名古屋市博物館で二つの展覧会を見た
知人のblogを見たら、「キルトの世界」展のことが紹介してあった。昨日のNHK名古屋のニュースで、岩手県大船渡市の写真家の三陸津波の写真展を紹介しており、それも見たかったので、名古屋市博物館へ出かけた。
まず、「キルトの世界」展を見た。私は、昨年見た津島のキルト作家の展覧会だと思っていたが、違っていた。「キルトハウスEMIKO 桜山カルチャー」主催の大島恵美子さんという作家の展覧会であった。
2部屋の会場には畳3畳から4畳ぐらいの大作が展示してあった。古いタイプのキルトから新しいキルトの作品まで多様であった。
写真を撮らせてもらっていいか尋ねたら、ご主人がいてOKを下さった。ついでにご主人から話を伺うことができた。
小さい作品でも制作に2か月以上かかるといい、大きい作品は更に時間がかかるそうだ。確かに見ただけでも気が遠くなるような細かい縫い方である。
一通り見た後、気に入った作品を何点かカメラに収めた。私の好みでは、抽象的な作品より、具象性のある作品が良いと思った。
この作品展は、17日(日)までである。
その後、三陸津波の写真展を見た。カラーの写真は、津波が押し寄せる瞬間や災害の後の瓦礫の山などを生生しく記録してあった。
大船渡市と陸前高田市の記録写真で、あの有名な陸前高田の一本松と満月の写真もあった。
撮影をしたのは、大船渡スタジオの佐藤尚義さんと叶さんである。パンフレットによると、海岸の近くにあったスタジオが被災しながらも、「『日常』と記録のためだけに撮った」という作品38点を展示している。
主催は「大船渡・陸前高田支援ネットワーク」である。タイトルは、「大震災の現実と復興への歩み」であった。
3月11日午後2時46分を境に、それまでの平和な生活が一変してしまったのだ。同じことがいつ我々の上に起きるかもしれない。平和な時の写真との対比が痛々しい。
こちらは映像がない。展覧会は17日(日)午後3時まで。
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