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2013年4月21日 (日)

やっと行ったフランス⑧―ヴエルサイユ宮殿

 第4日めの最後の見学地はかの有名なヴェルサイユ宮殿だ。12時45分にヴェルサイユに着き、先ず昼食のレストランへ行った。YAKI TOKYOというおかしな名のレストランで、店内は殆ど日本人客で埋まっていた。近くのテーブルの人に聞いたらJTBのツアーだと言った。他のグループも来ているのだろうと思った。

 魚貝のコキュ(グラタン)、ローストポークとポテト、カマンベルトースト、チョコエクレアだった。フランスビールのkronebourgはまずかった。フランスではどこへ行ってもハイネケンのビールでフランスのブランドは珍しい。ワインの国なのでビールはあまり飲まないのかもしれない。そこへ行くと日本はいろいろなビールが楽しめる。

 食事の後、すぐ近くのヴェルサイユ宮殿正門に行った。前は大きな駐車場で広場にも、門のところにも、中の広場にも人がいっぱいであった。その間をアフリカ黒人がエッフェル塔などの飾りを持って売り歩いていた。添乗員は無視するように言っていたので無視をした。

 現地ガイドはファビアンで日本語がぺらぺらであった。日本に留学し確か筑波大学で学んだと言った。彼は日本語のジョークや洒落もうまく、また知識が豊富であった。

 彼の後について金ぴかの飾りのある門を通って中の「王の内庭」という石畳の広場に入った。建物の前にも金ぴかの飾りが目立っていた。右手の入口から宮殿内へ入った。

 ヘラクレスの天井画が素晴らしいヘラクレスの間からスタートした。どの部屋も天井に絵が描かれていて壁には大きな肖像画などが掛けてあった。ギリシャやローマの神々にちなんだ名前がつけられ、その神々をテーマにした絵や彫刻で飾られているのだ。

 豊穣の女神の間、ヴィーナスの間、ダイアナの間、マルスの間、寝室、アポロンの間、戦争の間と説明を聞きながら順に見て行った。

 アポロンの間は特に豪華でルイ14世が銀の玉座に座って謁見をしたので玉座の間ともいわれるそうだ。戦争の間ではルイ14世の騎馬姿の絵が目に入る。

 もっとも有名な鏡の間はからは壮大な庭園が見られ、庭に面しない方が鏡になっていて天井からは豪華なシャンデリアが下がっていた。この部屋でヴェルサイユ条約が結ばれたのだ。

 その裏に王の寝室があり、ルイ14世はここで亡くなった。その隣の牛眼の間、閣議の間、そして平和の間は平和がモチーフである。

 マリー・アントワネットが王太子を出産した王妃の寝室、王妃がしばしば食事会を開いた大会食の間などがあり、「マリー・アントワネットとその子どもたち」(ヴィジェ・ルブラン作)はその後の悲劇と重ねて人の運命の過酷さが哀れを誘う。

 かつてのフランスの王の絢爛豪華な宮殿を見終わった出口のところに書籍や土産を売るところがあり、そこでOさんがヴェルサイユの本を買った。外で待っていた私に見せてくれたので見ると、何と中国語の説明であった。それで一緒に行って日本語版と取り替えてもらった。

 余談だが、ヴエルサイユ宮殿では、昔は廊下の隅っこで大便などをしていたと本で読んだことがある。添乗員に聞いたら、女性はバケツをスカートの中に入れて用を足したのだと言った。ファビアンに聞いたら、かなり匂ったらしいと言っていた。汚れが余りにもひどくなってヴェルサイユ宮殿を建て替えたか移転したというようなことを本に書いてあった。

 ファビアンが庭園は5時半になると無料解放されると言った。後で観に行くことにして、16時過ぎにブルマンシャトーホテルにチェックインした。ホテルは正門から300mぐらいの便利なところにあった。

 庭園を見に行きたい人は5時半にロビーに集まることにした。この日は夕食は各自で摂ることになっていた。疲れていたが部屋で一寝入りすると寝過ごすといけないので、近辺を見て回ることにした。

 添乗員さんが教えてくれた広い通りを歩いて行ったが、店やレストランがなかった。かなり歩いてやっとそれらしい通りに出た。でも、時間がないので切り上げて戻ることにした。前を見るとIさん姉弟らしい姿が見えた。声を掛けたらその通りであった。二人は店がある方まで行ってきたそうだ。

 ロビーでは結局Hさんたちが現れず、7人で庭園を見に行くことになった。ホテルから宮殿が見えているのでそちらに歩くだけだ。宮殿の右に庭園に続く入口がある。庭園のチケットブースに行くと5時半を過ぎているのに有料となっていた。係りの人に聞くと6時半から8時半までだという。仕方がないのでノートルダム寺院へ行こうということになった。ところがこちらの出口からは出られないと言われた。それで待つことになった。

 待つ間退屈なので私は手品を見せることにした。1円玉がぐるぐる回るように見えて止めると1円玉が掌の上に落ちる手品を見せて、それをみんなに上げた。その場で練習をした。次にネックレスの鎖にリングが引っかかる手品を見せた。それをみんなにやってもらったがIさんの弟が偶然にできただけでできなかった。

 そうやってわいわいやっているうちに6時半になったので庭園に入った。広大な庭園なので1/3ぐらいを歩いて後は遠くから眺めた。庭園でHさんたちに会ったので合流した。疲れたので休んでから来たと言っていた。木をだるまのように剪定して、芝を幾何学模様にした庭園もあった。

 庭園を見て、夕食を食べるレストランとを探すことになった。通りはヴェルサイユ宮から放射状になっているのだ。方向は分かっていたのでノートルダム寺院の方へ行った。寺院を見ながらレストランのありそうな通りへ向かった。

 ピザ屋が2軒並んでいて呼び込みをしていた。他のレストランとも見てから戻り、客も多いのでいいかと思った。店の前のテラスで食べている人においしいか尋ねたら、とてもいいと言った。ピザやサラダやカレーのようなものを食べていた。アメリカ人だと分かった。「英語が上手だね」と言ったら、「ハワイから来た」と笑っていた。

 ヨーロッパは外と中とで場所の値段が違うので聞いたら、同じだと言ったのでその店に決めた。中に入ると地下室に案内された。騎士の鎧や刀などを置いてあり、狭かったが洒落た感じであった。

 メニューを貰ったがどれがいいか分からないので、私は先ほどのアメリカ人のところに聞きにいった。これがいいと教えてくれた。

 それぞれが好きな物を注文した。メインはピザにした。私は1人なのでピザだけにした。ピザは大きな皿にはみ出る大きさで直径30cm以上あった。みんなは味はよいと言った。他の人は2人でシェアなのでよいが私は1人で食べきれるか心配だったが何とか食べきった。このピザレストランはCAPRIと言って安くておいしいお勧めだ。ピザ10.5ユーロ、ビール4.5ユーロ。

 帰りにヴェルサイユ宮殿がライトアップしているのが望見された。でも、疲れているので観に行く人はいなかった。この日は19000歩ほど歩いたそうだ。

 20時50分にホテルに帰ると、トイレの辺りで雑音がするのでフロントにいうと見に来てエアコンの音だと言った。切ると音が消えたのでエアコンなしで寝た。

○ベルサイユ宮殿正面「王の内庭」

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○ヘラクレスの間天井画

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○鏡の間

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○マリー・アントワネットと子どもたち

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○池のある庭園

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○ベルサイユ宮殿

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○幾何学模様の庭園

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○おいしい大きなピザ

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コメント

 それまで贅の限りを尽くしてきたのですから王の力が弱まったときに民衆の怒りが爆発したのだと思います。嘘か真か知りませんがアントワネットは逃げ延びたという説もあるそうですね。

 日本の建築と西洋の建築法や素材の違いだと思いますが、見事なものですね。日本がどの時代だったかと考えると凄さが分かります。

マリー・アントワネットの処刑された場所に案内された時に庶民の手で次々と処刑され断頭台の露と消えて行った人々の魂があちらこちらから何かを私に訴えてくるような不気味な気分を味わいました。

17世紀、日本では徳川幕府の初期の時代にこのような壮大な宮殿を建造したルイ絶対王政の権勢には驚きました。日本のお城とはスケールが違います。建物は勿論のこと天井画も見事でした。大聖堂もそうですが、どのように高い天井に描いたのか(取り付けたのか)いつも不思議に思います。反面、民衆に対する圧政は過酷?で革命が起こるのはむベなるかなと思ったりしました。それにしてもトイレの少なさには閉口します。エルミタージュ美術館でも同じでした。どうも厠に関する考え方が西洋と日本では根本的に違うようです。

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