原子力規制委員会が、傍聴者やメディアを監視するため公安警察を要請
特高のようなことが行われているのに驚き!!
―以下は転載―
東京の杉原浩司(福島原発事故緊急会議/緑の党 Greens Japan)です。
原子力規制委員会の会議に、原子力規制庁の要請に基づいて麻布署の
公安警察が入り込み、傍聴者とメディアを監視していることが明らかにな
りました。
規制庁、規制委員会の市民蔑視の姿勢は恐るべきレベルに達しています。
人事の見直しは最低限の要求です。OurPlanet-TVの白石草さんのメール
を転送します。動画などをぜひご覧ください。また、規制庁への抗議・要請
にもご協力ください。[転送・転載歓迎/重複失礼]
【抗議・要請先】
→ 原子力規制庁 政策評価・広聴広報課 委員会室
(TEL)03-5114-2114 (FAX)03-5114-2173 (E-mail)nra-bocho@nsr.go.jp
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みなさま
OurPlanetTVの白石です。
原子力規制委員会の会議に公安警察が入っていた問題について
動画と記事を掲載しました。
ちなみに、先週金曜の政府交渉で、委員長に要請文が届いてなかった件に
ついても質問していますが、そちらもヒドいです。
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原子力規制委員会~公安警察に委員会監視を要請
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1453
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先月9月19日に発足した原子力規制委員会が、委員会の傍聴者やメディアを
監視するために、警察を要請していたことが10日わかった。
委員会の傍聴者やメディアを監視していたのは、麻布警察所の公安警察。
原子力委員会が開催される13階会議室の一番後ろの出口付近に待機し、
取材に来ているメディアや傍聴者を確認しては逐一メモをし、時折、廊下に
出て無線で内容を報告していた。
委員会10分ほど前に、傍聴者の数人が警察が監視していることに気づき、
「あなたは誰ですか?何をしているのですか?」と詰め寄ったところ、
「規制庁の要請で来ている。それ以上、話す必要もない」と回答。
OurPlanetTVに対して、撮影をやめるように声を荒げた。市民は「何のための
警戒なのか」「一般市民の知る権利を侵害してる」と廊下まで出るように求めたが、
警察は「自信を持って仕事をしている」と応酬し、一時、押し問答となった。
委員会の監視に警察を要請していたことに関して、原子力規制委員会の田中俊一
委員長は会見で、「委員会で声を聞くまでは、全然知りませんでした」と回答。
原子力規制庁の森本英香次長は「庁舎内の秩序維持という観点から、警察署に
対して警備を依頼しているのは事実」とし、制服を着用しない公安警察である理
由については、
「制服で入っていただくことが、むしろ威圧を与えるようなことを、僕の直感的には
そう思いますので、そういうことがないように、最低限の警備という形で取り組んで
いくのがいい」と説明した。
傍聴者の監視問題では今年7月、当時の原子力・安全保安院が、関西電力大飯
原発(福井県)の断層調査をめぐる専門家会議の傍聴希望者の情報を警察に提
供した可能性が指摘され、その後、保安院の森山善範原子力災害対策監が記
者会見で、警察から詳細な説明を差し控えるよう要請を受けたことを明らかにし
た経緯がある。しかし、会議室内部に警察が入り、市民を監視した例はなかった。
森本次長は「保安院の時にどうだったのかは、知らないが、規制委員会はじまって
試行錯誤している状態で平穏な会議の維持ができれば柔軟に対応したい」と話した。
「日本の公安警察」の著者でジャーナリストの青木理さんは、「規制庁が警察に警
備を要請し、公安警察が情報を収集しているとしたら気持ち悪い話だ。規制庁の
モラルが問われる。
規制庁のトップが、池田克彦元警視総監であることとも関係がある可能性が高い
のではないか」と指摘している。
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