前立腺生検がからんで「前立腺炎」を発症
前立腺ガンの有無を調べるために「生検}を行ったことは以前に書いた。結果はガンはなかったのでほっとしたことも書いた。
生検で退院した日から1週間余り、尿に出血があったが、それもなくなった。施術場所への違和感も次第に薄れて行った。
1週間ほど前に、突然寒気を感じて体のところどころが痛んだ。風邪だと思ってルルを3錠飲んで寝た。その夜は、1時間おきぐらいに小便に起きた。小便をするときは最初灼熱感というのか、何とも言えない嫌な感じがあって出はじめるとその感じは消えていった。
寒いので起きるのは嫌であったが、どうしても我慢ができないので、トイレに起きたのであった。
最高時38.6℃の発熱は、3日間で平熱に戻った。しかし、排尿時の灼熱感はなくならなかった。そしたら日曜日の夜にも、再び1時間ごとぐらいにトイレに起きた。
それで思い切って医者に診てもらうことにした。街の泌尿器科へ行った方がいいのか、診察時間がかかる市大病院へ行った方が良いのか、悩んだ末、前回の生検とのからみもあるので市大病院に決めた。
朝9時40分の受付のあと、前回診てもらったK先生に決めた。この先生は大変患者が多くて時間がかかるということであったが、やむを得ないと思ったのだ。聞いてみると、月曜日はどの先生も非常に混むということであった。
尿を取ってから、泌尿器科の待合室へ行った。補助椅子まで出してあった。40分ぐらいすると看護婦が来て症状を尋ねた。私の予約時間は、11:30から12時だが、いったい何時ごろになるのか聞いたら、午後になるだろうと言った。
昼休みはいつと聞くと、ぶっ続けでやるのだという。先生たちの食事はどうするのか聞いたら、食べないのだそうだ。前回の場合、私の診察が終わった時は17時を回っていたことを思い出し驚いた。
「家に帰って出直してもよいか」と聞くと、時間を決めて行ってくれれば良いというので、13時に来ることにして一旦帰宅をした。
食事やもろもろを片付けて、13時に待合室へ戻った。まだ11:00~の人の診察になっていた。持参した「医者に殺されない47の心得」(近藤誠著)を読みながら待った。13時45分ごろようやく診察室前に移動した。13時55分に診察室に入った。
症状を話した。医者は尿検査の結果は尿が濁っていると言った。白血球の残骸がでているそうだ。ということは、細菌と戦っているのだなと思った。
エコーをやると言ったのでベッドに横たわった。エコーの後、前立腺の触診をした。抗生物質と止血剤を処方するといったので、先ほどの本に書いたあったことを思い出し、「なるべく体の他のところに影響がないようにお願いします。」と言ったら、「それでは木曜日にもう一度来てください」と言って、診察の予約をしてくれた。
「私は、ご覧の通り患者がいっぱいなので、他の先生にしますが」と言って調べたが、みな一杯であった。でも、予約をしてくれた。
結局、「前立腺炎」を発症していたのだ。原因は、生検で針を刺したのも影響が考えられるし、風邪のような症状が引き金を引いたかもしれないと言った。生検の手術の後遺症というか、副作用でよく前立腺炎になることがあるという話であった。
今にして思うと近藤医師の本にあるように、検査もむやみに受けるべきではなかったのだ。でも、この本を知ったのは最近のことで、後の祭りであった。
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近藤医師の本には医者はどんどん変わればよいと書いてあります。よい医者を探すことも大事だと思います。
投稿: らら | 2013年3月 6日 (水) 08時23分
近藤医師の本には大病院にいってはいけないと書いてありました。特に大学病院はやめよと。みんないきたがるので混雑するのです。
投稿: らら | 2013年3月 6日 (水) 08時21分
かかりつけ医で不信感をもてばいくらでも医者はあるのですから、自分の気に入った病院に行けばいいとおもいますが、以前藤田衛生大学病院に勤務していた同級生の先生がばんたね病院の院長になりました時に講演会を開催されて、患者さんの中にはあそこの医者がいいとかいろいろとぐるぐる回ってきて大変にやりにくい患者の方が多くなり先生側では「この先生にかかって死んでしまうような事態になっても良いという先生を見つけてください。」と言われましたが、なるほど!と思いました。
投稿: fumiko | 2013年3月 5日 (火) 11時00分
大事に至らなくてよかったですね。素人考えですが
女性によく起こる膀胱炎のようなもので、抗生物質を処方すればすぐ回復するように思えましたが?
それにしてもよく混む診療科ですね。私も記念病院の泌尿器科に定期的に通っていますが、予約していますのでそれ程の混雑はありません。高齢になると
泌尿器科は誰でもお世話になる確率が高いので、気軽に行ける専門医院があった方がいいですね。
近藤誠氏の説によると、健康診断を受けるグループAと受けないグループBに分けて追跡調査をすると、ABの平均寿命に大差はないそうです。よって
健康診断(検査)はやってもやらなくても大勢に影響はないそうです。でも個人的には検査によって不安が解消できるのは精神衛生上好ましいことです。
投稿: Toshi | 2013年3月 5日 (火) 08時47分