私の腰痛克服法
24日の朝日新聞朝刊一面のトップ記事は「腰痛の人が2800万人」というものであった。記事の一部は下に引用しておく。
私は30代の頃から1年に何回かギックリ腰となり、その度に加藤整形外科へ行ったのであった。退職後も行っていたが、この先生が亡くなられてから山路整形外科にかわった。70歳の頃だったと思うのだが、レントゲンを撮ったら「脊椎管狭窄」があると言われた。
病院では、ウオーターベッドでマッサージをし、患部を温め、電気で刺激をした。薬を貰い、シップをした。1週間か10日ぐらい通うと快復した。
毎年3回ぐらい病院に通っていたのだが、1年余り前にふと思いついて自分流のストレッチをすることにした。すると、腰痛にならなくなり、以来病院には行っていない。
自分流ストレッチは、次のような簡単なものである。
①両手を上げてしっかりと伸ばす。両掌向かい合いで10秒、両掌内向きで10秒、両掌前向きで10秒、両掌後ろ向きで10秒。それを3回繰り返す。このストレッチが一番大事だと考えている。
②首をゆっくり2回ずつ回す。左右やる。
③腕を肩の高さにあげて体側をひねる。10秒ずつ左右各2回ずつ。
④体側を曲げる。10秒ずつ左右各2回。
⑤前屈10秒2回。(前屈は指の先が床上30cmであったが、昨日VITAの野村先生に教えて頂いて10cmまで曲がるようになった。それまでできなかったのは背中を曲げていたのが原因であった。大腿の付け根(鼠蹊部)を曲げるようにすると簡単に曲がるようになった。)
⑥片手を上、他の手を下にして頭を下げて体をひねる。10秒ずつ左右各2回。
⑦両手を広げて肩の高さに上げ、胸を開き、肩甲骨を閉じる。10秒ずつ2回。
⑧腕を肩の高さにして左右動かす肩甲骨の運動。前に10回、後ろに10回。(肩甲骨を動かすと肩こりがなくなるという)
⑨広瀬香美さんが勧めていたスクワット。10秒ずつ6回。(ポイントは体が垂直にお尻をやや後ろへひく。お尻の穴を閉じる。このスクワットは発声のためにもよいという)
朝日新聞の記事から
【辻外記子】腰痛の人は全国に推定で2800万人いることが、厚生労働省研究班の調査でわかった。40~60代の約4割が悩んでいた。関係学会は、一般的な治療法ごとにお勧め度をまとめた。原因不明の腰痛では、安静よりも運動が効果的で、1カ月以上続く痛みにはマッサージの効果ははっきりしなかった。ストレスなど心理的な影響も腰痛の引き金になると認定した。
厚労省研究班(主任研究者=吉村典子・東大病院特任准教授)は東京や新潟、広島など全国8カ所の住民約1万2千人分のデータを分析した。医師による問診などで、「腰に痛みがある」「1カ月以内に1日以上痛みがあった」人の割合は、60代が4割強でピークだった。40代、50代も4割前後で、70代以上は下がる傾向があった。男女比は4対6だった。
痛み止め、温熱、マッサージ、腰の牽引(けんいん)……。様々な腰痛の治療法、どれが本当に効くのか。日本整形外科学会と日本腰痛学会は、一般的な治療法の信頼度を診療指針にまとめた。白土修・福島県立医科大教授(会津医療センター準備室)らが、国内外の約200の論文を分析した。
腰痛は、背骨のがんや、腰椎(ようつい)骨折、椎間板(ついかんばん)ヘルニア、脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症などでも起こる。こうした病気が疑われれば、すぐに画像検査をして、もとの病気を治す必要があるという。
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腰痛は人間が直立で歩行し始めた時から宿命づけられたと言われています。すなわち重たい頭を背骨で支える必要があるからです。それはともかく、私も現役時代ひどいぎっくり腰で会社を休んだことがありますし、腰痛も時々起ります。ららさんの腰痛克服法は効果的だと思います。確かに体を「伸ばす」
「曲げる」「ねじる」という動作をすることは腰痛には効果的であるといわれています。
問題はそうした動作を習慣づけて毎日実行できるかどうかです。ただ、ラジオ体操はこの3つの要素を
完全に満たしているので、毎朝実践していましたが
このところやらなくなりました。第1第2をやっても10分程度ですので、また復活したいと思っていますが、、。
投稿: Toshi | 2013年4月11日 (木) 06時26分