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2013年2月18日 (月)

うどんは茹で方や調理の仕方でかなり味が変わるものなのだ

 鍋をしたときに、最後にうどんを入れて食べた。そのとき、「このうどんえらい柔らかいな」と感じたので、妻にそう言ったら、「これ、讃岐うどんよ」と言った。「讃岐うどん?こんな伊勢うどんより柔らかいのが?」と私は言った。

 妻が、「そうよ。これがうどんの袋」と言って見せてくれた。見ると確かに讃岐うどんと書いてある。販売者は、「讃岐うどん坊」でサンヨーフーズ株式会社となっていた。

 袋の表には「四国直送、本場讃岐ー讃岐うどん5食用」と記載してある。念のためにインターネットで調べたら、確かにこの会社は存在した。(香川県坂出市林田町番屋前4285-323)袋の記載と住所は同じであった。

 讃岐うどんには私は思い出があるのだ。それは、40年ぐらい前に職場の旅行で四国へ行ったとき、高松の栗林公園に行った。公園に入る前に、昼食を摂ろうということになった。でもどこの店がいいのか分からない。それで私が通りかかった人に尋ねたのだ。するとその人は,栗林公園入口の前の辺りにある讃岐うどんの店がいいと教えてくれた。

 その店で食べた讃岐うどんが、私たちの初めての讃岐うどんとの出会いであった。独特の腰の強さは私たちを満足させてくれた。それまで食べていた名古屋のうどんとは全く違っていたのだ。

 それ以来私は讃岐うどんをまた食べてみたいと思っていたが、名古屋では食べる機会がなかった。しかし、名古屋にも讃岐うどんの店が栄と金山にできたので食べに行った。

 今では讃岐うどんは全国区となり、名古屋でも格安の讃岐うどんの店が滝子や金山駅などにできている。どこでも共通しているのは腰の強さである。

 ところがサンヨーフーズの讃岐うどんは、私が期待した腰の強さがなかった。袋には「美味しさ長持ちロングライフ麺」と赤い字で書いてある。どうして柔らかいうどんになったのかと思った。

 それでインターネットで調べて初めに書いたホームページを見つけた。問い合わせ欄があったので、そのフォームを使って苦情を書いた。

 すると会社から返事が来た。

 弊社茹でうどんは冷凍うどんと違い(冷凍うどんは澱粉が多く入ってます)小麦粉に水、添加物(塩、アルコール、乳酸、乳酸ナトリウム等)を配合し、製造しております。
 
 弊社の茹でうどんを冷凍庫に入れますと麺に含まれています水分が凍って氷になり、次に解凍しますと麺の中の氷が解け、麺のグルテン(コシ)を切ってしまい、柔らかくなり、短麺にもなってしまします。
その為、常温で保存出来るように製造しております。
 生麺を湯がいてすぐ食すうどんには到底かないませんが、沸騰したお湯に茹でうどんを入れて頂き、浮き上がるまで箸を入れないで下さい。浮き上がったら軽く箸で混ぜて頂き、お好みの固さで食して下さい。
 せっかくですので生うどんと茹でうどんを少々ですがお送りさせて頂きますので比較してみて下さい。
 
  どうやら妻が冷凍保存をしたことが第一原因で、次は、鍋をしたときに入れたので私が食べるときは煮えすぎになっていたのだと思う。
 別に品物が欲しくてmailをしたわけではないのだが、親切にも同じものが生うどんと一緒に送られてきた。それで教えて頂いた通りにして食べたら、5食入りの方は多少柔らかい感じはあったが、おいしく食べられた。生めんの方はまだ食していない。
 次の昼食に「炒めうどん」にして食べたがおいしかった。大学生の頃、下宿先で「満州うどん」というのを作ってくれたが、今でいう炒めうどんのことである。当時はうどんを炒めて食べることは珍しい時代であった。

 うどんや蕎麦などは昔から「早く食べないと伸びるよ」と言われる。私も妻からよく注意されるが、なかなか微妙なところがあると改めて知った。

 ちなみに「5食入り讃岐うどん」は、スーパーで200円から売っている。1食40円なので手頃である。

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