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2013年7月16日 (火)

平和憲法で平和外交の先頭に立て

 14日のNHK日曜討論を聞いていたら、自民党の石破幹事長が、アメリカ軍の沖縄駐留は抑止力として重要だと言っていた。だから基地を辺野古に移転をすることがどうしても必要だというのだ。

 また憲法を変えて、国防軍を創設し、戦争ができるようにすることも大事だと述べた。自民党の改憲案はその趣旨で作られているのだ。

 それを聞いて、「抑止力」というときに、対象が想定されているはずだが、いったいどの国を想定しているのだろうと思った。また、戦争ができる軍隊を持つべきだということも戦争の相手があるはずだ。

 日本は日米安保条約によりアメリカの同盟国だから、アメリカは想定敵国ではないのは明らかだ。韓国も竹島問題で仲をこじらせているがアメリカの庇護のもとにあるから違う。

 ソ連の崩壊によりロシアとなってからは冷戦構造がなくなったから、ロシアは想定敵国ではあるまい。一番考えられるのは北朝鮮であり、中国であろう。

 中国は経済関係において日本の重要な相手だから、いくら尖閣列島問題があるとは言っても、戦争の相手とは想像しにくい。

 私は、どこかの国といつかは分からない将来に起こるかも知れない戦争を仮定して、憲法を変えて戦争ができる状態にして、戦力を保持することよりも、平和憲法の下で、戦後70年近く平和を維持してきたことを大事にして、世界の平和の先頭に立つことが大事だと思うのだ。

 そんなことを考えながら聞いていたら、社会党の又吉書記長やみどりの風の谷岡代表や共産党の市田書記局長などが同じような趣旨の発言をしたので心強く思った。

 誰かが言ったように、世界文化遺産にしてもよいような日本国憲法を堅持して、日本は戦争をしない国だという信頼を世界から勝ち取り、平和外交を進めるのが一番の戦争抑止力になると思うのだ。

 イラク戦争のとき、自衛隊がPKOで派遣されたが、自衛隊は武器を使わないという信頼があって、最後まで任務を全うできたという見方に賛成である。

 スイスは永世中立国であるが、日本は「永世平和国ー戦争放棄国」を宣言し、国連でもどこでもその立場で外交を進めるべきだと思う。

 「戦争をしない歴」が1年、1年延びて、それが100年になり、150年になって行くことを願って止まない。平和が続くことは、何よりの経済発展への寄与ともなる。あの悲惨な戦争は絶対に繰り返してはならない。

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戦争と平和」カテゴリの記事

コメント

>つけ込まれないように強固な武力をもち戦争をできるようにと言っています。ヒトラーも同じだと思うのですが。

全く違います
ヒトラーはつけ込まれないように軍隊を整備したのでは無く、欧州・ロシアを征服するために強固な武力を持ちました

一方現代の日本の状況は、中国につけ込まれてる状況であり、日本がつけ込む側ではありません
日本が長年実行支配していた尖閣諸島を、中国が武力を持って現状を変えようとしている訳ですから
それにつけ込まれないように強固な武力を持つのならむしろ良い事でしょう
つけ込まれない=武力衝突が起きない=戦争が無い
平和が続くという事です

>自国の憲法を誇りに思うことが他国の憲法をさげずむことにはならないと思います。

でしたら世界遺産うんぬんは言わない方が良いかと思います
自分がどう思うかではなく、他人がどう思うかを言ったまでですので

そもそも憲法9条は第一次大戦後にできた「不戦条約」を元に作られた、いわば二次創作であり、それ程特別なものでもありませんし

 自国の憲法を誇りに思うことが他国の憲法をさげずむことにはならないと思います。

>平和憲法の下で、戦後70年近く平和を維持してきたことを大事にして、

韓国は、平和憲法を持っていた日本相手に竹島を武力で実行支配してますが
ちなみにその当時の自衛隊は正にその年に誕生したばかりであり、まともな抑止力がありませんでした

>世界文化遺産にしてもよいような日本国憲法を堅持して、

これは自覚しているかどうかわかりませんが、他国の憲法より日本国憲法が優れている
裏を返せば他国の憲法が日本国憲法より劣っていると思われても仕方が無い文章です
そのような自憲法優越主義の人がどうやって他国の信頼を得るというのでしょうか

>自衛隊は武器を使わないという信頼があって、最後まで任務を全うできたという見方に賛成である。

9条の有効性を主張するために、イラクでオランダ軍が自衛隊員を命を懸けて守っていたことを無視するのは人としてどうかと思います

 ヒトラーが平和主義者であったかどうかは知りません。安倍氏や橋下氏などはつけ込まれないように強固な武力をもち戦争をできるようにと言っています。ヒトラーも同じだと思うのですが。

イギリスの名宰相、ウィンストン・チャーチルはその回顧録の中で「第二次世界大戦は防ぎえた戦争だった」と述べている。それはミュンヘン会議でチェンバレンがヒットラーに大幅に譲歩してしまい、結果的に戦争を招いてしまった外交上の失敗を指している。第一次世界大戦の惨禍に懲りたヨーロッパの人々が心底、平和を希ったがゆえにヒットラーを増長させ暴走させてしまった。評論家の故小室直樹氏はその著書の中で「平和主義者が戦争をもたらした」とまで言っている。私はこのパラドックスにとても驚いた記憶がある。平和憲法の問題もつまるところ国家観、人間観に行き着くように思われる。すなわち国家(人間)は弱みを見せれば、相手に付け込まれると。よって立つ国家観、人間観が違えばいつまでたっても議論はかみ合わないと思う。

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