偽装の酒を飲んだ―偽装を防ぐ法律が必要だ
昨日のNHK「おはよう日本で」、「続々見つかる偽装」と、美人の鈴木キャスターが伝えていた。
偽装問題は、阪急・阪神ホテルズに端を発して、その後連日のように料理メニューや食材の偽装が報じらている。高島屋、大丸・松坂屋、三越伊勢丹などの有名百貨店、椿山荘など有名ホテル、有名レストラン、はたまた楽天市場など・・・枚挙にいとまがない。
私が時々飲んだことがある富久娘の純米酒も偽装が発覚した。以前の偽装のときには、福徳酒造の酒が摘発されたが、そのときも飲んでいた。
一昨日、東北の造り酒屋の安い純米酒を買ってきたが、大丈夫か?という疑念は消えない。
私は有名レストランやホテルで高級料理を食べることはないから、クルマエビがブラックタイガーだろうと構わないが、高級ブランドを信じ込んで食べていた人々にはショックであろう。
それは二重の意味をもつ。1つは、自分の味覚や料理への知識がいい加減であったことがばれたことであり、もう1つは、偽装詐欺にあった不愉快な思いである。
私も酒以外に何か引っかかったかも知れないが、、気づいてないだけである。おそらく数多の食品偽装があるに違いない。
昨日のNHKおはよう日本では、偽装かどうかを調べて欲しいという一般の商店からの持ち込み検査が30%も増加していると言っていた。正直に売りたい業者は、扱う商品が偽装であるかないかが心配なのだ。
こうした偽装が、7年とか10年とか以前から行われていたというのは恥ずべきことである。それは騙してなんぼということを恥もなくやっている業界や業者のモラルの欠如を示すものである。
新聞によると、偽装を防ぐ法律がないから、やりたい放題なのだという。前回の偽装問題のあとも放置されて対策がとられなかったのだろう。
ここまでくれば法律を作って厳しく対処してほしい。安倍首相は、特定秘密保護法とかNSAとか、そういう国民に不利なことには熱心であるが、日々の生活に直結する偽装についてはほったらかしである。公明党も知らん顔だ。
以前にも指摘したが、日本の商業モラルは中国並に堕ちてしまった。正すには厳罰しかない!!法律を早急に作るべし。
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投稿: モンクレール アウトレット | 2013年12月 7日 (土) 12時01分
車エビはブラックタイガーがない頃1匹500円ぐらいしてました。今でも高いと思うのですが、それを安いエビで代用するのは詐欺ですね。
投稿: らら | 2013年11月15日 (金) 08時24分
以前、産地偽装ということが社会問題になった。この時は別の産地のミカンを三ケ日と称したり、あるいはブランド米でないのにブランド米と称したり、外国産のアサリを国内産と称した問題だ。今は産地がしっかり表記してあるので消費者はそれを信用して食している。今回の場合は商品の材料や料理の素材を偽表示しているので産地偽装とは意味合いが異なるが、いずれにせよごまかしには違いない。以前あれだけ騒がれたので、もうこの種のインチキはないと思っていただけにがっかりである。ブログ子のいうように偽物大国中国を笑ってはおれなくなった
と言わざるを得ない。
投稿: Toshi | 2013年11月15日 (金) 08時07分