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2013年1月22日 (火)

石原維新代表と安倍首相の危険な企み―参院選で勝って「改憲」

 18日、朝日新聞朝刊の囲み記事に、石原慎太郎日本維新の会代表が、「憲法だけは変えよう」と自民党総裁選前に安倍首相に呼びかけていたと書いてあった。

 かねてから石原氏は、現行憲法はアメリカによって与えられたのだから廃止して新しい憲法を作るべきだと発言していた。

 先の衆議院議員選挙で自民党が大勝し、日本維新の会もかなりの議席をとり、衆議院では憲法改定への足掛かりを作った。今年の夏の参議院議員選挙で改憲勢力が2/3以上を占めれば、憲法を変えることが現実的となるのだ。

 石原氏は維新の会の党国会議員団役員会の挨拶で「今年は正念場。参院選を相当、力を入れてやると日本も大きく変わる。年内にも(憲法改正)のつもりでやろう」と述べたそうだ。

 石原代表の発言の通りで、もし、自民党と日本維新の会が参議院で2/3を制すればすぐにでも改憲が可能となる。安倍首相は改憲に意欲を燃やしていて、オバマ大統領との会談では手土産に「集団自衛権の見直し」を持っていくぐらいだから反対のはずがない。

 ただ、安倍首相は、石原代表と違い、参議院選挙が終わるまでは安全運転を心がけるから不利を招くような動きは封じるはずだ。勝利を得れば待ってましたとばかりに一気に改憲に動くに違いない。

 今度の参議院議員選挙は衆議院選挙のときと同じく、マントの下に隠された「改憲」を見抜いて投票すべきである。私は平和憲法は守り抜かなければ子孫や世界の平和を大事にする人たちに申し訳が立たないと思っている。

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