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2013年7月22日 (月)

神道の葬式

 親戚の葬式に出席した。この家は神道なので通夜も葬儀も神式である。ずっと以前に葬式に行ったときは、自宅で執り行った。記憶では大変簡単であった。神棚にお神酒を入れる瓶子や野菜と海藻など簡単なお供えなど必要な物を揃えて行われた。

 神主さんが1人だけで、祝詞をあげて玉串の奉奠をし、参拝をした。時間も短かった覚えである。それに神主さんへのお礼も大変少額であった。だから神式の葬式がいいなと思ったものである。

 今回はというと、会場を葬儀屋で借りて行われた。それで立派な祭壇があり、神主さんも二人来た。神主さんは直衣(のうし)に烏帽子(えぼし)を被り笏(しゃく)を手にしていた。笏は祝詞を出したりしまったりするときやお辞儀をするときに使った。

 参列者は椅子に座ったが、通夜の時は、起立をする場面がやたら多くあった。神主(祭主)の入退場時、祝詞をあげるとき、拝礼するとき、玉串奉奠の時などだ。

 式の初めの方で献撰というのがあり、蝋燭に灯をともしたり、酒の瓶子の蓋を取ったりする。終わりの方で撤撰と言って灯を消し、瓶子に蓋をする。祝詞は文語体で、一生懸命に聞き取ろうとしたが、部分部分聞き取れただけであった。仏式の場合はお経だから全くのチンプンカンプンであるが似たようなものである。

 お焼香に当たるものが玉串奉奠(たまぐしほうてん)で、榊に白い紙で作った紙垂(しで)が付けてあった。それを神主さんから頂いて、時計回りに向きを変えて、枝の方を向こうにして祭壇の上に置くのである。そのやり方は事前に会場の係りが教えてくれた。玉串奉奠の時、柏手(かしわで)を打つのであるが、弔の場合は「偲手」(しのびて)と言って掌をそっと合わせるだけである。二拝二柏手一拝は同じである。

 後半に、遷霊というのがあり、向かって右手にしつらえた小さい祭壇に御霊を移す儀式である。会場の灯りが一時消される。この儀式は魂をそちらに移すということのようだ。この時も式の初めの方で献撰というのがあり、おわりの方で撤撰がある。

 通夜の時間も仏式の場合は30分であるが、45分もかかったので意外であった。

 翌日の葬儀の時はやり方が改められて起立の回数が減らされたので良かった。本当は起立をするのであろうが、高齢者が多いので変えたようだ。

 葬儀は通夜と同じように45分ほどかかったが、遷霊はなかった。祝詞が3回読まれたが、その中に、いつまでもここにとどめておきたいがそうすることもかなわないので火で焼くところに移すというような意味のことが入っていた。

 納柩のとき、参列者が玉串を柩に入れた。その後みなで花を入れてきれいに飾っって親族で蓋をした。蓋の上には「○○刀自柩」と書いた幟が載せられた。この幟は葬儀の間祭壇の横に立てられていた。

 火葬場ではまた玉串奉奠が行われた。それにも15分かかった。

 火葬場から戻ると十日祭が行われた。遷霊をした祭壇が中央に移してあった。

 神式は抹香臭さはないが祭主の玉串奉奠やお辞儀がやたら多かった。私はキリスト教の葬儀は一度も経験をしたことがない。神道はこの親戚の場合だけである。

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自分が死んだらどんな葬儀をして欲しいかは、高齢世代になれば決めておきたいものです。しかしながら話しが話しだけにきちんと手順まで決めている人は少ないように思われます。今、自分の葬儀を考える活動を婚活、就活に倣い終活というそうです。そのためのセミナーへの参加、葬儀社への事前見積もりをする人も増えているとか。そう言えばエンディングノート(パソコンからも無料でダウンロードできる)に葬儀への希望という項目もあるので、それに従って記入するのも書きやすいかもしれません。
それすらも実行が伴っていません。お墓をどうするかの問題もあるし、事前にきちんとしておかないと
結局は高いものについてしまうとも聞いています。遅かれ早かれやってくるのは間違いないのに何故か
先延ばしになってしまいます。

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