残念だったが見ごたえのある試合―銀メダルおめでとう!
ロンドンオリンピック女子サッカー決勝戦は10日午前3時45分キックオフであった。アメリカとの対戦はどんな試合になるか楽しみであった。
早朝目が覚める便所に行くとき時計を見ると4時15分であった。ちょっと寝過ごしたかと思ったがテレビをつけるとやっていたのはアメリカとカナダ戦の様子であった。時計を改めてみると3時15分。見間違えていたのだった。
それで始まるまで吉田沙保里選手の金メダル獲得後の様子や表彰式を見た。オリンピック3連覇は素晴らしい結果で伊調馨選手の3連覇と共に偉業と言える。なでしこジャパンも金メダルを取ってくれるといいが・・・と思った。
3時45分きっかりにキックオフした。まだピッチになじまない早い時間帯にアメリカのロイドに先制ゴールを許してしまった。でも、前半終了まではたっぷり時間があるのでどこかで点を取りかえしてくれるだろうと思って見守った。
なでしこジャパンは体制を立て直し次第にボールの支配率がよくなった。アナウンサーも60%支配していますと言っていた。
前半にもチャンスはあったが結局得点にはならなかった。なでしこジャパンはアメリカに対し果敢に攻めていた。特に34分の宮間のシュートはゴールに当たり惜しかった。それで後半に期待をつないだ。
その間女子バレーボールはブラジルと準決勝を戦い結局勝てなかった。三位決定戦をやると速報が伝えた。
後半戦は、日本のキックオフで始まった。なでしこジャパンは敵陣にボールを持ち込み頑張っていたが、9分にちょっとした隙に奪われたボールを早いドリブルで運ばれまたまたロイドに入れられてしまった。
しかし、そのすぐ後18分沢のシュートから大儀見が何とか押し込んで得点をした。その後もなでしこはゴールを目指して攻めていたがチャンスはあっても得点ができなかった。
後半32分に交代出場した岩淵は38分にボールを奪い、ゴール目指して走りシュートした。一瞬入ると思ったが相手のキーパーに阻まれてはじかれてしまった。これは本当に惜しいシュートで、本人が後で語ったように、もし決まっていれば試合の流れが変わっていたであろう。
もう1つ、NHKTVでも取り上げていたが、セットプレーの時アメリカの選手がペナルティエリアでハンドをしたのに、審判は無視した。これはその後の試合を左右するもので、ドイツ人審判の大ミスジャッジであると指摘したい。
フランス戦と違って日本にはとにかく運がなかったと思う。運をフランス戦で使い果たし感じであった。結局最後まで攻めながら得点に結びつかなかった。
アメリカ相手の決勝戦は、負けはしたが勝利は時の運ともいう。しつこく粘り強く攻めながらの負けである。立派な銀メダルだ。ここまで国民に夢をあてづづけたなでしこジャパンは素晴らしい。月並みだが感動を与えてくれてありがとうと言いたい。
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