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2013年9月27日 (金)

アベノリンピクスだって?

 26日の「モーニングサテライト」を見ていたら、「アベノリンピクス」という言葉が目に飛び込んだ。「??」としばし考えていた。桂文珍なら「えらい反応が遅そおますな」と言われそうである。

 アベノミクス+オリンピックの造語だそうだ。アベノミクスの次は、オリンピック景気に期待してアベノリンピクスだそうだが、いったい誰が作ったのであろう。アベノミクスがこのところマスコミでも下火になったので、人目を引く言葉を考え出したに違いない。

 オリンピックですでに不動産業界は動き出していて、東京のマンションが販売好調で不動産の価格が上昇している。 

 折も折、安倍首相は国連総会出席でニューヨークに行き、いろんな活動を展開しているが、その中でウオール街の証券取引所訪問がある。

 25日にそこで講演を行い、「世界経済回復のためには、3語で十分。Buy My Abenomics!」と訴えた。

 東京オリンピクが決定し、高揚している首相は、「私が率いる連立与党が衆参両院で多数を取った。必ず言ったことは実行する」と胸を張った。そして、「日本はもう一度儲かる国になる→JAPAN IS BACK!」と日本への投資を訴えた。

 帰国したらすぐに次の成長戦略の矢を放つと言い、投資を呼び込むために大胆な減税(法人)を行うと宣言したのだ。

 一方、「日本は原発の安全技術でもこれから世界に貢献していく。放棄することはない」と述べて原発再稼働に前向きな姿勢をアッピールした。安倍首相は各国を訪問した際自らインド、トルコなどに原発のセールスをした。脱原発は全く考えていないのだ。

 さて、ニューヨーク証券取引所での講演の評判はどうであったか知りたいものだ。

  アメリカの新聞は、どこも取り上げなかったそうだ。安倍さん、残念!

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 おっしゃる通り、自民党は学習をして万全を期しているのでしょうね。庶民には耳を傾けてもらえないし、右傾化路線なのが心配です。

安倍現政権は民主党政権の崩壊や、自らの前政権時代の失敗を徹底的に分析した結果なのか、その政権運営は目下のところ実に順風満帆?である。勿論、世界経済が上向き、またオリンピック東京決定の幸運もあるが、まず政権内の不協和音、失言、スキャンダルの類はない。マスコミ対策もおさおさ怠りない。要するに極端に批判的な言辞はいわせない雰囲気がある。総理の行き先には必ず世耕官房副長官が参謀として同行し、総理の一言一句まで助言?しているようである。彼は自民党のゲッペルスと揶揄されるぐらいメディア対策に長けていると言われている。因みにゲッペルスはナチス政権時代、宣伝大臣として辣腕をふるった人物である。
しかし当然ながら国民はこうした政権維持のためのパフォーマンスよりも具体的な成果を期待しているのである。

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