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2012年12月21日 (金)

94歳で立候補した川島良吉さんの心意気

 12月19日の朝日新聞「ひと」欄に、全国最高齢で衆議院議員選挙に立候補して戦った川島良吉さんが紹介されていた。94歳だという。

 一体なにが川島さんを立候補に駆り立てたのか?それは党首討論で「憲法を改める」ことや「国防軍」などというコトバが飛び交っていたのを聴いたことだ。

 川島さんは21歳の時陸軍歩兵として中国戦線に送られた。目の前で仲間が次々と死んでいったのを見た。「政治家は戦地には行かない。犠牲になるのは弱者や貧乏人なんだ」という思いが強くなった。

 若い人にその思いを伝えなければ・・・今がチャンスだと立候補を決意した。何と公示日の前日のことであった。そして立候補届け出締め切り3時間前に届け出て埼玉16区から立候補したのだ。

 供託金は、「葬式代」として貯めてあった300万円を充てた。神奈川県に住む長女とその夫は「じいちゃんがそこまで言うのなら」と応援に来てくれたという。

 高齢のため体調のことも考えて、街頭演説は2日間だけにした。毛筆書きのタスキをかけて、手押し車に腰かけて、「川島良吉94歳」「日本国憲法は最高!憲法第9条を守ろう」と訴えた。

 私も今回の選挙の争点の第一は「憲法改悪」だと思いblogにも書いたが、自らの戦争体験から「憲法改悪」「戦争への道を開く」ことへの危惧を強く感じて行動にうつされた川島さんのアンテナの鋭さと心意気にいたく感じ入った。

 川島さんは好物はチーズやナッツ類。常に最安値をチェックして、年金をやりくりしながら質素な1人暮らしを続けてきたそうである。94歳にしてひとりで暮らすことも大変だと思うが、300万円の資金支出もよく思い切ったことだと感心する。

 結果は2169票で最下位落選したが、絶望はしていないという。「こんな右傾化の動きは長くは続かない。国民はそんなバカじゃないよ」と言っているそうだ。

 国民はこれからの政治の動きに関心をもって、戦争への道を進まないように平和憲法を守ることが大事だ。

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コメント

 戦争を知る人々は少なくなって来ました。安倍さんは知らない世代です。だから国防軍などと言えるのでしょう。

解散から1ヶ月において選挙。政治という 選挙という 重要性
国防軍 で プログ 検索中です
国防軍とは いったい どんな 具体的な 政策なのだろか?
国防費 第9条 水銃 捕虜 実弾 威嚇 殺人 戦争
徴兵制 不敬罪 BC級戦犯 官房長官 PKO NATO 軍事科学 軍事産業 学校教育
国際平和維持活動 平和維持軍 安保理 核兵器問題 非核三原則 オスプレイ 日米関係  
日本のどこかに 核ミサイル設置 したりするのかなぁ?
喧嘩の仕方なのかなぁ?仲間作り(集団 絶対数 多数決)~孤立~武闘派~インテリ派~
リメンバーパールハーバー 広島 長崎 あの時の戦争の結果。
~政治研究会(名前検討中 戦争を知らない子供達

 日本に川島さんのような方がいるということをもっともっと知ってほしいと思いました。特に投票に行かない若者に。

みんなが知らないだけで、こういう立派な方がたくさん見えますね。
憲法を選挙の争点にすべきというご主張に賛同します。憲法遵守を公約すれれば、それに反するものはみな公約違反になるから、わかりやすいです。
憲法遵守の公約をもとにして、原発反対等々の具体策を付け加えればいいと思います。
いい公約をしても当選できないからダメですね。

今の若い政治家の親ですら戦争の記憶はない時代になった。太平洋戦争が風化するはずである。300万円の供託金が没収される覚悟?で立候補に臨んだ94歳の川島さんは見上げたものだと思う。ご本人が惨禍を極めた戦地に赴いた人だけに大変説得力がある。
この行動を300万円をドブに捨てるような愚行と笑うのはたやすいが、彼の真摯でで切実な思いは多くの人たちの琴線に触れたと思う。近隣諸国との領土問題で緊張が高まる中、世界に冠たる?平和憲法では国の安全や国益が維持できないと考える国民が増えているのは残念なことである。

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