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2013年5月 6日 (月)

週刊ポストに変節ぶりを批判された朝日新聞

 4月30日の朝日新聞に週刊ポストが出した広告に、「安倍晋三と朝日新聞の不適切な蜜月」という見出しが目に入った。それを見て私は「やはりそうか!」と思った。

 私は幼少の頃よりの朝日新聞読者である。名古屋では中日新聞が圧倒的にシェアを占めるが、朝日を購読してきた。その私が朝日新聞の記事に違和感を覚えたのは東日本大震災後しばらくしてからである。ネットでは中日系の東京新聞の記事がよいと評価され始めていた。その点については以前にblogで取り上げたことがある。

 安倍政権ができてから、アベノミクスに始まり、消費税増税、TPPや憲法改定、国防軍創設、衆議院議員選挙区割り、教育改革・・・・などさまざまな重要な政策が次々に提起されてきた。

 そうした重要案件に関して、朝日新聞の記事の取り上げ方は何とも生ぬるいものを感じていた。かつては朝日は自民党政権に批判的だとか、左寄りだとか、週刊誌からことあるごとに攻撃の対象にされてきた。それが今度は安倍政権よりというのだ。それで内容を確かめるために書店に行って週刊ポストを買ってきた。

 週刊ポストによると、「えっ、これが同じ新聞!?」という小見出しで、第一次安倍内閣の時の安倍批判ぶりを例としていくつか挙げ、それが第二次安倍政権でどのように変化したかを書いている。

 ”安倍首相の施政演説には「施政方針演説、さあ、仕事をしよう」と社説でエールをおくった。

 4月5日には、「安倍首相が大規模な財政出動と金融緩和の『アベノミクス』を打ち出し、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に道を開くなど、次々に手を繰り出した。首相の持論である『戦後レジームからの脱却』をひとまず封印し、最大の懸案だった経済再生に集中的に取り組んできた姿勢は評価できる」とべた褒めである。”とポスト誌は書いている。

 ”朝日新聞は、「記者行動基準」に、「記者は真実を追及し、あらゆる権力を監視して不正と闘う」という基本姿勢を掲げている。「権力の監視」はメディアの重要な役割だが3大紙でそれを明記しているのは朝日新聞だけだ。

 だからこそ、大メディアがこぞって安倍礼賛へとなびく中で、自民党政権に一貫して批判的な姿勢を取ってきた朝日まで変質したとは、権力監視機構としての大新聞の終わりを意味しているようにも思えてくる。”と厳しく批判している。

 もともと憲法改正を社論としている読売新聞や産経新聞ならいざ知らず、朝日新聞が憲法改正問題にも尻が引けた姿勢でいるのはおかしいとも書いている。

 戦前に、新聞はみな大政翼賛へと取り込まれてしまい、あの忌まわしい戦争に突き進んだ。その反省の下に戦後は「ウオッチドッグ」(市民の側の番犬)としての役割を果たすべく努力して来たのではなかったか。それが「権力の飼い犬」となってしまってはいったい誰が正しい情報を提供できるのか。

 飼い犬となったもう1つの重大な証拠をポスト誌は指摘している。それは、安倍氏が自民党総裁になった時、朝日新聞木村社長と極秘会談をし、安倍氏にかつての朝日と自民党の不和を詫びたというのだ。

 その上完全な関係修復をするために、安倍批判の急先鋒の若宮敬文主筆を入れ替えた。朝日の論調ががらりと変わったのは彼が退職してからであるという。私も読者として確かにそうだと納得した。

 さらに2月7日には、帝国ホテルの中華レストランで社長が安倍首相と会食をしたという。朝日新聞社は社長や政治部長が総理大臣を接待するようになったのか、と書いている。こうしたことは欧米ではありえないことだと指摘する。

 週刊ポストは、「読者は”変節”を見抜いている」と書くが、その通りである。私の知人でも他紙に乗り換えた人がいるし、私も乗り換えを考慮中だ。

 新聞社も読者がいてなんぼだから、この際、一度朝日をやめて見たらどうであろう?そうすれば反省するかもしれない。週刊ポストの5.17号はヒット作である。

 

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コメント

同感です。最近の朝日の紙面は気の抜けたビールのようです。漱石しか読者をつなぎとめる術がなくなったのでしょうかね。

 みなさんからコメントを頂きながらご返事を書けずにいました。東京へ行ってました。これからもよろしくお願い致します。

私はこの20数年中日新聞の読者なので、朝日新聞がどのように変節したのかは分かりません。ただ朝日新聞系の報道ステーションも最近、以前に比べて、売りである鋭い批判姿勢が足りないと感じてはいました。確かに新聞も読者がいてなんぼの世界です。逆にその過度な?批判精神を嫌って離れる読者もいるかもしれない。営業政策上どのような報道姿勢で行くか、新聞社も商売なのできれいごとでは済まないかもしれない。朝日新聞らしさがなくなり、離れる読者が増える読者より多くなれば、また論調は変わるかもしれない。因みに中日新聞は脱原発についても変節せず、しっかりした記事を書き続けていると思います。

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