美夜之窯楽しい焼きもの展
知人から「美夜之窯・楽しい焼き物展」の案内をもらった。何でもマジックを毎日2回見せるのだという。陶芸にも興味があったがマジックとのコラボにも惹かれた。
日曜日、朝日新聞でコスプレサミットが栄のオアシスで開かれていると知ってそれを見に出かけた。その後日曜日なのでマジックショーはきっと混んでいるだろうと思いながら覗きに行った。
予想に反して展覧会場のチカシンギャラリーは観客が少なかった。テーブルの際の席を勧められて座った。後ろから名を呼ばれたので振り向くと同じクラブのMさんだったので驚いた。
2時からの第一部が始まるところであった。黒い服を着たマジシャンがシルクのマジックを演じた。その後金城学院マジッククラブの学生がシルクほどきとおしゃべりの入ったカードマジックを見せた。ジェニミツインだった。
次は、背が高い学生が大きなガラス玉で浮揚とジャグリングを上手に演じた。マジックは予言のマジックであったが分かりにくいものであった。
その後椋本さんが、ハンカチに安全ピンを通して移動させる手品と取り出し箱から自分の作品を出すマジックを演じた。
次の若い男性はコインを巧みに操り、カードマジックも大変上手でプロの手並みであった。
最後に登場したのは、アイルランド人のAETでマジックもバーで見せているという。カードマジックをトークを入れて巧みに演じた。
マジックに出演したのは、マジシャンのふしぎ良さんであることが分かった。彼は司会と進行もやったが道理で上手なはずだと納得した。出演者は彼のふしぎマジック塾の関係者であった。
●ふしぎ良さんの公式ホームページ
http://www5e.biglobe.ne.jp/~fushigi-/index.html
マジックが終わったあと、ゆっくりと陶芸作品を見せた頂いた。陶芸作家の八木三生さんと奥さんのこれも陶芸家の椋本計子(むくもとかずこ)さんの二人展であった。作品は多岐にわたり、出品数も多かった。
八木さんは私の質問に答えながら一緒に回って下さった。いろいろな抹茶茶椀は外側に砂を使ってあった。砂を使ったものは他にも花瓶があった。いずれも独特の風合いを出していた。
私は赤いきれいな発色の花瓶に目を奪われた。先代から美夜之窯を受け継いだときその釉薬の手法も受け継いだという。
八木さんは、大きいものが作りたいということで会場には三脚に載せた水盤や大きな火鉢のような水盤が置いてあって金魚が泳いでいた。
椋本さんの作品は、かわいらしい人形とかそれをあしらった作品が多く、「不思議な国のアリス」に関連したものをたくさん作っているそうだ。会場には絵本をかたちどった作品があった。面白いのはトランプの鏡で顔に当たる部分に鏡が入れてあって「あなたはハートのKINGというようなキャプションが付けてあった。
私は、磁器で親指姫が青い鳥に乗って飛んでいるデザインのコ-ヒーカップか、葉っぱを取っ手にした陶器のコーヒーカップか迷った末、陶器の方を買った。
この陶芸展は表題通り肩の凝らない楽しい展覧会であった。お二人ともたいそう気さくに話して下さりゆっくりと拝見できた。
展覧会は8月8日(水)まで栄チカシンギャラリーで開催。
◎美夜之窯のホームページ
http://www12.ocn.ne.jp/~miyano/
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