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2013年9月28日 (土)

あいちトリエンナーレ2013―作品の要点―本当は作品解説が欲しい

 あいちトリエンナーレ2013を見に行った。これが2回目で、今回は愛知県美術館の8階会場を見た。

 14時半ごろ会場に行ってガイドツアーは何時からか尋ねたら、15時45分だと言った。それまでの待ち時間はひとりで見ることにした。

 ガイドなしで見ると、あまり分からない。なぜかというと、入口に作者の名前や経歴と作品の題名や使用材料が書いてあるが、作品の解説がないのだ。帰ってからインターネットでも調べたが解説は見当たらなかった。インターネット時代、解説を作ってアップロードすべきであろう。

 一通り見た後、ボランティアガイド稲熊さんの解説を聞きながら回ったらよく分かった。それを思い出しながら、要点を書くことにする。

 まず、8階ロビーには「復活」と書いた四角い木製の箱のようなものが置いてある。今回のトリエンナーレのテーマは「揺れる」だが、それは東日本大震災の地震や大津波、そしてあの福島第一原発事故を想定したものである。

 「復活」オブジェの裏側には、「継続は原発事故」、「進撃はチャイナ」(意味が分からない)などと書いてある。その隣には板を重ねたモニュメントがあり、実際に仮設村で建てられたものだという。板の横に人々の思いが書いてある。

 入口を入ると、壁に図面が貼ってある。芸術文化センターの平面図に福島原発の建屋を重ねたものである。芸術文化センターは10階あるが建屋も同じ高さだという。また、センターの各フロアには赤や黄のテープで線が引いてあるがそれは原発建屋の形と大きさを表すものだそうだ。そういうこともガイドの話で初めて知ったことだ。

 第一室は、「福島第一原発神社」という題で、作者は宮本佳明。発泡スチロールを使って福島第一原発の建屋とサイトの模型が作ってあり、模型の建屋には神社の屋根が載せてある。2度とこのようなことがないようにという意味であろうか。建屋だということはガイドの話で分かったのだ。

 第二室は、トーマス・ヒルシュホン作の「涙の回復室」で、アルミホイルやガムテープなどを使って作ってある。これは震災の後の野外のけが人や病人を診た場所をイメージしたものだそうだ。

 第三室は渡辺豪の「ひとつの場所、あるいは『部屋』の上で」という作品で、真っ暗な部屋である。入るまでに注意を聞いたが、中に入ると椅子につまずいてしまった。入る前に廊下にある部屋の中の図を見ておくとよい。

 第4室は、真っ白い発泡スチロールを使った作品で韓国のソ・ミンジョンの「ある時点の総体川」というものだが、これも解説を聞いてやっと分かった。旧名古屋高等裁判所の地下にあった拘置所なのだそうだ。それを組み立ててから壊したのだという。

 第五室は、オノ・ヨーコの作品で、ドームの部屋の中央にクリスタルの破片を置き、それに上下から光を当てて壁や天井に映したものでこれは解説は要らない。

 第六室は、ミカ・ターニラ作の「フィンランドで最も電化した町」である。3面スクリーンに映像が映されるのだが、この映像は、10年かけて撮ったものを15分で見せるのだそうで、ものすごい早送りである。内容は原発ができて運転されるまでだそうだ。

 第七室は廊下で、リアス・アーク美術館の「東日本大震災の記録と津波の災害史」で、気仙沼市の記録である。

 第八室は、写真でアメリカの一部を切り取ったものである。原発が民家のそばに立っているものや立ち退きをしたあとの工場とかニューオリンズの台風被害のことなどである。ミッチ・エプスタイン作だ。

 第九室は、5枚の大スクリーンにダンスをする様子を映したビデオを映している。カメラを手首にもつけていろんな角度から撮ったものだ。ペーター・ヴェルツ&ウイリアム・フォーサイス作である。

 第10室は、「3.11後の生き物の記録」で3面スクリーンを使った動画である。黒沢明の「生き物の記録」を見た後、東日本震災で名古屋に来た被災者たちが話し合った記録で31分である。この部屋は奥にあるので分かり難い。

 第11室は、フィリップ・ラメットの「合理的な空中浮遊」である。人街と直角になっていたりする、あり得ない映像で、てっきりデジタル合成写真だと思っていた。解説によると実写だと聞いて驚いた。種明かしは展示室内にあるのでよく見て欲しい。

 第12室は廊下でフランスのアパートの写真だが、合成のようである。

 第13室はこれまで見て来た疲れを癒す部屋だそうで、部屋の中には40個の黒いスピーカーが輪になって置いてある。そこから聖歌隊の歌が流れるのだが、それぞれのスピーカーは一人の声である。つまり40人が歌っているのだ。しかも、同じ歌ではないようだ。それなのに不思議にハーモニーになっているのだ。時々立って聞きながら歩くとよい。約15分間である。

 

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