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2013年10月23日 (水)

 山内秀紀「まるごとハーモニカの本」出版記念ハーモニカリサイタル

 10月20日(日)5時半から名古屋東文化小劇場でハーモニカのリサイタルがあった。ハーモニカの演奏や指導そして楽器店も経営する山内秀紀さんが、クロマチックハーモニカについての「まるごとハーモニカの本」(青弓社刊、1680円)の出版記念であった。

 http://www.harmonica.jp/yamauchi/

 知人のIさんがハーモニカをやっているので入場券を頂いた。そうでなければハーモニカのコンサートは全く知らない。

 会場には開場時刻より早めに着いた。しばらく待って会場に入った。中央の前から7番目ぐらいに席を取った。聴衆はハーモニカを習っている人たちが多いようであった。

 開始時刻近くにIさんの姿を見た。ちょうど隣の席が1つあいていたのでそこに呼んだ。周りの人たちはみなハーモニカ仲間のようで言葉を交わしていた。

 17時半丁度にリサイタルが始まった。舞台中央には大きなスクリーンがあり、プロジェクターで映像を映した。奏者の山内さんは上手に譜面台などを置いてそこで演奏した。

 プログラムは、

1.シャンソン 「枯葉」  2.童謡 「里の秋」  3.洋楽 「サー・デューク」

4.Jazz 「Blusette」  5.映画音楽 「Moon River」 「シェルブールの雨傘」

6.フォルクローレ 「君の影になりたい」 7.演歌 「美空ひばりメドレー」

8.アニメ 「ルパン三世」 9.Jazz 「What a Wonderful World」(ルイ・アームストロング)

 映像はハーモニカの歴史やクロマチックハーモニカの話とか演奏曲目に関した解説やエピソードで、レクチャーのように口頭での解説とスクリーンでの解説で大変興味深いものであった。

 クロマチックハーモニカは、半音を出せるもので、100年以上も前に作られていたが、やっと最近広まりだしたという。これからはクロマティックハーモニカが主流となるだろうという。

 山内さんはクロマチックハーモニカを、曲によってとっかえひっかえて演奏をした。クロマチックハーモニカはどんな曲でも演奏できることを示すために、いろいろなジャンルの曲を演奏したのだという。

 ハーモニカの音は懐かしい響きがする。子どもの頃、ハーモニカが家に転がっていた。それで何とはなしに吹いていた。中学校の頃だったと思うが、宮田東峰氏のハーモニカの吹き方の本を買った。音符を読めない私には数字の音符が取りつきやすかった。

 ベースの入れ方などを我流で覚えた。でも、童謡などしか吹けなかった。ある冬の夜、熊野大橋で友人が見事にハーモニカを吹くのを聴いて羨ましく思った。でも、自分には真似が出来なかった。大学生の時、クロマチックハーモニカを買ったがやはり物にできなかった。

 今回のリサイタルでは、クロマチックハーモニカを自在に操って見事な演奏であった。Iさんのお蔭で大変楽しい勉強になるコンサートを聴くことができた。

 

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コメント

 小沢昭一のハーモニカブルースは知りませんでした。ハーモニカが欲しかったというだけあって、見事な演奏ですね。

小学校の音楽教室からハーモニカが消え、ピアニカとかリコーダーに代わってから久しくなりました。
私の子供時代にはハーモニカがまだ主流でしたので今でもハーモニカには特別な思いがあります。貧しい時代でハーモニカを買ってもらえるのは裕福な家庭だったように思います。小沢 昭一氏の「ハーモニカブルース」を聴くと、ハーモニカを欲しかった彼の心の叫びが強烈に伝わってきます。ちょっぴり哀愁を帯びたハーモニカの響きは捨てがたいものがあります。ハーモニカブルースは次のサイトに出てきます。興味のある方はクリックしてください。http://arukou.blog.jp/archives/52444329.html

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