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2013年5月19日 (日)

お上りさん東京へ行く⑪―日本の良さを実感

 フランスへ行って来て、そのあと東京へ行った。共に世界に名を知られた一国の首都である。しかし、人口はパリが名古屋市とほぼ同じの223万人程度であるが、東京23区の人口は900万人だからかなりの違いがある。

 パリでは、観光名所はどこへ行っても大変な混雑だったが、東京も新宿とかアメ横とか浅草など、ところによっては大混雑である。

 ただ、パリの場合はどこへ行っても、スリやひったくりに遭わないよう用心していなければならない。白人の場合はいいのかも知れないが、東洋人は目立つから狙われやすい。

 現にルーブル美術館ではウエストポーチを開けられたし、一緒に行ったOさんは地下鉄駅で財布を盗られそうになった。地下鉄を待つときは壁にくっついていたし、地下鉄の中ではお互いにガードし合った。どこに悪い奴がいるか分からないから気が緩められない。

 東京では、もちろん大混雑の中、油断をしてはならないが、パリほどの緊張はいらない。だいたい人の流れや様子から安全を判断できた。

 安全に旅行できることは、大事なことである。それに日本はレストランが安くておいしいところ、高級なレストランと値段もいろいろあり、料理の種類もバラエティに富んでいて豊富である。

 土産物にしても、お菓子類にしても、ビールや酒類にしても、とにかく品数が多く値打ちなのが多い。

 パリでは、ビールは2種類、キャンディ類も種類が少ない。コンビニはなくスーパーも数が少ない。

 何よりもよいのは、日本人の「おもてなしの心」である。レストランや店屋やデパートにしても大変親切なところが多い。

 東京で、意外だったのはのは、電車で席を譲られたことである。さりげなく立って席を譲ってもらったことが5,6度あったと思う。

 今円安に向かっていて、外国からの観光客などを呼び寄せるのにチャンスである。日本の良さを大いに宣伝して外国人に日本を楽しんでもらいたいものである。

 ○皇居前広場

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○谷中銀座の竹細工店で

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○上野不忍池

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○三菱一号館中庭

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コメント

 外国旅行は元気で金に余裕があれば何度でも行きたいです。異文化に接するということは魅力です。

三波春夫が言った「お客様は神様です」はいささかオーバーにしても海外に出ると、これは日本だけの特殊な接客態度に思えてきます。ツアーでホテルに到着しても、従業員全体で歓迎するという雰囲気ではなく極めて事務的な感じがします。ホテルに限らず土産物屋、レストランも似たようなものです。かなり不親切な応対をされても日本であればブーイングですが現地の人たちはこれが普通なのか、じっと耐えているようです?人間みな同じという言葉もありますが、海外に出ると、所変われば品変わるというフレーズの方がはるかにリアリティがあります。それはさて置くとしても、スリ、置き引きの被害は常ですし、テロに遭遇する危険すらあります。水が
ただでないことにも日本人には違和感があります。
帰国するとホッとしますが、暫くするとまた出かけたくなるから不思議です。


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