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2013年5月20日 (月)

「入院したら給付金、保証が一生続く終身型保険」より「貯金」

 5月18日の朝日新聞「青be」に、一面の大きな広告が目についた。それは「医療保険+ガン保障に先進医療保障もついて、一生涯保障!」というものであった。

 その同じbeの「お金のミカタ」という早川幸子さんの連載記事は、「入院したら給付金、保障が一生続終身型の保険」というタイトルであった。

 興味を覚えて読んでみた。このタイプの医療保険は、毎月支払う保険料が一定額で、一生保障が続く安心感から人気があるのだという。しかし、国の医療制度が変化している中で、「一生安心」には疑問符がつくと書いている。

 推計では、昨年は約124万5千人が死亡し、その85%の100万人以上が病院で死亡していることになるという。国立社会保障・人口問題研究所の推計では2040年には、死亡者が165万人に増える。これは高齢者が増え続けるからだ。

 そのため現在のように、85%が病院で亡くなるという状況には対応できなくなると思われる。だから、国は医師の往診や訪問看護を広げることを目指している。今後、高齢者に対する医療は、入院治療ではなく、診療所や中小病院を中心とする在宅医療が中心となる可能性が高いという。

 そこで問題になるのは、現在多くの人が加入している「入院給付金、保障が一生」という民間医療保険である。この保険は、入院を前提にしており、入院しなければ給付金は貰えないのだ。

 高齢者の場合、手術を伴わない入院が多い。また、民間医療保険で認められている入院先は、医療法で定められた病院や診療所で、介護施設は給付の対象外なのだ。在宅療養ではもちろん貰えない。

 そういう訳で、「老後の医療費に備えて」加入したはずの保険が、いざという時に使えない恐れがあるというのだ。だから若いときに加入すれば保険料が安いが、慎重に検討すべしとアドバイスしている。

 高齢になって頼りになるのは、入院や手術をしない限り受け取れない保険金ではなく、何にでも使える「預貯金」だという。

 健康保険には、高額医療払い戻し制度があり、一般的な収入の人は、1か月の入院費が仮に100万円かかっても、自己負担額は9万円程度。70歳以上は更に負担が減るから、保険料分を貯金をしておけば賄える額だという。

 私と妻は、老後の医療を心配して、勤めているときに民間医療保険に入っていたが、バブル崩壊後に保険会社が倒産してしまった。そのときかなりの損をして、それ以来保険には入っていない。

 終戦後のことだが、私の母は戦前から入っていた簡易保険がインフレによってパアになってしまった。それからは母は保険には入ろうとはしなかった。生活を地味にして貯金をし、それで老後の医療は賄うことができた。

 確か経済評論家の荻原博子氏も保険より現金と言っていたと記憶する。

 

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コメント

 介護施設に入るには医療保険は効きませんからやはり現金が役に立つと思います。

3年目になりましたが義母102歳の土地を売却したお金は数千万円あり、認知症のために義母は全くお金のことはわからなくなりました。ただ食べることのみの生活で人の手を借りないとベットから起きることも出来ないし、もちろんトイレは人の手を必要としています。義母の預貯金通帳は後見制度を利用して預かってもらっています。今後の心配もあるでしょうが、今現在安心ならいいのでは…と義母から教えてもらっています。

 貯金しても金利がほぼ0ですし、インフレになると金の価値が減るという危険はあります。でも、保険より現金かなと思っています。

知人の話しによると、ステージ3の直腸がんで入院手術した際、10日で退院したとのことす。勿論、症状にもよりますが今は入院期間が想像以上に短く
なってきているようです。そうなると入院保証とか
給付金というのは、一見有難いうたい文句のようですが実際は大した金額にならないケースが殆どのような気がします。保険料を現金でためておいた方が
得かもしれません。ただその現金預金も金利は殆どゼロ、円安で円の価値がどんどん目減りするので
安心はできません。余談ですが著名なエコノミクスとの浜矩子氏はアベノミクスのことをアホノミクス
と酷評しています。

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