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2013年8月29日 (木)

名古屋華マジカルグループ合宿―②One Ahead System

 将魔講師のレクチャーの重要テーマは、他に「ミスコール」と「One Ahead System」があった。

 ミスコールというのは、インターネットで調べると、超能力マジックで違うものを言うことを指すらしいが、将魔講師が話したのは、マジックの演技の途中でわざと間違ったことを言って観客を違った感覚に導くことであった。ミスター・マリックがこのミスコールが非常に上手だと言っていた。マリックは「コインを見せながら、穴が開いていませんね」と言って見せて、そこにタバコを通すというようなやり方をふんだんに使う。

 ミスコールをうまく使ってマジックを演技するのも大切なことだという。

 3点目は、「One Ahead System」についてであった。最初「head」聞いたので、どういう意味かなと思いながらレクチャーを聞いて、帰ってからインターネットで調べたが、「One Head System」で検索したら違うのが出てきた。調べて行くうちにheadではなく、Aheadだと分かった。

ワン・アヘッド・システム (One-Ahead System)

 メンタルマジックの手順の中で用いられる原理のひとつで、もともと秘かに封筒の中のメッセージを盗み見るために、イカサマ霊媒が編み出したテクニックだといわれている。基本的な手順は、複数の客に紙片を渡して何かを書かせたあと、封筒に入れてしっかりと封をさせる。そして演者は封を開けることなく封筒の中の紙片に何が書かれているかを当てる、というもの。本来はサクラ(協力者)を使わなければ演じられなかったが、後にセオドア・アネマンの改良により、サクラを使わなくても演じられるようになった。

 将魔講師は、「One Ahead System」の考え方が大変重要であるが、日本ではほとんど考慮されていなかったと言った。そのためFISMなどの世界のコンペティションでは日本人はなかなか賞を取れず、韓国など外国に負けてしまうという。

 例として、ハト出しをするとき、すぐにハトを出すのではなく、その前に他の物を見せてワンクッション置いてハトを出すというようなことだと言った。

 あるいはバッグからシルクを取り出すとき、同時にくす玉のリングに指を掛けておく、1つ目のくす玉を取り出すとき、2つ目に指を掛けておくというようなことも例として演技をしながら説明してくれた。

 One Ahead System以外にTwo AheadとかThree Aheadをやる人もいると言っていた。

 将魔講師のレクチャでは、以上の3点が私の眼を開かせてくれた。その後、実用的な手品用具の改良とかマジックテーブルの作り方の講義などがあり、有益であった。

 彼はホームセンターや百円ショップなどで安い商品を探して自作もするそうだ。

 1,500円のコートハンガーを利用したマジックテーブルとか、百円ショップの造花を利用した取り出し用薔薇の作り方、昔買って死蔵しているボトルを活かす方法などを教えてくれた。

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