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2012年9月 6日 (木)

マニュフェストを作っても誰も信用しない

 衆議院解散は自民・公明両党と野田政権の約束であったが、参議院での首相問責決議可決によりご破算となった。国会は開会中にもかかわらず休会状態だという。関心事は民主党代表選と自民党総裁選挙だが、勝手にしろという感じで盛り上がらない。

 衆議院解散は、早くて10月、その次が予算編成を済ませた来年1月などと予測が出されているが、どのみち総選挙が来年の夏までにあることは間違いないことだ。

 自民党は解散せよと騒ぎ立てているが、個々の議員の胸の内はなるべく長く議員バッジを付けていたいということであろう。それは民主党でも同じである。せっかく取った政権だから1日でも長く政権党でありたいだろうし、何よりも解散すると次の当選はおぼつかない議員ばかりなのだ。

 そんな中でも各党は衆議院議員選挙を想定してマニュフェスト作りを始めたようだ。だが待てよと言いたい。マニュフェストを作ったとして一体誰がそれを信用するであろうか。ほとんどの選挙民は信用しないであろう。それは民主党のマニュフェストだけではない。他党だって同じだ。

 民主党は、前回の総選挙であれほどはなばなしくマニュフェストを掲げて、政権を取ったら絶対に実現させると言っていた公約がほとんど破棄されたのだ。その上マニュフェストにない消費税の増税を行ったのだ。

 マニュフェストは絵に描いた餅ならぬウソの塊だであることを天下に知らしめたのが民主党なのだ。

 今上り坂にある大阪維新の会は、維新八策なるマニュフェストを作った。しかし、これとて口当たりの良いことを抽象的に並べ立てたものであり、それを実現する時期や数値目標は書かれていない。橋下代表は民主党の轍を踏まないためだと説明しているが、彼自身は「八策は価値観、綱領のようなもの」と述べている。

 あとで突っ込まれてもどうにでも言い逃れができるようになっているとしか思えない。気をつけなけらばならないのは、とてもよいことが並べてある中に危険な剣が隠されていることである。

 例えば、衆議院議員の定数を削減することや参議院の廃止はよいとして憲法改正を目論んでいることだ。労働組合を否定し労働者の権利をはく奪しようとしていることも危険だ。教員を非公務員化し、初等中等学校を校長を長とする普通の組織にするという分けのわからないようなものもある。要するに首長の考える教育を徹底させるという上意下達の教育支配である。

 八策には他にもおやっ?というものが含まれている。

  5日の日経新聞の「春秋」コラムに面白いことが書いてあったので追加する。橋下市長は、いつも「僕」と言うのだそうだ。そしてさらに「僕の感覚では・・・」と言うらしい。例えば、文楽人形浄瑠璃を見た後、「僕の感覚では2度と見に来ない」と言ったと言う。「僕の感覚では、教育条例は保護者の大半が望んでいる」、市政改革プランでは、「僕の感覚が素案に入った」と言ったそうだ。

 しかし、政治を一個人の「感覚」で進められてはたまったものではない。彼の感覚に合わないんのはすべて排除されることになる。春秋子は、「維新八策は大向う受けのしそうな項目ばかり並べてある。後は『僕に任せておけ』ということらしい。」と皮肉っている。

 そういえば選挙は「白紙委任だ」と橋下市長が言ったことがある。「僕の感覚に任せろ」ということのようだ。恐ろしや、恐ろしや。

 選挙になると口当たりの良いマニュフェストが出てくるのであろうが、もう2度と騙されてはならないのである。 

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コメント

 民主党も自民党も維新の会もみな同じになりました。
維新の会が一番右よりだということです。

げんきんなもので、マスコミは政権党の民主党より
自民党の総裁選挙の動きを大きく取り上げている。
現状の政党支持率から判断すれば自民党の総裁に選ばれた政治家が総選挙後に総理大臣になる可能性が極めて高く、事実上次期総理を選ぶ総裁選挙と目されているからである。さらにワイド番組を見ていたら、自民党の若きプリンス小泉進次郎議員が誰を支持するかで、総裁選の帰趨がきまるというのである。総選挙を新総裁と小泉ジュニアのタッグで戦えば圧勝間違いなしと踏んでいるのであろう。
いっそ落ち目の民主党も人気の細野豪志を選んで対抗すれば起死回生につながるかも。今の小選挙制度
ではこうした小手先の戦術?が大きな戦果につながりかねないのである。

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