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2012年10月 4日 (木)

中国の著名作曲家、呂遠さんの素敵な言葉

 8月28日に放送されたNHK「テレビで中国語」をようやく聞いた。その最後の方で日本と中国の橋渡しをした人が紹介されていて、今回は中国の有名な作曲家の呂遠さんであった。

 彼は、日本の数々の素晴らしい歌を中国語に翻訳して紹介したことで知られている。(私は初めて知ったのだが)千昌夫の「北国の春」はその一つで、1979年に中国に紹介した。一例として民謡ソーラン節や「四季の歌」なども紹介している。

 丁度文化大革命が1978年に終わった後で、人々はきれいなメロディーと歌詞に飢えていた。そのとき呂遠さんは千昌夫の「北国の春」を聴いて心をうたれたのだ。すぐに中国語に翻訳をしたのだが、日本語の歌詞をそのまま中国語にするのではなく、中国人が受け入れやすいように歌詞に工夫を凝らしたという。

 日本語の詩にも韻が見られるが、中国語の場合それはもっとはっきりしたものがいる。それで詩の心を失わないように気を付けながら中国語の歌詞をつけたのだ。彼は歌の本質を見失わないことが大事だと言っている。

 彼の説明によると、「白樺碧空南風」というところは、「亭々白樺悠々碧空微微南来風」と形容詞の「亭々」「悠々」「微微」を入れて柔らかく表現をした。

 呂遠さんは、日中音楽祭を開催してきた。そこで日本人は日本語で、中国人は中国語で一緒に同じ歌を歌うことは素晴らしいと言っている。

 彼は心の交流の価値が大事だと言っている。心が通じ合うこと、共通の人間性、変わらぬ人間性を強調したいという。

 尖閣列島問題を端緒として日本と中国の間が険悪になっているが、彼は今どんな心境であろうか。きっと今の状況を憂えているに違いないと思う。彼が言うような心の通じ合いが大事で文化の交流はそれに寄与するところ大だと思うのだ。

 ちなみに「北国の春」中国語バージョンは、テレサ・テンが歌うものもあるが私は蒋大為が歌う呂遠バージョンが好きである。

 

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コメント

 紹介していただいたサイトをみました。この放送は知りませんでした。Youtubeにアップロードされてはいないのでしょうね。民間だから再放送はないのでしょう。残念です。

今日のブログを読んで、私は未だ民族、宗教紛争が続くコソボで対立する民族の混合する室内合奏団を編成し、幾多の困難を乗り越えて、合同コンサートの開催にこぎつけた日本人指揮者、柳沢寿男氏のストーリーを思い出しました。この話は何度もテレビで放映され、ご存じの方も多いと思いますが、多くの人々に深い感銘を与えました。音楽は国家民族の壁を乗り越えて人の心を一つにできる素晴らしい力を持っていると心底思えてきます。
詳しくは次のサイトにその詳細が掲載されいます。
http://www.bs-j.co.jp/kakehashi2/
お時間が許せば開いてみてください。

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