世界の常識は日本の非常識
たんぽぽ舎の「日本の常識は世界の非常識 ドイツでは警察もデモを応援」を転載する。
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┗■ 日本の常識は世界の非常識、ドイツでは警察もデモを応援
└────(斎藤なぎさ たんぽぽ舎ボランティア)
○ノルウェーと日本の国旗がはためく中、プラカード片手に官邸前に行く。ノルウェー人の目に、抗議行動に対する過剰な規制はどのように映るであろうか。
機動隊は10部隊あるが、この日の管轄は第5機動隊である。官邸前上の横断歩道は渡ろうとするデモ参加者とそれを阻止する警官との間で毎回攻防が繰り広げられる。コーン内のデモ参加者も黙ってはいない。
しかしスピーチを終えた国会議員は何事もないかの如く横断歩道を渡っていく。今日は志位和夫さんと三宅雪子さんを呼びとめて、デモ参加者だけが横断歩道を渡れないのはおかしいと訴えた。色とりどりの放電灯をスポークにつけた自転車が25台、目の前を走り抜けて行った。鮮やかな反原発のパフォーマンスである。
福島集団疎開裁判をしている弁護士がスピーチをした。野田総理に福島の子どもたちの集団疎開の即時実現を求めたが無回答であったため、国連のジュネーブ本部を訪ねて日本政府への圧力を願い出たという。国連関係者たちの反応は良かったようで「日本の常識は世界の非常識です」と断言した。
○次に、カリフォルニアの原発に反対するアメリカ人男性がスピーチをした。毎月11日にサンフランシスコの日本領事館の前で、日本の運動と連帯すべくデモをやっているという。カリフォルニアには、サンオノフレ原発とディアブロキャニオン原発があり、2つとも活断層の真上にあるそうだ。「安全な原発なんてない。世界中が汚染されている。メルトダウンしているんだから除染なんてできない。嘘をつくのはやめろ」と痛烈に批判した。
○抗議行動が終わった後、ドイツ、デュッセルドルフで脱原発運動をしている高岡大伸さんに話を聞いた。ドイツでは、日本の再稼働はありえないし、3号機は核爆発だったと認識しているという。また「デモが車道でできるのは当たり前で、デモをしますと届け出ると警察は『それは良いことですね』と応援してくれる」と話した。(Atomkraftfreies JAPAN SAYONARA GENPATU DU SSELDORF)
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