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2013年1月 2日 (水)

初詣に八事興正寺に行って変わりように驚く

 今年の元日は、お屠蘇を頂きお節料理を食べてから、初詣に行きたいという婿に付き合った。昨年は近くの川原神社へ行ったのだが、今年はまだ行ったことがないという八事興正寺へ出かけた。

 地下鉄に乗るつもりで川名駅まで行ったら丁度電車が出た後であった。それで歩いて行くことにした。隼人池の畔に宝珠院というお寺があり、そこには我が先祖のひとりの墓がある。父の母方の先祖なのだがあの山内一豊につながるものだ。

 もともと清州にあったのだが寺の移転でこちらに移ったのだ。大変立派な墓である。そこにお参りをして興正寺へ行った。

 興正寺の境内に入って驚いた。景観がガラッと変わっていたのだ。以前は五重の塔から本殿に向かって広場がありすぐに行けたのだが、新しい建物が幾つか建っていた。右手には金ぴかの飾りをのせた大きな建物が造られていたし、本殿と結んで左側には宗務所が造られていた。

 参詣の人の長い列が続いていた。ずいぶん時間がかかりそうだと思ったが並ぶことにした。途中で餅つき大会をしていた。その脇でお茶を振舞っていたので熱いお茶をもらった。

 本殿では、ご祈祷を頼んだ人たちが座って、ご祈祷をしてもらっていたが、若い僧侶が銅鑼を叩いて「○○様、家内安全、交通安全、健康をお祈りします」と言うたったそれだけのもので、次々に進めていた。いったいいくらお布施を出して殿上に上ったのかしらないが下で自分でお参りしても変わりはないのにと思った。相変わらずゲンを担ぐ人が多いのだと思った。だから神様も仏様も成り立つのだが。

 前の若い女性は、「家内安全、学業成就、無病息災をお願いしたら欲張り過ぎかしら?」と連れの男性に話していた。新聞には五円玉が不足していると書いてあったので5円玉にしようかと思ったが、10円玉を投げた。そして型どおりに「家内安全、無病息災、交通安全、世界平和」と唱えた。

 賽銭を入れるところを見たら、ほとんどが10円玉と5円玉と1円玉ばかりであった。デフレのせいか、それとも収入が少ない人が多いからかと思った。元日の中日新聞の社説には、正社員でない人が1756万人になったと書いてあった。

 お寺に初詣に行くのは生涯で初めてであった。初詣と言えば神社と思い込んでいたのだ。でも、婿が「浅草寺に行く人もいっぱいいるよ。」と言ったので興正寺に行ったのだが、確かに天気が良かったこともあり、参詣人は引きも切らなかった。

 それにしても日本人はファジーな民族だと改めて思った。神様でも仏様でも何でもいいのだ。第一お寺の境内にお稲荷さんがあるくらいだ。

 初詣の一番の収穫は、八事興正寺の変貌を見たことであった。

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コメント

 私もそうですが、普段着で出かけました。和服の女性もほとんどいませんでしたし、普段着の人が多かったようです。様変わりですね。

元旦は比較的我が家から近い猿投神社に初詣に出かけています。かれこれ25年くらいになりますが、年々正月の風情が薄れていくように思います。まず
晴着をきて参拝する人が非常に少なくなりました。不景気のせいなのか、立派な門松もあまり見かけません。そう言えば車に正月飾りをする人も殆どいなくなりました。お正月が特別の日というより、1年にたくさんある祭日の1つ程度の位置づけになりつつあるのか?そういえば年賀状の売れ行きも毎年、
減少の一途だそうです。お正月が待ち遠しかった子供の頃の印象が鮮明に残っているので、こうした
変化に一抹の淋しさを覚えますが、、。

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