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2013年4月28日 (日)

「異議あり!安倍内閣」 戦争への道を許さないナガサキ市民の声明

下記の「ナガサキ市民の声明」を転載します。子どもの頃戦争を体験した者として、日本は2度と戦争への道へ進むべきではないと考えるからです。私たちの孫の世代を戦争に送らないように安倍首相の企みに反対すべきだと思います。
 昨年12月の第46回衆院選挙の結果、国防軍創設を叫ぶ自民党が大勝利し、核武装を唱える維新の会も大躍進をしました。これによって衆議院は憲法「改正」に賛成する議員が3分の2を超える勢力となり、第2次安倍内閣が成立しました。
 安倍内閣は、当面、アベノミクスと称する強欲資本主義の再生に専念しながら、7月の参議院選挙に勝って、その勢いで一気に憲法「改正」に突き進むことをもくろんでいるきわめて危険な内閣です。
 すでに安倍内閣は、憲法「改正」の要件を定める96条の「改正」を提起しています。それは衆参各議院の過半数があれば改憲の発議ができ、国民投票で「有効投票の過半数」の賛成があれば「改正」成立とみなすなど、驚くほどハードルを低くするものです。
 他方、安倍内閣は憲法9条を「改正」する地ならしも始めています。それは現行憲法のもとで「集団的自衛権の行使」を認めようとしていることです。
 集団的自衛権とは、密接な関係にある国が攻撃を受けたとき、自国への攻撃とみなして共同で反撃する権利です。日本政府は、これまで、憲法9条があるから「行使できない」との立場を貫いてきました。このため小泉政権がイラク戦争に自衛隊を派遣したときも、給水など後方支援業務しか行いませんでした。しかし、安倍総理は、戦後日本が堅持してきたこの方針を転換し、自衛隊の海外での武力行使に道を開こうとしているのです。
 元外務省国際情報局長で日米関係に詳しい孫﨑享氏は、「憲法改正と集団的自衛権行使の狙いは、自衛隊を米国の軍事戦略上自由に使える“傭兵”にすることであり、イランとの戦争などで使用することが予想される」と指摘しています。
 安倍総理は、集団的自衛権行使を認める理由として、尖閣諸島をめぐる中国との対立などをあげていますが、本当の狙いは米国の下請けとして海外で戦争するためだといえます。自民党の改憲草案で「国防軍は…国際的に協調して行われる活動…を行うことができる」としているのは、まさにこのことを指しています。
 安倍総理は、憲法「改正」と集団的自衛権の解釈見直しによって日本を戦争できる国に変えようとしているのです。
 日本が、アメリカとともに他国を攻撃すればミサイルなどで沖縄、佐世保などの自衛隊、米軍基地の町が反撃される恐れがあります。戦争で死亡する自衛隊員が増えれば次に想定されるのは、自衛隊員を確保するための徴兵制導入です。
 安倍内閣は、夏の参議院選挙で勝利するため、いまは国民が求める景気回復に力を入れています。しかし、参院選で圧勝し、衆参のねじれを解消すれば一気に集団的自衛権の行使を容認し、憲法「改正」に突き進むことは確実です。このような見通しに立って私たちは、「異議あり!安倍内閣」、この声を日本全国にとどろかせたいと考えています。
 被爆地・長崎から、安倍内閣にノーを突きつけ、戦争への道を変える平和の動きを強めていくことを宣言します。合言葉は、小田実が残した「憲法9条は今が旬!」です。
     2013年3月20日
       
         「異議あり!」戦争への道を突き進む安倍内閣を許さないナガサキ集会

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コメント

 日本近海だけとは限らないと思います。集団自衛権行使で遠い外国にも出動となるでしょう。それが怖いのです。

>集団的自衛権行使の狙いは、自衛隊を米国の軍事戦略上自由に使える“傭兵”にすることであり、イランとの戦争などで使用することが予想される」と指摘しています。

米軍が自衛隊をイランで使おうとしても、今の自衛隊にそんな戦力も兵站能力もありませんし、少しぐらい軍事費が増えてもそんな戦力を揃えるのは無理です
米軍の多大な協力無しには自衛隊が海外で米軍の代わりの「傭兵」などとても無理なんです

そもそも、そんなコストをかけて自衛隊を使うぐらいなら米軍は自分で攻撃しますし、イランでの軍事行動ならイスラエルが担います
イスラエルは米国よりイラン攻撃に積極的ですし

日本の集団的自衛権が必要になる一番の事態は、日本周辺海域で米軍が攻撃された場合、日本の艦艇でそれを守る場合です

 日本が戦争にまきこまれず、他国をいためることなく、70年すぎてきましたが、この記録をどんどん伸ばしてほしいと思います。

私は安倍さんが政治信条は別にして人間的にはかなり好感が持てる人物だと思っている。(拉致家族からも最も信頼されている。)それはともかくとして
今日のブログの内容、特にアメリカとの関係はかなり的を得た指摘であると思う。それでは近隣諸国との間でかってない緊張が高まる中、日本の平和と安全を維持するためにどうしたらいいのか、最善の策は何か、それが問題なのだ。かって「国連は田舎の信用組合のようなもの、中国が加入すればもっと悪くなる」と発言し、国連軽視も甚だしいということでクビになった防衛庁長官がいた。その心は少しの金で会員になれて、自分の利益ばかり主張してまとまらないということだが、かなりの部分当たっている。自国の損得だけで拒否権を発動する中国も困ったものである。私は同盟関係を全面的に否定はしないが、自国の安全と平和は基本的に自前で守らなければならないと思っている。

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