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2013年3月21日 (木)

楽しく聴いた「男声合唱ジョイントコンサート」

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 3週間ほど前に、CAFE VITAの加藤さんが「男声コーラスのジョイントコンサートがあるけど」と言ってチラシをくれた。それで先日行ったときにチケットを頼んでおいた。

 コンサートは、17日の日曜日に、芸術劇場コンサートホールであった。午後3時開演だが14時15分開場なので、それに間に合うように出かけた。着くと既に150人ぐらい並んでいた。10分ほど待って開場すると、すぐに2階の席を目指した。

 2階正面右の最前列に座った。観客は続々と入ってきた。当地方の有力合唱団のジョイントコンサートだけあって、観客は若い人も交じっていたが、中高年の男女が多かった。

 出演するコーラスグループは、一番が「SINGERSなも」で23名ぐらいがグレーのユニホームでステージに上った。曲目は、「Messa a 3voci in La minore」(Antonio Lotti作曲)で、アカペラで大聖堂の響きを感じた。

 2番目は、男声合唱団「昴」で、これも同じようなグレーのユニホームで、人数も同じぐらいであった。曲は、「見よ、かの蒼空に」という題で、石川啄木の短歌や詩、信長貴富作曲で、これもアカペラであった。おとなしくまとめてあった。

 3番目は、クールジョワイエで白いいユニホーム。西村朗作品から、「夏の庭」(ピアノ組曲)「響きの中に住む庭よ」「ゆうぐれ」(同声3部)。30名ほどの歯切れの良い、まとまりのある歌声はさすがであった。

 15分の休憩のあと、男声合唱団「響」は、真っ赤なユニホームで、30名ぐらいの団員は若い人も多いように見受けた。曲は、「男声合唱組曲 月光とピエロ」(堀口大学作詩、清水脩作曲)。アカペラでバランスよく、よく響く歌声であった。

 5番目は、今回初参加となる老舗の東海メールクワイアーであった。白いユニホームで60名ぐらいいた。男声合唱組曲「残照」より、(井上靖作詩、高田三郎作曲、今井邦男編曲)でピアノ伴奏つき。まとまりはさすがだがそれ以上のものが欠けた印象であった。

 6番目は、グランフォニックで、黒のユニホーム。50名ぐらいであった。曲は、男声合唱とピアノのための「運命の歌」(Johannes Brahms作曲、北村協一編曲)声量もまとまりもある歌声であった。

 最後は、合同演奏で、多田武彦作品集より、「柳河」「石家荘にて」「雨」「作品第弐拾壱」。公募の人も含めて200名近くがステージに上り、迫力のあるアカペラであった。

 今回のジョイントコンサートは、6合唱団の歌声を聴くことができ、正味2時間の演奏を楽しく聴き比べることができた。自分も70を過ぎてから男声合唱団を作り歌ってきたが、そのお蔭で一層楽しく聴くことができた。

 プログラムに書いてあったが、私の若い頃と違い、合唱団は高年齢化しているという。その中で若い人たちにもコーラスの醍醐味を知ってもらいたいという狙いもあったようだ。

 私たちの若い頃は、いろいろと目指すものがあって、ゲーテのいう「疾風怒涛の時代」(sturm und drang)があった。その人たちが老年に達して、なお、「疾風怒涛」の時を過ごしているのだ。

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コメント

学生時代にコーラスをやり、社会人になっても続けてきた人が多くいると思います。平均年齢が高いですから。でも、熟して行くのは素晴らしいです。

投稿: らら | 2013年3月22日 (金) 08時11分

曲目を見る限り、かなりレベルの高い作品にチャレンジされているようですね。私の学生の頃は、社会主義がまだ今ほど色褪せてなく、収穫の歌や森の歌を合唱団とともにに演奏したことを覚えています。
若さと熱気で会場(豊田講堂)は盛り上がり、ほんとに社会主義社会はユートピアのように思えたものでした。今回の出演者もその当時に活躍された人達もいるのではと思います。いつまでも歌への熱い思いを持って歌い続けて欲しいと思います。

投稿: Toshi | 2013年3月21日 (木) 12時04分

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