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2013年8月 3日 (土)

麻生副総理発言撤回で済ましていいものか

 麻生副総理は、アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」や中国、韓国なのど強い反発を受けて、「ナチスの手口に学べ」と言った発言を撤回した。

 撤回は新聞によると、官邸主導で行われ、麻生副総理は官僚が作成した文書を記者団の前で読んだのだ。安倍政権はその文書の英訳版を用意して外国政府やメディアへ対処するそうだ。

 とにかく撤回したのだから何が悪いと言いたいのであろう。安倍政権はこれ以上広がらないように火消に努めている。

 2日に国会が開催されたが、会期が6日しかないので、野党の追及もできないようだ。安倍政権は次の国会は10月だから、この国会さへ乗り切ればほとぼりが冷めると踏んでいるという。

 麻生氏はこれまでにも何回も失言を繰り返してきた。しかし、それは彼の本音を漏らしたということだ。今回の発言も本心を喋ったに過ぎない。

 中国の新華社通信ネットは、「日本の政権幹部がキツネの尻尾をさらけだした」と論評したそうだが、キツネの尻尾とは右傾化を指している。その本心を見せたと指摘しているのだ。

 ドイツでは「信じられないほどの間違った発言とベルリン自由大学のフンケ教授が指摘したという。

  麻生氏は、「私の真意とは異なり、誤解を招いたことは遺憾だ」と釈明したそうだが、「真意と異なる」「誤解を招いた」は政治家の釈明の常套句だ。これまでどれだけ聞かされたことであろう。中には「一度喋ってしまえば取り消しても同じ。効果は消えない」と嘯いた自民党政治家もいた。

 日本の首相を務め、現在も副総理である人間が、なんとも軽々しく発言をして、歴史認識のいい加減さや政治感覚の甘さを世界に露呈したのだ。実に恥ずべきことである。

 それを許す日本人について、原東京国際大学名誉教授は、「謝罪すればそれを許す日本の文化も問題だ。内輪で許しあう文化は日本の良さでもあったが、世界では通用しない」と苦言を呈した。

 今回のような発言をすれば、外国ではすぐ辞職に追い込まれるという指摘もある。世界の顰蹙をかった麻生副総理は時期総理候補どころか政治家失格である。

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コメント

 早速自民党は幕引きを図りました。これが逆だったら徹底追及でしょう。勝手なものです。

この人はいずれ重大な失言をしでかし、物議を醸すのではと思っていたら案の定である。彼は真意が誤解されたというが、「ワイマール憲法がいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気付かなかった。この手口を学んだらどうだね。」という発言はまさに彼の真意であり誤解のしようがないのである。ナチス憲法を肯定したと誤解されたと言いたかったかもしれない。いくらなんでも彼がナチス憲法を肯定しているとは思わないが、手口を学べはとんでもない不適切な表現である。国際的にも批判が拡大している。民主党政権時代、多くの大臣が失言で首が飛んだのは記憶に新しい。その時の失言に比べれば、今回の失言は超ド級である。しかしながら今や一強となった自民党、野党の辞職要求は不発に終わる可能性は大きい。

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