New WelCity湯河原に泊る
我々のグループは、熱海のホテルに泊まるつもりだったが、そのホテルは予約が満杯ということで、「New WelCithy湯河原」にしたのであった。熱海駅に降りて驚いたが、さびれていると思っていた熱海は人で溢れていた。人気が回復したのであろうかと思った。
湯河原は初めてであった。熱海駅からJRで1駅とは知らなかった。駅に着くと迎えのバスの時間までに30分もあり、暑いのでタクシーに分乗して行くことにした。ホテルまでは1台880円であった。
部屋は5階の和室だった。男性4人が同室であった。窓からは湯河原温泉郷が一望できたが、驚いたのはホテルの多くが急峻な山の斜面に建っていることであった。最近の集中豪雨に耐えられるだろうかと話し合ったことだ。
このホテルの売りは、「いずみの湯」という露天風呂である。非常に大きな露天風呂であった。湯河原の温泉は万葉集にも和歌が収録されているという。4500首余の中で唯一温泉を歌ったものとして有名であるという。
足柄の土肥の
河内に出づる湯の
よにもたよらに
ころが言わなくに
「古来より、弱食塩泉の湯は万病に効くと言われたことから、『薬師の湯』と呼ばれ、怪我や病気などに悩む人々の保養湯治場としてあいされてきました。湯河原の温泉は将軍家に献上され、江戸に運ばれていた歴史があり、現在では『湯汲み道中』として郷土の祭りにその歴史を伝えています。」と風呂場の壁に書いてあった。
旅館に泊まる楽しみの一つは、食事である。夕食は「おしながき」があり、
先付 玉子豆腐 前菜 珍味三種 造り 三種盛り
台の物 鱧はりはり鍋 強肴 鮑バター焼き 煮物 冷やし鉢
洋皿 コールドビーフ 焼物 太刀魚酒盗焼き 香の物 二種盛り
飯物 鮭いくらご飯 吸い物 魚麺 デザート ケーキ&果物
その他に 食前酒としてピンクの梅酒がついた。また、サザエのつぼ焼きもあった。
ただ、サザエは伊勢や愛知のとげがある大きいのと違いとげがなく小さいもので、身はとても堅かった。
鱧のはりはり鍋はとてもいい味がついていた。私は全てをきれいに食べたが満腹であった。
朝食はバイキングで、和洋が用意されていたが私は和食を選んだ。最初一つの並びを全てとってそれで終わりだと思ってテーブルについた。そして「野菜がほとんどないね」と話していた。ふと向こうを見ると女性たちが何やら取っていた。
そこへ行くと、野菜やフルーツやデザートや肉類や豆腐や海藻や・・・・・といっぱいあった。それで千切りの煮たもの、きんぴらごぼう、生野菜サラダ、ジャコ、海藻類などを皿にとった。
焼きそばや豆腐、ポテトサラダ、肉団子、餃子などは食べられそうもないので取らなかった。
結局、大皿3皿とごはんと味噌汁で、Aさんが「何と30品目以上あるわよ」と驚いていた。持ってきた以上食べないと申し訳ないので50分かけて全部食べた。
さらにフルーツポンチ、ヨーグルド、パイナップル、トマトを食べ、最後にコーヒーで閉めた。
これまで日本や外国でバイキングはいろいろあったがこれほど種類が多いのは初めてであった。全部食べたので昼は食べられなかった。やっと空腹感がでたのは2時ごろであった。
ウェルシティ湯河原は、大きなホテルだが、土曜日の一番高い料金でも若い人の団体も含めて客がとても多かった。大きなレストランがいっぱいで入れ替わっていたぐらいであった。
ちなみに宿泊料金は、月~木が12600円で、金は1000円増し、土曜は3000円増しであった。
食後カラオケをやろうと思って聞いたら、1時間4000円、1曲200円だというのでやめにした。
朝食
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