。

 今年もいろいろなことがあった。

 私が選ぶ10大ニュースのトップは、何と言っても、特定秘密保護法成立である。前にも書いたように、2013年は戦後日本史の転換点となるほどの出来事であった。

 ②消費税値上げ決定→来年ジワリときいて来るであろう。

 ③自民・公明が参議院で過半数→すべてはここから始まった。決断の政治といいながら、やりたい放題を許した。

 ④TPP交渉参加→これも国民生活に大影響を与えるであろう。

 ⑤安倍首相の靖国神社参拝→アメリカ、ロシア、EUからも懐疑の目で見られ日本の右傾化が指摘された。

 ⑥東京オリンピック開催決定

 ⑦富士山と和食の世界文化遺産認定

 ⑧仲井真知事の辺野古埋め立て容認

 ⑨福島原発汚染水漏れと対策のほころび→それにも拘らず政府は原子力推進を明確にした。

 ⑩猪瀬都知事辞任→434票の有頂天から自ら招いた見事な墜落。

 ちなみに、読売新聞が読者から募集した国内10大ニュースは次の通りである。

 ①東京オリンピック開催決定

 ②富士山の世界文化遺産決定

 ③自民党・公明党が参議院で過半数、ねじれ解消

 ④楽天プロ野球で日本一

 ⑤長島茂雄氏と松井秀喜氏国民栄誉賞

 ⑥伊豆大島で土石流大災害

 ⑦消費税率8%値上げ決定

 ⑧楽天田中投手連勝新記録

 ⑨安倍首相TPP交渉参加表明

 ⑩ホテルなどの食品偽装発覚

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月30日 (月)

こ「の国は破綻の前夜」と書く日刊ゲンダイ

 26日の日刊ゲンダイは「この国は破綻の前夜という見出しで、次のようなリードを付けている。

 「お金をジャブジャブ刷って株高にして踊り狂っている一部の人々をよそに、震災地の復興は進まず、庶民生活は殺人と詐欺に荒廃し来年の大増税に怯えている。」
 大見出しは、「安倍予算40万円の負担増、家計直撃」である。
 確かに日経平均は16000円台に乗った。富裕層や企業はアベノミクスのお蔭だと喜んでいるに違いない。しかし、95兆8823億円という市場最大の来年度予算は、公共事業費が12.9%増えて6兆円、防衛費も安倍首相の希望で2.8%増の4.9兆円となった。一方復興予算は、今年殿4.4兆円から3.6兆円に減らす。
 
 歳入は、消費税などの増税で50兆円以上を見込む。しかし、家計から吸い上げた増税分は企業の復興税負担廃止や企業減税などで使われて、家計は日刊ゲンダイが書くように40万円もの負担増となるのだ。
 この予算を巡って自民党内には族議員が復活し、規律なき大盤ふるまいの予算となったと朝日新聞は書く。国の借金は1000兆円を超し、国民一人当たり800万円となった。それは将
来へのツケとなるのだ。
 
 日刊ゲンダイは、「巷では凄惨な殺人やお年寄りを狙い撃ちにするような詐欺事件が横行している。社会は間違いなく荒んでいるのだ」と書いている。
 そしてこうした格差をさらに拡大させようというのが、4月からの増税を中心とした税制改正であり、閣議決定した来年度予算案だと指摘する。
 日刊ゲンダイは、「庶民からむしり取った税金を、自民党を支える建設業者へばらまき、軍事国家へまい進するのが安倍の方針なのである。これほど庶民をバカにした話はないが、これぞ安倍の本性だ。国民生活よりも大企業や一部のエスタブリッシュメントを大事にし、チヤホヤされたいわけだ。」と書いている。
 
 本当に、大多数の国民に犠牲をおしつけ、大企業を優先すればやがてはおこぼれが滴りおちるという「トリクルダウン」の魔術で国民の眼を誤魔化そうをしているのである。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月29日 (日)

予想通りの仲井真知事の辺野古埋め立て承認

 仲井真沖縄県知事が辺野古埋め立てを承認したことに驚きはなかった。私の予想通りであったからだ。

 知事は安倍総理と面会して回答を得た際、「驚くべき内容」と感激の言葉を口にした。それをみて「ああ、筋書き通りなんだな」と思った。

 仲井真知事はもともとは辺野古移転容認派であったのが、前回の選挙で「反対」に変えたのである。それは再選を果たすための戦略であったと思われる。

 反対派の沖縄県民は、知事を選挙公約違反だと責め、裏切られたと言っている。それに対し知事は公約違反ではないと開き直った。知事が驚くべきと指摘した「普天間基地の5年以内の運用停止」があるからだという理由だ。さらに県外移転を捨てた訳ではないと屁理屈をつけている。

 公約違反を問われて「公約を変えたつもりはない。どう説明すると言われても、変えていないから説明する理由がない」とシラを切ったのだ。

 朝日新聞は、「埋め立て承認と県外への機能移転を並列に説明すれば、仲井真氏は公約を守れ、政府は辺野古移転にお墨付きを得る―。」という仲井真知事と首相の二人三脚だと指摘する。

 政治家は平気でウソをつく。それはこれまでも何度も見て来た。ウソを平然とつけるようでないと政治家は務まらないと思うくらいだ。そういう点では前都知事の猪瀬氏もアマチュアではなかったと言える。

 今回の仲井真知事の決定を沖縄県民はどう受け止めたのだろうか。知事公邸は数百の抗議の人々で埋め尽くされた。県民集会の檀上で辺野古移転反対を叫んだ知事の裏切りに圧倒的多数の県民が怒りを燃やすことが必要だ。

 さしあたって来年1月12日に告示される名護市長選挙でどういう結果が出るかが焦点である。予想される稲嶺現町長を再選する力に反映させることを望む。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月28日 (土)

自己中の安倍首相の靖国参拝

 安倍首相がついに靖国神社参拝を敢行した。第一次安倍政権のときには参拝しなかったのが”痛恨の極み”と言っていたので、今回は心中で快哉を叫んでいるであろう。

 しかし、一国の首相は国全体に責任を持ち国政を進めなければならない。その立場にある人が、自分だけの信念を通して、ひとりよがりの行動するというのは首相失格である。

 安倍首相は、「国のために戦死した兵士のために参るのは、世界共通のリーダーの務め」だと記者会見で言っていた。しかし、靖国神社は世界でも特殊な存在である。アメリカやフランスなどの無名戦士の墓地などとは違うのだ。戦争に否応なく召集されて、英霊という言い方で靖国に祀られるというものであった。しかも、靖国神社にはA級戦犯が合祀されている。

 安倍首相は、極東軍事裁判は勝者の裁判だから一方的なものだといい、橋下大阪市長や河村名古屋市長も同じ立場である。戦争犯罪人というレッテルは戦勝国が勝手に貼ったものだという。

 しかしA級戦犯たちがあの忌まわしい戦争を始めて、中国、韓国、東南アジアなどの諸国を侵略したのは事実なのだ。だから中国や韓国は怒っているのである。これがもし逆だったら・・・という想像力すら持ち合わせていないのだろうか。

 経済的にも関係が深く、日本に一番近い隣国と歴史認識でいつまでももめるというのは情けない話である。

 さすがに今回はアメリカもしびれを切らして批判をした。事前にアメリカは中国や韓国との関係を修復する努力を促していた。靖国参拝についても、しないように示唆していたと言われる。それを無視したので、アメリカ政府は「失望した」と言った。

 ウオールストリートジャーナルは、安倍首相が国粋主義に傾きつつあると指摘した。また、イギリスの新聞も右傾化を強めたと批判している。

 私は、「中韓を刺激し、反発する姿を国民に見せ、国防や安全保障に関心を高めさせる布石ではないか」という「戦争と平和資料館ピースあいち」の野間美喜子館長の指摘に全く同感である。

 首相の参拝によって、中国や韓国が激しく反応することは間違いないから、それを見越しての行動であり、反発を理由にして、集団的自衛権、さらには憲法9条の廃止、国防軍の設置へと向かおうということなのである。

 赤沢史郎立命館大学名誉教授も「対外的な緊張を高めることで国民の支持を集めようという姿勢だと思うが、それでは外交はつまずく」と、野間さんと同じことを指摘している。

 対外的な緊張を高めることによって、国民の目をそらそうという手法は、どこの国の為政者もとる手段である。現に北朝鮮や中国でも顕著に行われている。

 安倍首相の靖国神社参拝は、国家安全保障会議設立、武器輸出3原則の見直し、特定秘密保護法成立を受けて、つぎなるターゲットである集団的自衛権確立、憲法改悪、国防軍設置という道筋の中の一つであることを銘記すべきである。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2013年12月27日 (金)

勝手に入り込んで情報を収集する中国の百度(Baidu)IME

 10日ぐらい前から、Gmaiを見ようとする度に「Google Chromが古いので、アップデートをして下さい」というメッセージが出るようになった。うるさいのでアップデートをすることにした。


 するとGoogle ChromはPCの下にあるタスクバーの中に入り込んだ。そして私のblogを書く画面の字の表示が小さくなった。その他にも立ち上げるホームページの表示が小さくなってしまった。

 もう一つもっともおかしいと感じたのは、IMEが変わってしまったことであった。それまではMicrosoftのIMEを使っていたのだが、いつのまにやら消えてしまい、おかしなIMEに変っていた。

 日本語使用を意味する「あ」の文字や英数の「A」の文字がいがんでいるし、隣にハサミの絵があるのだ。昨日調べてみたらIMEが「Baidu]であることが分かった。でも、Googleが勝手に変えたのだろうぐらいにしか思わなかった。

 26日の朝のNHKおはよう日本で、「Baidu 日本語IMEがPCの情報を集めているから注意をするようにと言っていた。百度(Baidu)は中国の有名なインターネット検索サービスである。それがBaidu IMEによって暗証番号、パスワード、交信、検索など全ての情報を集めているというのだ。百度の本部もそれを認めたという。

 それでびっくりして先ほどBaidu IMEをアンイストールした。そのとき、入り込んだのは12月21日だと判明した。

 アンインストールの経過は次のようである。

 コントロールパネルで「プログラムのアンインストール」に行き、「Baidu IME」を探し、アンインストールにすると、女性のアニメが現れ、「今まで頑張りましたが、もう少し利用してみませんか」というメッセージが出た。

 アンインストールを選ぶと、アニメがうつむいた姿に変わり、「Baiduをアンインストールするとこれまでの学習履歴を他の日本語システムにインポートすることができません。。本当にアンインストールしますか」と一種の脅しをかけてきた。

 「はい」を選ぶと「今までお世話になりました。私の良くないところをどうぞご指摘下さい」という。無視すると、アンケートが現れ、どれか選べという。

○平仮名が打てないために全く使えない。

○入力モードはよく知らないうちに半角英数に切り替えてしまう。

○入力に際してフリーズして入力できなくなったり、入力された文字が消えたりする。

 これには答えず「アンインストール」を選んだ。すると、「学習情報と環境設定を保存しますか」と聞いてきた。「はい」にすると、裏で情報収集を続けるのだと危険を感じたので、保存せずにアンインストールをした。

 大変手間がかかるアンインストールであった。それでも本当にアンインストールできたか心配ではある。再起動するとIMEはMicrosoft IMEに変ったが。
  Baiduは携帯やスマホでも「Shimeji」で情報を集めているとNHKでは報じていた。だから微博も危険性があると思われる。
 
  それにしても、いつのまにか勝手にパソコンに入り込み、情報収集というスパイをしているとは、中国は恐ろしいと改めて感じた。

中国の検索大手「百度(バイドゥ)」が提供する日本語入力ソフト「Baidu IME」が、パソコンで入力したほぼ全ての文字情報を、利用者に無断で外部送信していたことがわかった。

百度がスマートフォン向けに提供している日本語入力ソフト「Simeji(シメジ)」も、情報送信を行っていた。パソコン固有のIDや、利用しているソフトの名前なども送信されていたという。NHKニュースが報じた。

 http://www.huffingtonpost.jp/2013/12/25/baidu-ime_n_4502142.html?utm_hp_ref=japan

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月26日 (木)

鍋料理のスープ

 寒くなって鍋料理が美味しい季節となった。我が家では鍋料理をよくする。昨夜も鍋料理を食べていて、ふと、鍋用のスープには値段がいろいろあるが、値段が高いと値段に比例して美味しいのだろうかと思った。

 鍋用のスープは安いのは158円、高いのは400円もする。我が家では、一番安い158円のものを使っている。メーカーは母の実家がある東海市のイチビキだ。

 マルサン味噌のスープは198円だが殆ど使ったことがない。3月になって安くなったときに買ったことはあるが、味に差はなかった。それより高いものは買わないので分からないのだが、我が家では安いので十分だと思っている。

 なぜかというと、鍋物はいろんな具を入れるので、具が出しとなり味を作ってくれるからだ。

 確かに、寄せ鍋スープ、キムチスープ、味噌スープ、塩麹スープなど顕著な味の違いはあるにはある。それにどんな具を入れるかで味ができていくのだ。

 鍋は、最後が一番味が濃厚である。その汁にうどんとかラーメンとか餅を入れたり、ご飯を入れたりする。

 私は、外国に個人旅行でいき、知り合いの外国人の家で泊めてもらうと、お礼に鍋料理をする。市場へ行って海鮮や野菜の材料を買い、味噌などを買って自分でスープを作るのだ。

 これまでの経験では、どこでも大変に好評であった。彼らは鍋物というものを知らないし、ましてやその味を知らない。それで鍋料理を食べていくうちに変化する味にも驚く。そして最後の方に味が濃厚になるスープを喜ぶ。

 鍋は優れた和食であると思う。第一、野菜や肉や魚介類やキノコなどをたくさん食べられ、栄養のバランスっも良いのだ。

 この頃では、一人暮らしが多いので、ひとり用の鍋、ひとり用の材料も売られているとテレビで紹介していた。

 ところで、鍋のスープだが値段が高いほど味がよくなるのであろうか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月25日 (水)

渡りに船とばかりに韓国軍に弾薬提供

安倍内閣は、内戦の危機がある南スーダンでの国連平和維持活動で、陸上自衛隊弾薬1万発を現地で活動する国連南スーダン派遣団を通じて、韓国軍に無償で譲渡した。


 安倍首相や小野寺防衛相らが首相公邸に集まり、国家安全保障会議を開いて決定したもので、私の推測では、同会議による初めての決定になるだろうと思われる。

 歴代内閣はこれまで、PKOでの国連への武器・弾薬の譲渡をしないとしてきた。今回の決定は、それを破るもので、武器輸出三原則の見直しの一環だと考えられる。

 日本が提供した弾丸がスーダンでの戦闘に使われ人を殺傷することになるのだ。菅官房長官は武器輸出三原則の例外的適用だとしているが、なし崩しになるきっかけになることは間違いない。

 さらにこうしたことが積極的平和主義にもとずく行動だとしている。安倍政権にとっては韓国軍からの弾薬提供依頼は、武器輸出3原則を改める格好の口実になったと言える。まさに渡りに船であったのだ。韓国では自衛隊からの弾薬受け入れについて「安倍政権を手助けする形になった」(東亜日報)という批判も上がっているという。

 韓国政府は、南スーダンの韓国軍の弾薬は不足していないと表明した。それではなぜ日本政府に弾薬提供をしてくれるように言ったのであろうか。この矛盾をどう見ればよいのであろう。

 いずれにせよ、弾薬1万発は23日に提供されたのである。これによって、この秋の臨時国会で成立した、国家安全保障会議、特定秘密法、武器輸出3原則見直しなどで敷かれたレールの上を走り出したことがわかる。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2013年12月24日 (火)

東京都都知事選のこと

 先日のサンデーモーニングで、コメンテーターのひとり、河野元衆議院議長が東京都都知事選について「知事選挙をするまでにせめて半年ぐらいの期間を欲しい。その間にいろいろな問題を出して有権者が候補者について考えるられるようにすべきだ」という趣旨のことを述べていた。

 
 それについて岸井コメンテーターも「50日で選挙は短すぎる。しかも、後出しジャンケンが有利などと言って立候補を遅くし、有権者が考える暇がない。また人気のある人をという選び方もよくない」という意味のことを話していた。

 猪瀬都知事が突然辞めることになって、各政党は辞めるのが早すぎて準備ができないなどとぼやいている。

 2月7日に予定される投票日まで50日ほどだが、各党が選ぼうとしている候補者は、7人ほど名前が上がっているがまだ誰が立候補するのかは定かではない。
 
 前回は石原元都知事の推薦で猪瀬氏が434万票もの大量得票で当選したが、たった1年で馬脚を現してしまった。猪瀬氏に関しては、つとに彼の人間性について批判的に見ている人もいたのだが、石原人気に乗っかって後継者ということで当選してしまった。
 
 その前に副知事をやっていたのだから、「政治家としてはアマチュアであった」という彼の言い分は通らないし、アマチュアなら知事選に出るべきではなかったのだ。

 彼はまた「傲慢であった部分もある」と言っていたが、彼を知る人たちは、猪瀬氏が若い時から傲慢であったと言っている。

 1000万の東京都有権者は、今度こそ候補者をよく調べて、しっかりと判断して、決して人気や知名度に頼ることなく、選んで欲しいと思う。

 私には選挙権がないのが残念であるが、東京都知事といえば河野氏が指摘していたようにちょっとした国に匹敵するのだ。いわば大統領みたいなものである。いい加減な思いで選んで欲しくないし、各党も立候補する人も責任をもって信頼に耐えうる人であってほいし。

 河野元衆議院議長が、「猪瀬知事を推薦し、支持した政党の責任も問われなければならない」と言っていたが、そのとおりである。

 世界に大恥をさらした猪瀬都知事とそれを推薦した政党、選んだ選挙民は、このような醜態を2度と繰り返してはならない。

 アーサー・ビナード氏が、「オリンピックを返上するべきだ」と言っていたが、そういう見方も世界にはあると思われる。

続きを読む "東京都都知事選のこと"

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2013年12月23日 (月)

iphone5cアプリ「Googlemap」に驚く

 iphone5cが発売されたとき、すぐに購入したことは既に書いた。それから3か月たった。iphoneの使い方にはかなり馴れたつもりであった。

 重宝しているのは、メールの一元管理である。私は、携帯のメールとgmailとケーブルのメールを主に使っているが、それをiphoneで時を選ばずチェックできるのである。

 その他便利なことについては、以前に書いたことがあると思うので、今回はGooglemapについて書く。

 先日来、初めての介護施設へボランティアで出かけることが何度かあった。また、買い物で初めてのとことへ行くとか、忘年会で初めての店に行くとか、いろいろあったが、その度にGooglemapを使って目的地を検索し、その指示に従って歩いて行き目的地に到達した。

 歩行の場合、地図に歩いた印が色で示され、さらに自分が歩いている地点をGPSで調べて青い点で示してくれる。本当に便利だと思っていた。

 そのことをCafe Vitaで話したら、加藤さんが「車で行くと声で知らせてくれるよ」と言った。車を選べることは知っていたが、まさか音声カーナビになっているとは知らず、一度も使ったことがなかった。

 昨日コーラスのIさんに、Googleマップは便利だと話したとき、Iさんは「声で案内してくれる?」と聞いたので、私は声は駄目だと言ったのであった。確かに歩くときは声では案内してくれない。

 そこで今日、車に乗って本当に声でナビをしてくれるのかを調べた。何と、見事に案内をしてくれたのだ。

 私の車のカーナビは7年前に15万円で買ったものである。それが古くなってしまったので新しいカーナビを買うかどうか迷っていた。今は2万円以下で買えるからだ。

 古いカーナビは、我が家を出発してもすぐには案内をしてくれない。ところがGooglemapは、すぐに声で「右へ曲がります」と案内してくれた。その案内も正確なので驚いた。

 現地へ着くと「左側です」と言った。古いナビは「目的地周辺です」というだけでどこかははっきりしない。Googlemapは地図上に赤い気球のようなもので表示されているから分かりやすい。

 目的地に着くと、その店の建物の写真が二枚も表示されたので驚いた。写真で確かめられるのだ。さらに電話をすることもできる。

 Googlemapには、ストリートビューもあるから、航空写真だけでなく、道や建物をいろんな角度から見ることもできる。

 これではカーナビは売れなくなるのではないかと思った。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月22日 (日)

認知症でも運転免許更新ができる不思議

 朝日新聞が、2日間にわたって、認知症ドライバー問題を取り上げた。認知症ドライバーは100万人と推定されているという。先日のNHKスペシャルで認知症800万人時代と大きく取り上げていた。厚生労働省研究班の推計では、65歳以上の高齢者の認知症の人は462万人に上るという。さらに軽度認知障害と呼ばれる予備軍も約400万人というから、800万人は誇張ではないのだ。

 新聞やテレビでは、ときどき高齢者がアクセルとブレーキを間違えてコンビニに突っ込んだとか、子どもをはねたとかの事故が報じられる。

 娘は私に車を運転するのはやめるようにとうるさく忠告する。そういうこともあって車は殆ど運転をしない。遠くの店に買い物に行くときぐらいである。そのときはスピードを出さないように法定速度を守って運転するようにしている。

 私の場合は、名古屋市内に住んでいて、敬老パスをもらっているので、市内の交通には不便を感じない。車を捨ててもよいのだが、何となく未練が残っている。

 田舎の場合は、買い物に行くのに車が必需品というところがあって車をやめるのは難しいという事情があるようだ。

 また、家族が認知症の人に車の運転をやめさせようとしても、本人が聞き入れないというケースも多いようである。

 私は1年前に高齢者講習を受けて、その時に認知機能も調べる予備検査があったが問題なく、運転免許を更新した。その時のことはblogにも書いた。

 私と同じグループで講習を受けた人の中に、認知症と見られる人が3人いた。その内1人はかなり認知症がひどい感じであった。講習には奥さんが付き添ってきていたが、自分で運転をしてきたのだと言っていた。私は地下鉄と自動車学校の無料送迎バスで行った。その人もそうすればよいのに、運転をしてきて、「いつも運転をしているから馴れている」とうそぶいていた。

 高齢者に義務付けられた講習で、認知機能テストやシュミレーションや実地運転でおかしいと判断されても、免許の更新はできるのだ。免許が取り消しや停止処分になるのは、

①第一分類(検査結果が最もよくない)の人が

②信号無視などの交通違反をする

③専門医に認知症と診断された

この3つの条件にあてはまる場合であるという。

 第一分類に判定された人は約17000人、交通事故を起こしたのは506件、だが実際に取り消されたのは106件に過ぎないそうだ。(2012年)

 警察庁では、「講習予備検査は認知症の診断をするのではないからその検査結果で免許を取り消すことはできない」と説明しているという。

 運転免許更新の講習予備検査で、認知症の疑いがあった場合、医師の診断を義務付け、免許の更新をできないように改めるべきだと思う。

 交通事故が起きてからでは遅いのだ。他人を死なせたり、傷つけたり、物を破損したりした場合、相手に苦痛や損害を与えることになる。そういうことがないように、事前に防ぐ手だてが必要である。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月21日 (土)

よかったNHK「和食千年の味のミステリー」

 12月15日にNHKで放映された「和食千年の味のミステリー」を録画で見た。大変よい番組で、和食の秘密の一つに触れることができた。

 この12月に、和食がユネスコの世界遺産の正式に登録された。これは大変喜ばしいことであった。和食はすでにかなり前から世界で歓迎されており、和食の店も5万店(記憶違いかもしれないが)を超えるとテレビで報じていた。外国での経営者は外国人がほとんどだそうだ。

 中には和食というだけで、勝手にいろいろと料理を作って、本来の和食から遠いものまでたくさんあるようだ。それで外国人料理人による和食のコンクールが企画され、シンガポールの中国系の人が優勝したと報じられた。

 世界でもますます注目されている「和食」だが、その味の秘密の一つが日本だけに存在してきたカビにあるという。そのカビの学名は、「アスペルギス・オリゼ」というのだ。

 このカビをもとに、日本酒、みそ、しょうゆ、みりんなどが作られてきたのだという。もちろん、昆布、鰹、煮干し、シイタケなどの出しも和食の味を作っているのだが、その味をきめるのが、みそ、しょうゆ、みりんなどである。

 自然界には、なんと何億種類ものカビが漂っており、気づかぬだけで私たちのまわりにはうようよと浮遊しているらしい。

 その中からたった一つのアスペルギルス・オリゼというカビを作り出し、それを今に伝えてきているというのである。

 アスペルギス・オリゼというカビは元々は存在しなかったらしい。まったくDZA配列が同じアスペルギルス・ブラギスというカビがあったのだが、そのカビは毒素をだすDNAを持っている。その毒素の少ないのを選んでいるうちに突然変異があり、オリゼができたようだ。

 日本人は1000年も前からこのオリゼという米麹を大事に育てて使ってきたそうだ。オリゼは木材を燃料にしてきたことと深く関係している。木を燃やしてできた灰をご飯の上にまぶしておくと空中からただ一つのカビが付着する。それは灰がアルカリだからだという。そうやって酒に適したカビを選り分けたらしい。

 長年の経験で灰は椿を燃やした物が一番良いと分かり、京都の味噌屋や酒屋ではその灰を使っているところがあると言っていた。

 種麹を専門に作るのは鎌倉時代からあったそうで、そうやって全国に散らばって行ったのだそうだ。

 京都にある「種麹もやし」という老舗では、代々伝えられてきた古いカビを大事にして、種麹の力を保っていると言っていた。それは一子相伝なのだそうだ。

 オリゼは、初め日本酒に使われ、室町時代に大豆に使って味噌を醸造したのだと言われる。

 カビをこれほど巧みに使う民族は他にはないという。和食では昆布とかカツオ節などでもカビを巧みに使っている。和食は世界に誇れる貴重な文化遺産であることを改めて考えさせられた番組であった。

 松たか子さんのナレーションもよかった。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年12月20日 (金)

白目が真っ赤に出血!驚いたが・・・

 数日前の夕食のとき、「お父さん、右目が真っ赤だよ」と言われた。洗面台の鏡で見ると白目の下半分が真っ赤に出血していた。

 眼医者に行こうかと時計を見たら18時半であった。診察時間を調べたら、18時半までであったので諦めた。

 前日とその前の2日連続での忘年会で少し酒の量が多かったのでそのせいだろうと思った。

 夜中に目が覚めたときに、鏡を見たら赤いところが全体に広がっていた。(下の写真より赤かった)ふと、インターネットで調べることを思いついた。PCをつけて検索すると、「白目が赤くなる」関連の記事がたくさんヒットした。その中でトップにあったのが、参天製薬のHPで、それを読むと白目の出血は普通は放置しておいてよいと書いてあった。たいていは2~3週間、まれに2か月以上で白目に戻るという。

 次の日、念のために行きつけの眼科に行った。医者に「インターネットで調べたら放っておいてもよいと書いてありましたが・・・」と言うと、その通りだと言った。

 「でも、早く赤目を治したければ薬を出します」と言ったので、薬をもらうことにした。ジェネリック医薬品のアズレンという目薬を貰った。

 医者の話では、白めに突然出血して眼医者に来る人は結構多いという。その夜の英会話クラスでトピックとして話したら、やはり出血したことがあるという人が何人かいた。

 白目の突然の出血は、寒さや過労や飲酒や、時には水泳のゴーグルがきつくて起きる人もいるようだ。でも、目に傷をしたとか、目やにが出るとか、痛みがあるとかでなければ放っておいてよいと言うことが分かった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月19日 (木)

飲み放題は若い人がやることと知る

 12月になると忘年会が開かれる。今年は珍しく忘年会がいくつかあり、先日2日続きで忘年会に参加した。

 どちらも趣味のクラブのもので、一つはスナックであり、もう1つは居酒屋であった。 忘年会にはアルコールが付き物であるが、どちらも飲み放題であった。

 最初の方は、乾杯のビールの後は、私は燗をした日本酒にした。それを3本飲んだのだが、洒落たお銚子は上げ底ではなく、おそらく1合近く入っていたのだろう。

 帰るとき、足が少しふらついた。いい気分ではあったが酒に弱くなったと感じた。次の日Cafe Vitaへ行ったとき、そのことを話したら、「元を取ろうと思って飲んではいけないよ」とマスターにたしなめられた。

 その夜は金山の居酒屋でまた忘年会であった。石狩鍋がメインであった。暑いので、最初はビールの中ジョッキにした。そのあとは冷の日本酒にしたが、こちらはガラスの銚子に正1合入っていた。今度は用心をして飲むのは2本にした。

 家に帰るとき、足はふらつかなかった。銚子を3本飲むとふらつくことが証明されたようである。

 私は家呑み派なので、忘年会や新年会のようなグループで飲むとき以外は、外で飲むことはない。しかし、家で飲むのと違い、外でみんなとわいわい言って飲むと、どうしても量が多くなってしまう。

 それに飲み放題となると、飲まなきゃ損みたいな気分になり、飲みすぎることになる。歳をとってくると、健康のことも考えて、ほどほどにしておかなければ危ないと思うようになった。

 若い人ならいざ知らず、高齢者には飲み放題は向かない。

___2

___1_2

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月18日 (水)

猪瀬知事は辞任すべきだ

 特定秘密保護法が成立したので、このところニュースは猪瀬東京都知事の5000万円問題である。猪瀬知事は、のらりくらりとしかも冷や汗を流して答弁を続けているが、即刻辞任すべきである。

 猪瀬知事問題で東京都都議会は集中審議を続けているが、真夜中までやってもなお決着がつかないとは情けない。税金の無駄遣いになるから速く知事を追い込めないものか。傍で見ているとイライラしてくる。

 新聞やテレビで報道されている限りでは、どうみても知事が誤魔化してウソをついているとしか思えない。百条委員会という偽証罪を伴う委員会を設置して審議すればいいと思うのだが、なぜそれができないのであろうか?(・・・書いて、朝になったら、新聞が百条委員会設置を報じていた。当然のことであろう。)

 貸金庫については、亡くなった妻に任せていたと、なすりつけているが、死人に口なしをよいことにしているのであろう。また、都合の悪いことは秘書のやったことにしている。

 前言を訂正したり、忘れたと言ったり、発言は全く信用できない。私が指摘したいのは、知事が金を借りた理由だ。猪瀬知事は、最初は生活に困るといけないので5000万円もの大金を借りたと言った。それなのに、問題が発覚すると、都知事の給料を1年間貰わないと言った。給料を返上してどうやって生活をするのであろうか。生活のための5000万借金と完全に矛盾するではないか。

 しかも、猪瀬知事は有名人とはいえ、見ず知らずの人に5000万円もの大金を、簡単な借用書1枚で貸すというのはあり得ないことだ。

 徳洲会事件では、長女がやったことを認めて争わないと言った。大変潔い。道路公団問題で一緒だった大宅映子氏も話にならないと匙を投げていた。

 早くも猪瀬後を見越して、都知事線の準備が始まっていると報じられている。東国原議員の辞職もそのためだとか。

 寺島実郎氏が言っていたが、猪瀬知事に投票した437万人だかの都民も無知を恥ずべきだ。今度はよく考えてしっかりとした知事を選ぶべきである。

 猪瀬知事は、恥を晒すだけだから潔く知事の座を降りたらどうか。それがいちばんいい都民へのオ・モ・テナ・シである。

 都知事選のポスターにあるように、すぐに辞任を「決断」し、5000万円問題を「解決」したらどうか。このまま集中審議を「突破」できると甘くいているのか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月17日 (火)

おにぎりを美味しいと言ったコロンビア人とコロッケを食べないと言った中国人

 私がボランティアをしている日本語教室では、毎学期の終わりにランチパーティをやることになっている。

 先日2学期が終わったので、例によってランチパーティを開いた。金がないので米屋のおにぎりとコロッケ、みかん、お菓子、お茶を用意した。

 コロンビアから日本に来たばかりの18歳の女の子は、おにぎりが美味しいと言っていた。米屋のおにぎりはコンビニのおにぎりの2個分あるが、それを食べ、さらにボランティアがもう1個勧めたらそれもおいしそうに食べた。

 米屋のおにぎりは大きいだけでなくおいしいので私も好きである。コロンビアの女性が認めてくれたのは嬉しいことだ。

 コロッケは、ビーフ入り、カボチャ、豚肉、ジャガイモなどを用意した。そのコロッケを巡って面白いことがあった。

 ある男子の若い中国人がコロッケを食べないといった。その人はまだ日本へきて間がない。担当のボランティアが、理由を尋ねたら、「油には何が入っているか分からないから食べない」と言い張った。

 確かに中国の食用油は、最悪のものは「地溝油」と呼ばれ、溝に捨てられた油から再生して作られる。それほどではないにしても、ホテルのキッチンで使った廃油を再生利用したものもある。

 そうした油はホテルなどでも使われることがあり、中国政府もほっておけないと取締りに乗り出したといわれる。だから中国人が食用油を信用しないのは分からないではない。 

 くだんの中国人は、ボランティアがいろいろと説得をして日本の油は安全だと言ったのでやっとコロッケを食べ始めた。

 そう言えば、数年前オーストラリアにいる中国人を訪ねて行ったとき、その人は中国からの輸入の食品は食べないと言っていたのを思い出した。そのことをこのblogでも取り上げたことがあった。

 オーストラリアで売られていたのは、間違った日本語で書かれた食品が売られていた。日本人が見れば偽物だと分かるがそうでない人には分からないのであろう。

 中国で作られる食品は中に何が含まれているか分からないので十分に気を付ける必要があるだろう。そのことに中国人も気づき始めたのだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月16日 (月)

真冬のバロックコンサートを聴いた

 12月15日(日)に、「真冬のバロックコンサート」と銘打ったコンサートが、名古屋市覚王山にある揚輝荘南園の聴松閣で開かれた。東海バロックプロジェクトのメンバーであるソプラノの加藤佳代子さんとリュートの櫻田亨さんが演奏をした。

 コンサートは、無料であった。(揚輝荘入場料が必要)

 揚輝荘は2007年に持ち主の伊藤家から名古屋市に寄贈されたものであるが、私はまだ行ったことがなかった。

 コンサートは、地下にある小さなホールで開かれた。この日、11時と13時の2回開かれたが、私は11時からの部に行った。

 ソプラノの加藤さんは我々の男声合唱団の指揮者で、案内も先生から貰った。それで団員もたくさん来ていた。

 約50人余りの会場は満席であった。このホールには小さな舞台があるのだが、演奏は平場で行われた。終わってから理由を尋ねたら、舞台は音の伝わりがよくないからということであった。平場での方が親近感が出ていた。

 コンサートでは、曲目の解説がされたのでよく分かった。プログラムは、

●ジョン・ダウランド作曲  (1563年~1626年)

 愛しい人が涙するのを見た

 流れよ、わが涙(ダウランドの最も有名な曲だそうだ)

 ラクリメ 涙のパバーヌ(リュート独奏、パバーヌとは踊りのこと)

 我が過ちを許してくれようか?(初代エリザベス女王が愛した3拍子の踊りの曲)

●作者不詳

 グリーン・スリーヴズ(誰でも知っている曲だが、シェクスピアの作品にも出てくると  

 いう)

●ヘンリー・バーセル作曲 (1659年~1695年)

 劇音楽「アーサー王」よい 最も美しい島(これはGreat Britainのことだそうだ)

 ここまでは椅子に腰かけたままでソフトに歌われた。次の曲からは立って声も高らかに歌った。

●フランス・キャロル あら野の果てに  (英語で歌った)

●最後はフランツ・グル―バー作曲(1767年~1863年)

 きよしこの夜(全員で歌った) 

 35分ほどのミニコンサートであったが、加藤さんのきれいなソプラノと櫻田さんのガットを使った古楽器リュートで素敵なコンサートであった。バロック音楽の中でも初めて聴くものがほとんどでよかった。揚輝荘の会場にもよくマッチしていた。

 「真冬の・・・・」と名付けたのは、ダウランドの曲が「哀」とか「憂」とかで表せる曲だからだということであった。

Cimg7304

Cimg7306

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月15日 (日)

家計を苦しめ、企業を助ける税制大綱

 安倍政権の税制大綱が決定した。一言で言うと、「家計を苦しめ、企業を助ける」税制大綱である。朝日新聞は、「家計を圧迫、企業を潤す」と見出しをつけた。

 アベノミクスの「第3の矢」として、法人減税などで企業の収益を増やし、経済成長につなげる成長戦略をやろうとしている。そのために企業をバックアップする財源をねん出するために、個人に負担を押し付けたのだ。

 朝日新聞によると、「来年度税制改正は、この秋に決めた設備投資減税などを含めると、差し引き1兆6千億円の減税になる。その恩恵の大半は、黒字を出した企業が受ける。震災復興に使うための『復興特別法人税』を今年度かぎりで打ち切る。これで8千億円の法人減税になる」という。

 来年4月からの消費税8%で、国民一人あたり年5万円もの支出増が見込まれている。これは全体で6兆円と想定されている。

 軽自動車の税金も15年から年7200円から1万800円に上がる。また、年収1千万円以上の会社員らの税金も16年から増税になる。

 「家計から吸い上げたお金を企業にばらまく」というのが税制大綱だと朝日新聞は指摘する。

 その他に年金や医療、介護のための社会保険料の負担増が加わる。17年までは毎年厚生年金保険料が上がるのだ。

 一方、年金の減額が始まっており、先日2度目の通知が来た。

 個人の生活は各種の負担増で苦しくなるばかりだ。しかも、個人から吸い上げた税金を企業のために使おうということが許せない。

 安倍首相が選んだ有識者のひとり、女性経済学者の太田氏は「企業を優遇しなければ、海外へ逃げて行ってしまう」とモーニングサテライトで語っていたが、本当にそうであろうか。太田氏は、「企業が儲けた分は内部留保に積み重ねられるという人がいるが、そんなことは起こらない」と述べた。しかし、現実は個人のサラリーが減らされてきたのに、内部留保はどんどん積まれてきているのだ。

 企業が利益を出せば、それがやがて個人の給料に還元されるというのがアベノミクスである。そのために企業減税を手厚くするというのだ。果たしてその通りになるかどうか、数年で答えが出るであろう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月14日 (土)

「ごちそうさん」は視聴率が高いけど

 NHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」が、その前の「あまちゃん」より高い21%の視聴率を保っている。

 早くも週刊誌で取り上げられて、視聴率が高いのは、きむら緑子の演じる姉の嫁いびりが受けているのだと言っていた。ドラマの中の嫁いびりは大変なもので、それを見るのが楽しみだという視聴者もいるのであろう。

 でも、私にはあのいびり方は気に入らない。鯛を持って親戚に配って来るように言いつけておいて、前日に自分が行って鯛を配り、嫁の悪口を言って回るなどは異常であった。

 長姉和枝役のきむら緑子は適役で、いじめっぷりも堂に入っていることは確かである。それにしても西門家はどうして出戻りの長姉の権力が強いのであろうか。普通は家長の悠太郎の力があってよいはずだが、下に敷かれている。

 継母のお静さんが、反物を見境なく買っているのも不思議である。大きな蔵があるとはいえ、西門家は借金がたくさんあるというのに、日常の生活はかなりのものである。それも不思議である。

 一番分からないのは、父親の存在である。家を勝手に出て別のところで暮らしているが、住むところは近くであるのは変だ。何よりも分からないのは女性にもてることと、料理についてひとかどの腕を持っていることだ。さらにどうやって生計を維持しているのかも不明である。

 東京から京大の教授になって来た竹本という人が、教授らしからぬ振る舞いであるのも誇張しすぎである。

 長姉に抑えつけられていた末娘が、次第に自分を取り戻していくのはよいが、あれだけおびえていた長姉なのに恐れなくなるのが早すぎる。

 「ごちそうさん」という題名から、食べ物が出てくるドラマだとは想像していたが、ハモニカとか鯛料理とか梅漬けとか焼き氷とか珍しい食べ物が出てくる。主役のめ以子が料理に興味をもち、義理の父親が料理に薀蓄があり、長姉が料理に詳しいなどドラマの背景は見えてきた。

 これから西門家の家族がそれぞれ自立し、互いを認め合うという方向に行くのではないかと予想される。

 あまちゃんもそうであったが、ごちそうさんも誇張が随所に見られ、喜劇的なところもある。それが視聴率を高めているのかもしれない。

ごちそうさん の画像 p1_27

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年12月13日 (金)

楽天のネットショップでインチキ商品

 先日、私の所属するグループで、ワイヤレスのアンプとマイクのセットを買おうということになり、ネットでいろいろと調べた。楽天に出店しているネットショップに適当なのがあったので、それを購入した。買った人のコメントも出ていて、大変便利だと書いてあった。

 送られてきた箱を開いて取り出してみたら、何とマニュアルが英語で書いてあった。それで英語圏で作られたものかと思ってマニュアルを調べたが、どこにも生産地どころか製造会社名も住所も書いてなかった。その上保証書もついていなかった。

 器械を見ると全て英語表記であった。普通Made in ○○と書いてあるものだがそれもどこにもなかった。あちらこちらを詳細に調べたら、1か所、中国文字を4つ見つけた。それでどうやら中国製であるらしいことが分かった。 英語のマニュアルを見ながら器械をセットした。しかし、説明が簡単で大変分かりづらかった。何とかセットし終わった。

 試しに使おうとしたが、無線のボタンの操作が分からなかった。試行錯誤を重ねてやっとのことで音が出るようになった。ところがワイヤレスピンマイクがうまく音を拾わないのだ。マイクを唇に当ててしゃべると音が出るが、少しでも離してしゃべると音を取らないかとぎれとぎれになるのだ。

 ワイヤレスマイクは、ピンマイクとヘッドセットの2点付属しているのでヘッドセットの方も試してみたが、こちらはさらに悪かった。音を殆ど拾わないのである。

 ついに諦めて返品をすることにした。発売元に電話をしたら、最初は取り替えはすると言った。しかし、取り替えてもらっても、製造国、製造会社、住所、保証書などがない英語表記の器械で、ワイヤレスマイクなら口から10cmぐらい離しても音を拾わなければいけないのにそれが駄目なのだ。当方には弁護士もいると言って強く返品を要求したらやっと返品に応じてくれた。

 楽天に出店している店では、価格のインチキや偽装がものすごくあるとマスコミが報じていたが、こういうインチキ商品もあるということを知ってもらいたい。ちなみに価格は9800円である。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月12日 (木)

ネルソン・マンデラ氏の死去と安倍首相

 ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領が95歳で亡くなった。ちょうどその頃日本では特定秘密保護法案が強行採決されようとしていた。

 私は、マンデラ氏の死と特定秘密保護法の強行採決が、安倍首相とマンデラ元大統領の資質の違いを象徴的に示していると思った。

 マンデラ氏は、アパルトヘイト政策に反対を貫いて43歳から70歳まで27年間の獄中生活を送った。その間彼は過酷な環境の中で勉強を続け、「虹の国」を思い描いた。

 虹は7色の違う色が集まって美しい虹を作る。そのように異なる種族や人種が一緒になって差別のない美しい国を作ることを夢見たのであった。そのために大統領になった時、「融和」を大切にして白人へのリベンジを避けた。

 マンデラ氏の身体の針治療を担当した女性は、マンデラ氏が政敵との対話を重んじて、たとえ暗殺の危険があっても話し合いに出かけたと話していた。

 対話を重視し、融和をはかるというこの素晴らしい精神は南アフリカの内戦を防ぎその後の発展の礎を築いた。

 一方安倍首相はというと、9日にしおらしく、「私の説明不足でした。もっと丁寧に説明をすべきでした」と述べたが、そういう心にもないことを平気で言えることに驚いた。

 もし、本当にそう思うなら、それは会期を延長するという手段によって幾らでも丁寧な説明の機会が作れたはずだ。それを僅かな審議時間で衆参と2回も強行採決を繰り返した。そこには対話の姿勢はみじんも感じられない。ただ数を頼んで通してしまえばよいという姿勢だけであった。

 マンデラ氏はその対極の姿勢であった。だから今もなお世界中の人々の尊敬を集めているのだ。安倍首相も含めて国の指導者たるものは対話を大切にして、少数の意見にも耳を傾けるべきである。

朝日新聞WEBRONZAで、五野井郁夫高千穂大准教授は次のように述べている。「民主主義とは、自分とは意見や立場の違う者の存在を力でねじ伏せて黙らせるのではなく、異なる意見をいかにして取り入れ、説得していくのかを人類が歴史の中で獲得してきた枢要な知の技法だ」

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2013年12月11日 (水)

偽装霜降り肉?を食べた

 妻がスーパーYで焼き肉用の牛肉を買って来た。5cm×6cmぐらいの長方形の暑さ4mmぐらいの肉であった。見たところ見事な霜降りの脂肪が入っていた。どう見ても高価な霜降り肉であった。

 それを卓上の電気鉄板で焼いて食べたのだが、味や匂いがよくなかった。私は「これは偽装霜降り肉じゃない?」と言った。息子が「お父さん、本当の霜降り肉を知ってるの?」と言った。

 私はつい最近飛騨牛の霜降り肉を食べたばかりである。その時の味を思い出してみると、どう考えてもまるで違っていた。霜降り肉は年末に娘たちが帰ってきたときにも妻が買って来て食べたことがある。

 霜降り肉には独特の匂いや舌ざわりがあるのだが、今回食べた肉にはそれがなかった。だから偽装だと私は判定をしたのであった。妻たちも確かにおいしくないねと同意をした。

 一流ホテルやレストランでも偽装霜降り肉が供されて新聞を賑わしたばかりである。相変わらずスーパーでは偽装肉を売っているのであろうか。それを見抜けない当方も情けないが、見た目では本物のように見えるから困るのだ。

 加工技術が発達したことはよいが、それを悪用して人を騙すというのはとんでもないことだ。以前にも書いたが、人を騙すのは中国人かと思っていたが日本人も同じだ。信用できない商法がまかり通る残念な世の中になったものだ。

 国会では特定秘密法というとんでもない偽装法律が、国民の目の前で作られたぐらいだから、ビジネスの世界で人を欺くのも何ともないということなのであろう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月10日 (火)

日刊ゲンダイの記事は核心をついている

 日刊ゲンダイは特定秘密法案について「希代の悪法が成立した」と書いている。そして「当面は何もないように平穏にみえるが、気が付いたときはもう遅いという事態が必ず来る」と指摘する。

 7日は安倍首相は谷中の寺で座禅を組んだそうだが、お付き合いをした山本有二元金融担当相は、「朝、目が覚めたら、国会の辺りが静かだったので、何か嵐が過ぎ去った感じがした」と話したという。国内外のいろいろな団体や人々が反対をした。「それも安倍にとっては、邪魔な騒音でしかなかったのであろう。民意を黙殺し、憲法の理念に逆らい、国際社会の懸念も無視して、『嵐が過ぎて静かになった』とはよく言う」と書いている。

 さらに続けて、「政府高官のひとりは、『選挙が近かったら、ここまでの強引なことはできなかった」と言ったという。バカにした話だが、その通りだと思う。次の選挙まで3年もあるので何をやっても大丈夫と強引に進めたのだ。

 サンデーモーニングで、コメンテーターの西崎東京大学大学院教授は、「短い審議だけで採決を急いだのは、時間をかけるといい加減なことがばれるからだ」と言っていたが、中身の危険さやあやふやなことがバレないうちにと急いだのであろう。みんなが危惧している問題点を彼らもよく知っていたのだ。

 日刊ゲンダイは、強行採決の前の日に、「安倍首相は、前回、マスコミ対策をしなかったことを反省して、2度目の首相になってからは、入念にマスコミ対策をしてきた。読売、朝日などの大新聞やテレビ各局などの首脳たちと何度も料亭などで会食をしてきた」と、具体的に書いていた。

 NHK委員も安倍首相の息のかかった人たちを選んだし、マスコミは丸め込まれてしまったのだ。主な週刊誌は特定秘密保護法案にはだんまりを決め込んだし、わずかに毎日、朝日、東京新聞などが反対を掲げただけであった。

 特定秘密保護法について、安倍首相は8日、「私がもっと丁寧に説明をするべきであったと反省をしている」と述べたが、本当にそう思っているのなら、なぜ会期を延長してもっと審議に時間を掛けなかったのかと言いたい。丁寧に説明する気など全くなかったのによくもいえたものである。

 決まった以上は、大事なのはこれからどうなって行くかである。この法律の行方を注意深く見守って行かなければならない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月 9日 (月)

誰が言ったのか分かりますか?

友人から次のようなメールが送られてきました。信じられないような内容です。

 自民党内の若い議員を見ても、怖い。過去の戦争を「すべて正しかった」と考えていて、頭は大丈夫かと疑いたくなる。日中戦争は明らかに侵略戦争だし、韓国併合は植民地化で、自衛戦争の面がある太平洋戦争でも、インドネシアの人を日本人化しようとしたのは間違っていた。

 なぜ戦争を始め、途中で止められず、負けたのか――。そこから目をそらし、責任の所在を不明瞭にするのは愛国心ではない。

 戦争を語ることがタブーとされてきた反動で、「戦争に負けた」と教わった昭和40年代前半までとそれ以降の世代の分水嶺が消え、社会が左から右に大きく振れている。

 この2~3年、大っぴらにナショナリズムが叫ばれ、不快だ。国は戦中、言論統制により新聞など批判勢力を排除し、従わなければ「非国民」と斬り捨てた。なぜ同じことを繰り返すのか。そんなやり方では、国を誤っても幸せにすることはあり得ない。愛国心をあおって戦争し、負けたのが日本だ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 誰が書いたと思いますか。2006年8月、毎日新聞・鳥取版・石破茂防衛庁長官談です。今の石破幹事長と同じ人ですよ。どう思われますか。これみんなに知らせてください。

 石破自民党幹事長が防衛庁長官時代に上のようないいことを言ったというのはとても信じられない。もし、本当だとすると、今の石破幹事長はいつから180度変わったのであろうか。

全文は以下のblogを参照

http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/JaakuAmerika31.htm

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2013年12月 8日 (日)

地域のクリスマス会今年も楽しく開催された

 私の住んでいる地域では、地域のクリスマス会が開かれていて、今年で14回目であった。このクリスマス会は、清水さんの発案で始められ、当初は参加者が20名であったそうだが、今年は130名余の参加があった。

 会場は、柳城短期大学のご好意で体育館をお借りすることができた。設営は自立の家の方が床にシートを延べる作業をやって下さり、他の仕事はそれぞれのグループが分担をして準備を整えた。

 9時に集合して10時20分ごろには準備ができた。それで予定を5分はやめて、10時25分から会を始めた。というのはプログラムがきついので少しでも余裕をもたせるためであった。

 司会はいつものように、きららハウスの利用者が担当をした。

 プログラムの1番は、きららハウス(ダウン症の作業所)の選り抜きチーム5人のエイサーで沖縄の衣装を着て、腰につけた太鼓を打ちながらお上手に踊った。

 2番は、あったかカフェの人たちのコーラスで、「静かな鐘の音」「野に咲く花のように」「「トロイカ」を楽しそうに歌った。

 3番目は、ありんこ作業所の踊りで「テントウムシのサンバ」に新聞で作ったツリーのマジックを加えて演じた。

 4番は、あじさいの紙芝居で、手作りの「でっかいぞう でっかいぞう」という紙芝居を上手に見せた。

 5番は、あじさいサロンの手話コーラスで「四季の歌」「幸せなら手をたたこう」が手話で演じられた。また、特別参加の21(ニコイチ)さんの腹話術による歌があった。女の子の人形の口を動かして、高音で童謡を3曲歌った。ユニークなものであった。

 6番目は、わたぼうしの朗読で、「葉っぱのフレディ」という素敵な童話を、大きなスクリーンに絵や写真を投影して演じた。

 7番目は、きららハウスのHIPHOPダンスで、サンタの扮装をした人も交じって、楽しそうに踊った。

 11時50分からは、食事タイムで、松栄食事サービスが作ったお弁当を食べた。ちらし寿司と天ぷらであったが、うすい味付けでヘルシーな美味しい弁当であった。

 12時35分に午後の部が始まり、昭和保健所の方のリラックス体操で身体をほぐした。

 8番目は、グループ華のミュージックベルで、「ふるさと」「小さな世界」「ふしぎなポケット」「おもちゃのチャチャチャ」「エーデルワイス」「星に願いを」をきれいな響きで演奏した。

 9番目は、歌いましょう会のコーラスで、「赤い花白い花」「この広い空いっぱいに」「花は咲く」「きよしこの夜」を合唱した。男性も2人いてハーモニーが出ていた。

 10番目はアイアイリズムの「リズムに合わせて」で、いろんな打楽器を使ってリズムを取り、「あわてんぼうのサンタクロース」と「ジングルベル」を演奏した。

 11番目は、マジック研究会のマジックであった。私が先に演じた。会場の目が集中しているのが分かった。クリスマスにちなんだロープやカードなどを演じた。昼食の時に使った割り箸でカードを選ぶマジックも効果的であった。

 最後は、ベテランのSさんのマジックで、手品とはというちょっとした話を手品で見せながら話したあと、本格的なうどんマジックを披露して驚かせた。

 プログラムの最後は、みんなで歌おうで、時間の関係で「翼をください」と「今日の日よさようなら」の2曲を歌った。

 その後、会場を飾っていた紙で作ったきれいな花(下の写真)のオブジェをジャンケンで勝った人が貰うことになった。私も参加して運よく勝ち花をもらった。

 会場の設置から会の進め方まで、参加者の協力で大変にスムーズに行ったのでよかった。このクリスマス会が、日曜日に開くことができれば子どもも参加できるのだが、会場の関係で授業のある日で残念であった。

 

Cimg7257

Cimg7280

Cimg7289

Cimg7284

Cimg7255

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月 7日 (土)

強行採決しながら、審議を尽くしたと嘯く石破自民幹事長

 特別秘密保護法案は5日の参議院特別委員会で強行可決されて本会議に上程された。そして自民・公明の賛成で可決、成立した。

 衆議院ですら十分に審議をされず、参議院ではその半分の22時間という時間で強行採決をしたのだが、自民党石破幹事長は、十分な審議がなされたと判断したと言った。それがいい加減なものであることは誰の目にも明らかであるが、自民・公明は数を頼んで強行したのである。

 公明党が如何に情けなく、自民党の尻にくっついているだけだということがマスコミからも指摘されている。以前に書いたように、もし公明党に良心と良識があればブレーキを掛けることができたはずである。それをあろうことか自民と一緒に天下の悪法をごり押しで通そうとしているのだ。

 4日には「保全監視委員会」を設置すると言い、さらに「情報保全諮問会議」「独立公文書管理監」を設置すると表明した。これらを持って第三者機関であるとしたが、それはとても第三者機関といえるものではない。

 保全監視委員会は内閣官房の下に置かれ、メンバーは身内の官僚ばかりである。政府と一体の組織なのだ。独立公文書管理監も聞こえはよいが、政府内に置かれ、特定秘密の解除を指導できる権限はない。政府の外に置かれる諮問会議も指定件数の報告を受ける程度の名目だけの機関といわれる。

 参議院特別委員会の強行採決の前に、追加して「情報保全監察室」を内閣府に設けるとしたが、これも政府内に置かれる機関で、しかも、他の機関との関係もはっきりしていない。

 安倍政権が強引にやろうとしている特別秘密保護法は、実にいい加減なものであり、官僚の恣意的な判断でどうにでもなるという危険性は残ったままである。

 特別委員会への首相の出席回数は衆参1回ずつでわずか4時間余だという。5日の荒れた採決の夜も安倍首相は焼き肉店での女性秘書官歓迎会に出たというのだ。国会もなめられたものである。

 雑な審議で、矛盾が次々と出てきているのに、石破幹事長は審議を尽くしたと平然と言っているこの傲慢さ、横暴さにはあきれるばかりである。

 2013年12月6日は、日本の歴史を偏向させた日として、将来の良識ある歴史家から記述されるであろう。自民党では、強行採決してもすぐ忘れられるから心配ないといわれたそうだが、この法律が成立した日は絶対に忘れてはならない、屈辱の日である。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2013年12月 6日 (金)

スチュアート・ブランド氏のスーパープレゼンテーションから

 12日のNHKeテレのスーパープレゼンテーションは、アメリカの作家であり、編集者のスチュアート・ブランド氏であった。

 題名は次の通りで、

  • The dawn of de-extinction. Are you ready?
  • 「絶滅種の再生を望みますか?」

 アメリカにかつて50億羽もいて、乱獲によってあっという間に絶滅をした。リョコウバトを現在あるDNAの技術を使って蘇らせようというプロジェクトをやっているのだという。

 

 乱獲されたのは、この鳥の数が余りにも多くて群れを作って空を覆って飛ぶときに簡単に捕獲できたので、食用として獲られ短時日のうちに消滅したのだそうだ。

 この鳥のDNAを調べ、それをもとによく似た種の鳥のDNAを書き換え、それを鶏に移し、そこで出来た鶏が産んだ卵からリョコウバトが生まれるというのである。

 

 今のDNA技術はそんなことが出来るところまで進んでいるのかと驚いた。まるで映画ジェラシックパークの世界である。映画の時はフィクションであったが、今や現実のものとなってきているのである。ここまで進歩したのはここ数年前からだという。

 

 彼は自信たっぷりにこのプロジェクトは可能であると述べた。そして、絶滅したある種の牛など他の動物も技術を使って蘇らせて元あった場所に返したらどうかと提案している。

 

 日本で絶滅に瀕しているトキも佐渡島で一生懸命増やそうとしているが、再生ができるのならそうするとよいであろう。

 

 生態系を乱すのではないかという指摘に対し、ブランド氏は、もともと生態系を破壊して来たのが人間であり、それを元の状態に戻そうというのだから、破壊にはならないと答えていた。

 自然を破壊し、生態系をかく乱してきたのは人間である。今もなお絶滅の危機に瀕している数多くの種がある。それらの個体や細胞を保存して将来再生してあるべき場所にかえすというのは面白い考えだが、そうした再生された生物は絶滅した生物と全く同じものがつくれるのであろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年12月 5日 (木)

悔しいが12月5日は日本の近代史の転換点になりそう

 特定秘密保護法案は自民党・公明党のごり押しによる強行採決で、いよいよ12月5日参議院で強行採決されて成立するようだ。

 何とも悲しくて悔しくて残念でならない。多くの本当の有識者からも、国際社会からも、この法案のいい加減さが指摘され、時間をかけた慎重な審議を求めたにもかかわらず、与党は数を頼んで大急ぎで成立を焦っている。

 そこには民主主義はなく、数による圧政への道を開いただけである。この先、特定秘密保護により都合の悪いことは全て隠し、それを知ろうとする人々を官憲が見張って、再びあの戦前のような暗い世の中に向かうことは間違いない。

 4日の朝日新聞社説には、「国会が三権分立を崩す」と指摘してあった。「省庁の意のままに、国会に審議させたり、させなかったりできる。それでは政府の暴走を防げず、三権分立は形骸化する」と。

 政府は行政である。行政の府が好き勝手に秘密を作り、それを国会では追及できないというのでは、立法府は行政府の下に来ることになる。中学校の社会で習った三権分立が機能しなくなるのだ。

 今や世界は情報公開へと向かっているというのに、日本だけは逆行をしているのだ。米国では情報公開や言論の自由は重んじられている。日本は60年もの長きにわたり秘密が解除されない。これでは政府のやりたい放題を助長するだけである。

4日の朝日夕刊に、元気象庁気象研究所室長まで務めた増田善信さんのコメントが載っている。戦時中は天気予報ができなかった悔しさを述べ、昭和42年8月の西日本を襲った台風では、900人近くの犠牲者が出たが、「危機が迫っているのに国民に知らせなかった。異常なことが常識になり、疑問すら持たなくなっていた」と言っている。

 さらに、「特定」という言葉で一般市民には関係がないと印象づけながら、(外交やテロ対策などが入り)戦時中の軍事機密保護法以上に対象が広いと言っている。確かに「特定」は誤魔化すための形容詞の働きをしている。軍事機密保護法以上にひどい法律になるという指摘も重要である。 

 12月5日は将来に禍根を残す日になるであろう。日本近代史の悲しい転換点である。平和で安らぎのある日本を愛する国民には屈辱の日である。安倍首相の言う「美しい国」の正体はこれであったのだ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2013年12月 4日 (水)

成人健康診査

 時が経つのは速いもので、昨年成人健康診査を受けてからもう1年が過ぎてしまった。昨年の検査では、PSA値が高くて精密検査を受けることとなった。

 前立腺に注射針を8回さして調べるもので大変苦痛であったし、後遺症も出て嫌な思いをした。幸い異常が見つからなかったのでよっかったが。

 前立腺のPSA値は採血の前に自転車で行くとよくない場合があると聞いたので、今年は成人健康診査の時に歩いて行った。

 成人健康診査の時採血した血液で調べられる項目は17だが、現在の検査レベルは高くて、60以上の項目を調べられると聞いたことがある。

 成人健康診査は70歳以上は無料だから有難い。しかも、大腸ガン検査とPSA検査も無料になったのが嬉しい。それで気楽に検査を頼むことができた。

 検査結果が判明するまでに1週間ぐらい要すると聞いたので1週間後に出かけた。どんな結果が伝えられるかいささか心配ではあった。

 医者の前に呼ばれて、「悪い数値はありませんよ。ただ、LDL(悪玉コレステロール値が高いのと、血圧がちょっと高いですが」と言われた。LDLは基準値より1だけ高かった。

 総合評価は更に検査を受ける必要な無いということで安心した。心配していたPSA値も正常範囲で胸を撫で下ろした。

 日常的に体重、血圧は毎日計っているし、ウオーキングもやっている。また、サプルメントも活性酸素除去によいと言われるVITAミンB,C,E,を飲み、目のためにブルベリーアイを飲み、ミネラルを飲み、無料のニンニク(アホエン)を飲んでいる。サプルメントは飲まない方がよいという説もあるが私は飲んでいる。

 果物は毎日欠かさず食べ、野菜や肉や魚や海藻などをなるべくバランスよく食べるように心がけている。

 早寝早起きを守り、夜9時には就寝をするようにしている。ほぼ毎朝5kmの歩行をしている。ただ、アルコールは週に日に2合、6日間飲んでいるがこればかりは楽しみであり欠かせない。

 そういう訳で、老化は着々と忍び寄っているが、それは避けられないことだから受け止めるしかない。この先行き不安な政治情勢の下で長生きをしたいという訳でもないが、寿命は天命と受け止めたいと思っている。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月 3日 (火)

特定秘密保護法案は6日採決?

 特定秘密保護法案は、会期末の6日に採決されそうな気配だ。自民党・公明党・みんなの党は、とにかく成立を急いでいる。

 この法案が成立すると、週刊現代や週刊文春、週刊新潮、週刊ポストなどは記事を書く際に困ることも出てくるはずなのに、これまでのところ知らん顔の半兵衛を決め込んでいる。もっとも現代やポストはセックス記事を売り物にしているような週刊誌だから困らないのかもしれないが。

 2日の朝日新聞朝刊によると、世論調査で秘密保護法案に反対は50%と出ていた。賛成は25%、それでも1/4もある。反対が50%というのは、大衆週刊誌が取り上げないことやテレビもあまり扱わないので、特定秘密保護法案がどういうものかを知らない人が多いからだと思われる。自分は一市民だから関係ないと思っている人も多いであろう。

 安倍首相は、「よく分かるように説明してまいります」と答弁しているが、実際は森担当大臣など与党の答弁は二転三転し、しかも、大事なことははぐらかしている。だから十分に審議されたとは言い難い。

 同じ日の「天声人語」にいいことが書いてあった。「特定秘密保護法案で、キーワードの一つは、『テロ』だろう。この言葉の解釈と使い方次第で、『特定』どころか不都合なことは片っ端から秘密にできる。すなわち万能工具であり、みなを黙らす印籠でもある」

 昨日取り上げた石破自民党幹事長が「デモで絶叫するのはテロ」と言ったこともまさに当てはまる。

 「テロ」と言えば、原発事故の処理問題でも秘密にできる。オスプレイだって基地問題だって、何だって特定秘密にしてしまえる。その上拡大解釈によって、秘密が増殖し、それが60年間も保護され、何が秘密かも知ることができず、うっかり引っかかれば警察に逮捕されることも起こるのだ。

 こんな恐ろしい法案が6日に強引に採決されると思うと気が気でない。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月 2日 (月)

自民党石破幹事長の聞き捨てにできない発言

 新聞やテレビによると、自民党の石破幹事長はblogで、特定秘密保護法案に反対する市民のデモについて、「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と批判したという。

 デモやデモ行進のときにマイクとスピーカーを使ってシュプレヒコールをするのは、戦後民主主義国家となって、憲法で集会・結社の自由や表現の自由が保障されたことにより、市民の重要な活動の一つとして行われてきた。

 しかも、デモは警察に届け出をして道路使用の許可をもらい、多数の警官に取り囲まれて行われているのである。

 デモは日本だけでなく、欧米その他の国々でもごく普通に行われているアッピール行為である。日本では安保闘争やヴェトナム戦争の頃をピークとして次第におとなしくなっていったが、アラブの春でも、タイでも、大きな運動となっている。

 デモや集会は、武器によらない平和的な運動として欠かせない表現活動の一つである。

 それを石破幹事長は、「議員会館の外では『特定秘密保護法絶対阻止!』を叫ぶ大音量が鳴り響いています。人びとの静謐を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう」と書いている。

 石破幹事長は、最近問題になっているヘイトスピーチと同列視して、民主的な市民の活動を抑え込みたいのである。

 自民党がお得意としてきた、国会議事堂の中での怒号や混乱は、特定の場所だから市民に迷惑を掛けないのでよしとするのであろうか。あれこそ恥ずべき行為である。

 国民生活に関わる非常に重要な法案を、選挙の公約には入れずに、突如として国会に提出し、たった2週間で衆議院を通過させ、今また参議院でも会期末までの数日間で成立させようとしている。

 この暴挙、これほどまでに急いで法案を成立させようとする行為、それを糾弾するのに市民がデモをし、叫ぶのは当然である。

 サンデーモーニングで、毎日新聞の岸井成格氏が「市民は関係ないと思っていたら大間違いで、特定秘密保護法案が成立すれば大変なことになる」と言っていたが、その通りである。

 デモで叫ぶことすらテロとよび、恐怖感を与えて抑え込もうとする自民党。安倍、石破、公明党山口のやろうとしていることは恐怖政治である。後数日で日本はがらりと変わると思うと生きている希望がない。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013年12月 1日 (日)

転載―【議員に要請を!審議の傍聴を!~なりふり構わず暴走する与党を止めよう!】

「おけらの いつかは青空 脱原発」から下記の記事を転載します。

【議員に要請を!審議の傍聴を!~なりふり構わず暴走する与党を止めよう!】

 東京の杉原浩司(「何が秘密?それが秘密」法に反対するネットワーク)です。
深夜に失礼します。[転送・転載歓迎/重複失礼]

 参議院の国家安全保障特別委員会は、冒頭から、最後は数にすがるしかない与党の異常な委員会運営が横行しています。みんなの党を含む野党7会派は、この法案に関して指揮命令権を持つ菅官房長官と情報公開法の主務大臣である新藤義孝総務相について、質問者が要求すれば出席することを要求。この当然の要求を拒否し続ける与党が強引に委員会開会を強行しようとしたため、再三にわたり紛糾しました。結局、13時からの予定が15時40分頃に開会。5時間の予定が3時間に短縮されました。傍聴者も翻弄されましたが、すんなり始まるよりは、よほどましではありました。

 秘密保護法案 “審議入り”めぐり参院紛糾(11月28日、TBS、動画)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2066432.html

 この辺りの事情は福山哲郎・民主党筆頭理事のホームページに綴られています。

<テツロー日記(福山哲郎議員HP)>

「暴挙続く。4党修正案に早くもほころび」(11月28日)
http://www.fukuyama.gr.jp/diary/2013/11/28/9387/

「特定秘密保護法案。入口から与党の横暴さ極まれり」(11月27日)
http://www.fukuyama.gr.jp/diary/2013/11/27/9383/

 「参院は荒れてもいい。野党は野党だと分からせる」(自民幹部)「我々だけで前に進めばいい。答えは簡単だ」(町村信孝)。以下の記事が伝えるように、与党はなりふり構わぬ暴走状態となっています。

<秘密保護法案>参院委審議入り与党再び採決強行も(11月28日、毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131128-00000112-mai-pol

 28日、野党7会派は国対委員長会談を開いたうえで、共同で記者会見。慎重審議を求めて結束しています。菅官房長官、新藤総務相の出席の実現と、衆議院以上の徹底審議(2回の参考人質疑、中央公聴会、各地での地方公聴会を含む)を求める声を、市民からも与党に突きつけていくことが必要です。

 そして、特別委員会の理事・委員や野党の国対委員長(とりわけ、民主、
みんな、維新)らに対して、ていねいな要請や(叱咤)激励のメッセージ
を届けていきましょう。本当に1日1日が重要です。

【野党3党の国対委員長】

◆榛葉賀津也(民主・静岡/参院)
(FAX)03-6551-0026 (TEL)03-6550-1011

◆水野賢一(みんな・千葉/参院)
(FAX)03-6551-0519 (TEL)03-6550-0519

◆小沢鋭仁(維新・比例南関東/衆院)
(FAX)03-3591-2735 (TEL)03-3508-7641

【参議院特別委の理事・委員の要請先リストはこちらから】

「秘密保護法案」を葬るために、悪らつ与党とガチンコ勝負へ!
http://bit.ly/1dC1Bps

※なお、上記の委員リストのうち、委員の一部に入れ替えがありました。
(自民などは頻繁に入れ替わるため、全て正確に表記できないことがあ
ります)

【旧】
中山恭子(維新)、岩井茂樹(自民)、佐藤ゆかり(自民)、三宅伸吾(自民)

【新】
東徹(維新・大阪)
 (FAX)03-6551-0510 (TEL)03-6550-0510

堀井巌(自民・奈良)
(FAX)03-6551-0417 (TEL)03-6550-0417

山田修路(自民・石川)
(FAX)03-6551-0805 (TEL)03-6550-0805

中泉松司(自民・秋田)
(FAX)03-6551-0703 (TEL)03-6550-0703

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »