元気な星崎保育園の子たち―マジックに眼が輝く
おべんとう箱のIさん、Oさん、Hさんと4人で星崎保育園にマジックのボランティアに行った。Iさんはもう一人の女性とお琴の合奏も披露した。
この日は1月、2月に生まれた子たちの誕生会であった。園児たち全員の他に保護者も20名ぐらい参観に来ていた。
最初に誕生日の子の紹介があった。4歳児、5歳児、6歳児の誕生日の子たちが10名いた。担任の先生がひとりひとりの成長ぶりを話した。それから素敵な誕生日の歌をみんなで歌った。
次に、誕生日の子たちが一番自慢できることを披露した。鉄棒に片手でぶら下がるとか、竹馬に乗るとか、前転とかだが、中には側転を演じる子もいて驚いた。
その後4月から小学校に入る子たちが歌を6曲ぐらい歌った。
それからゲストの出演で、お琴の演奏は「雛祭り」と「春の歌」であった。2人とも和服で演奏した。琴の音色はとてもいいものであった。
琴の後はマジックであった。私は1番初めにやらさせてもらった。驚いたのは2歳ぐらいの子から年長組までみんなが一斉に注目したことであった。
最初に簡単な丸い色の移動をやったが、みんなが「えっつ?」「えっつ?」と言って驚いていた。
赤、青、黄の3本ロープも子どもたちに話しかけながらやったが、最後に1つに結ばれると大きな声が上がった。真っ白なカードから、象、犬、牛の絵が現れるものも大変に受けた。
紙に書いたスプーン曲げも園児にサインをしてもらってその紙を上げた。3本リングの時は、何人かの園児から「それ見たことある」と声が出た。きっとテレビで見たのだろう。構わずに演じたら不思議そうに真剣に見ていた。先生たちも不思議だといいながら見ていた。
最後は風船の貫通をやった。中に針が十字に交差して刺さっているのを見せたので、とても不思議そうであった。風船が割れることもなく無事に終わった。
2番手はIさんで、シルクの消失と出現や薔薇カードを演じたが、これも大好評であった。
3番手のHさんは、シルクから出したおめでとうの久寿玉割りから入り非常に喜ばれた。火を燃やした後パンを出し、そのあときれいな取り出しを滝のように流して華麗さに目を見張っていた。
最後はOさんで、ロープ奇術を2つ演じたあと、自分で考案したマジックを演じた。バネ花のプロダクションのあと、いろいろな色のテープをこれでもかこれでもかというほど出し、さいごにペンギンを出して、卵からシルクを出したので大喜びであった。
最初に書いたように、保育園児がこれほど集中して見てくれるとは思わなかったので大変やりがいがあった。
終わった後、それぞれの教室に行って給食をふるまってもらった。薄い味付けの健康的でおいしい給食であった。
私は4歳児の教室に行ったが、大歓迎で人懐っこくて、食べている間いろいいろと話しかけてきて楽しく食べられた。「おじさんの年は幾つ?」と聞くので、当てさせたら、いろいろと言っていたが、一番上が34歳だった。それで34歳ということにした。
給食のときに、紐とリングのマジックと鎖とリングのマジックを見せてあげ、触らせてあげた。みんな触るのが嬉しがった。「マジックを覚えたい」という子たちや、紐の手品を見せてくれる子もいた。
元気で反応の良いとてもいい子たちであった。
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