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2013年5月10日 (金)

お上りさん東京へ行く④―新装なった歌舞伎座で観劇

 新装なった歌舞伎座の5月公演初日を見に行った。婿がインターネットで探して夜の部を予約してくれたのだ。帰宅時間の関係で本当は昼の部の第二部がよかったのだが、満席であった。

 第三部は午後6時開演で、開場は5時半だということであった。それでまず予約しておいた弁当を取りに行って、歌舞伎座の前で待った。一幕見というところに並んでいる人たちがいた。一幕を立見席で見るのであろうかと思った。

 開場予定の5時近くになってもまだ前の部の人たちが出てこなかった。出てきたのは30分ごろであった。40分過ぎにやっと入場できた。プログラムがもらえると思っていたら何もくれなかった。

 私たちの席は1階の右側最後列であった。でも、両側にある桟敷席と舞台からの距離は変わりなかった。座席は一等席が25000円で、私たちは2等席で15000円であった。ロビーでイヤホンガイドを借りた。700円であった。

 最後列なので座席の後ろに荷物を置くことができて便利であった。荷物を置くと場内を見に行った。舞台前から見ると3階席まであった。座席は全て赤色で座席の間はゆとりが感じられた。桟敷席には扉があり、机があって、お茶が用意されていた。

 トイレを探したら、地下だと言った。階段を下りて行くと随分と深かった。トイレに入ると隣の男性が、「歌舞伎座はサービスが悪い。トイレは遠いし、外で長い間待たせるし。」と怒って話しかけて来た。

 開場から開演まで15分あまりなので館内を見ることができない。ロビーは狭く御園座と変わりがない。入口に藤純子と菊之助の奥さんが立って挨拶をしていた。

 土産物売り場に行って大急ぎで土産物を探した。どれも「歌舞伎座」の字やロゴが入っているだけで値段が高かった。

 6時になり劇が始まった。初めは「梶原平三誉石切り」であった。鎌倉の鶴岡八幡宮の社前が舞台である。ステージ一杯に中村吉衛門の平三と家来、尾上菊五郎の大庭と家来たちが横に並んでいた。きらびやかである。大庭の家来の俣野(又五郎)は赤ら顔に緑の衣装で目立っていた。名刀を売りに来る六郎太夫は歌六でその娘梢は中村芝雀であった。

 この出し物はハッピイエンドで、しかも、舞台一面に並んで動きは少ないが、きらびやかなので春の演じ物にふさわしい。私には演技のことは分からないが、イヤホンガイドを借りたのでその説明で理解が深まった。

 幕間が30分で、その間にせわしく弁当を食べなければならない。館内のレストランは2日前の17時までに予約をしなければならないので間に合わなかったのだ。最初は座席で食べるのはどうかと思ったが、他の人たちもそうしていたし、何よりも時間が少ないので弁当でよかった。

 地下のトイレに行くときに、藤純子とすれ違った。背が高くてきれいであった。地下に行くには、エスカレーターもあることが分かった。

 後半は、「京鹿子娘二人道成寺」で、藤純子の息子の尾上菊之助が白拍子、坂東玉三郎がその影の白拍子を演じた。舞台には道成寺の大きな鐘が下がっていて、所化(坊主)たちがずらりと並んで登場し、まず客をリラックスさせるセリフを言った。そして花道からせりあがって白拍子の花子が出てきた。

 その後もう一人の花子(実は影)が現れて鐘を拝ませてほしいという。所化たちは舞を奉納するならと言って認める。女人禁制なので男の踊りを踊る。二人の花子はつぎつぎと艶やかな舞を披露する。最後に形相が変わり鐘に飛び込む。花子は熊野詣での僧安珍を焼き殺した清姫の霊であった。

 二人の舞の共演は一緒に、交互に、1時間も続いた。大変だと思ったが素晴らしかった。終わったら9時近くであった。新装の歌舞伎座で伝統の歌舞伎を見ることができて満足した。

 

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コメント

 新しいものは何でもいいものです。柿葺落が見られてよかったです。

新装なった歌舞伎座のニュースはマスコミでも大きく報道され話題になりました。さぞかし華やかで貴重なご体験をされたことと思います。特に至近距離で藤純子を見れたのも会場にいればこそでよかったですね。それにしても娘婿さんのホスピタリティは
素晴らしいと思いました。

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