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2013年7月11日 (木)

平和憲法を守る国際オンライン署名

 安倍政権は、参議院選挙の中で憲法を改定することにはなるべく触れないようにして、アベノミクスを振りかざして戦っています。憲法を変えるのは、選挙に勝ってから数に物を言わせてやればよいという腹のようです。

 そうした中で、平和憲法を守ろうという動きが世界を対象に始まっていることを知りました。それで下記に転載をしました。

国際オンライン署名
「安倍首相、日本の平和憲法を救ってください!」

今日、日本の平和憲法はこれまで以上に危機に陥っています

http://www.change.org/petitions/prime-minister-shinzo-abe-save-japan-s-peace-constitution

 日本では、来る7月21日に参議院選挙が行われます。安倍首相率いる自民党
をはじめとする複数の政党が、憲法改定を優先政策に掲げています。彼らが多数
派をとれば(そうなりそうだと予想されています)、彼らは、戦争を放棄した憲
法9条を改定し、日本が集団的な軍事行動を行えるような動きを進めるでしょう。


     日本国憲法
         第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の
        発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段と
        しては、永久にこれを放棄する。
       第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
       国の交戦権は、これを認めない。


    日本による平和への誓約

 日本は、第二次世界大戦の後に戦争放棄の憲法を手にしました。憲法9条は、
日本自身による世界に対する-とりわけ日本による侵略と植民地支配に苦しんだ
周辺諸国に対する-過ちを二度とくり返さないという誓約なのです。

 

憲法上の制約にもかかわらず、日本は自衛隊を作り、これを徐々に増強させ、
世界の中でも有数の軍事費支出国、そしてアジアにおけるもっとも高いレベルの
軍事力を持つ国の一つになりました。それでもなお、9条の存在と、その諸原則
に対する日本の人々の支が、日本政府に対して武器輸出の禁止や非核政策、また
自衛隊を実際の戦闘行為に参加させないといった一連の平和的政策をとらせてき
ました。



  9条の世界的影響
 

  9条は、単なる日本の法の条文ではありません。9条は、軍事費を減らし、紛
争予防を進め、非核兵器地帯を広げ、平和への人権を認めるといったことにつな
がっていく国際平和メカニズムとして機能するのです。



地域と国際の平和・安定に対する危険
 

  地域レベルにおいて、9条は「アジア太平洋地域全体の集団的安全保障の基盤」
(※)として機能してきました。
 今日、日本、中国、南北朝鮮の間の地域的緊張が高まっていることを考えると、
9条改定に向けた議論や、高位の政治家たちによる歴史修正主義的な発言(とり
わけ、第二次世界大戦中に日本軍が強制的に性奴隷にした「慰安婦」の制度は
「必要であった」との発言や、日本の戦時中の行動が「侵略」といえるかどうか
は疑問であったとする言動など)は、東北アジアの壊れやすい平和を不安定化さ
せる脅威であり、地域的な(世界的でないにせよ)紛争へとつながる軍備競争を
引き起こすものです。


  ※武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ(GPPAC)
   世界提言(2005年)


グローバル9条キャンペーン
    日本の市民団体が協力して立ち上げた「グローバル9条キャンペーン」は、国
     内において憲法9条を守ることはもちろん、世界中の人々に対して、日本の憲法
    9条のような国際平和メカニズムが存在することを伝え、国々の政府に軍縮、非
    軍事化、平和の文化のために取り組むよう働きかけています。



呼びかけ
 
  日本の市民社会は、皆さまの支持と行動を緊急に必要としています。日本の平
   和憲法を支持し、日本政府による国家主義や歴史修正主義の傾向、そして、日   本や地域さらには国際平和に深刻な影響をもたらす日本の軍事化への道を止めるための支持と行動をお願いします。


以下の請願に署名してください。
http://www.change.org/petitions/prime-minister-shinzo-abe-save-japan-s-peace-constitution

宛先:日本国・安倍晋三首相および内閣
ここに署名する、平和を求める私たち地球市民は、
●日本国憲法9条に対する支持を表明し、これを改定しようとする動きに反対し
ます。
●軍事化の道を選ぶのではなく、日本を平和的な国家として発展させていくこと
を要請します。
●日本の平和条項が持っている平和メカニズムとしての、また人々がめざす理想
そして習うべきモデルとしての価値を認める国際的運動の高まりの声に耳を傾け
るよう求めます。
日本の平和憲法を救ってください!

こちらから署名してください(署名サイトは英語です)↓

http://www.change.org/petitions/prime-minister-shinzo-abe-save-japan-s-peace-constitution
このアピール、また署名(英語)↑を世界中の方々へ広めてください。


詳しくは、グローバル9条キャンペーン(
www.article-9.org)までお問い合わせ下さい。
連絡先:
川崎哲 
kawasaki@peaceboat.gr.jp
Meri Joyce meri@peaceboat.gr.jp
http://www.peaceboat.org/projects/global9
http://www.peaceboat.org/topics/archives/48

グローバル9条キャンペーンについて
 この国際オンライン署名を展開する「グローバル9条キャンペーン」は、憲法
9条の価値を世界に広めることを目的として、NGOピースボートと日本国際法
律家協会が2005年に立ち上げた国際キャンペーンです。2008年5月には
幕張メッセその他で「9条世界会議」を実施し、40カ国以上から計3万人以上
を超す人々を動員しました。これまでにジョディ・ウィリアムズ、マイレッド・
マグワイア、故ワンガリ・マータイなどのノーベル平和賞受賞者を含む多数の著
名人がこのキャンペーンに賛同しています。

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コメント

 ninjaさんへ
 署名ができるように直しました。3か所のどこからでも署名できます。

署名をしたいのですが、クリックしても出てきません。この署名の出どころはどこでしょうか。
貴兄のブログ以外では、どこを探すと署名できるのか教えてください。
メールでくださるとありがたいです。

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