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2012年8月

2012年8月31日 (金)

漁夫の利を狙う大阪維新の会

 国会のレベルの低下が言われて久しいが、相も変わらずの幼稚な駆け引きばかりが続き、8月29日には、参議院で自民党主導の首相問責決議案が可決された。これにより消費税増税に賛成した自民党・公明党との合意は破綻をした。

 中国の古い故事に「漁夫の利」がある。

 国戦国時代国が燕国を攻めようとしたとき、燕の昭王は戦になっては困ると燕に重用されていた遊説家蘇代に、攻撃を思いとどまるよう趙の恵文王を説得させようとした。蘇代は恵文王に「鷸(しぎ)と蚌どぶがい)が譲らず争っているところへ漁夫がやってきて、やすやすと両方とも捕らえてしまった」という寓を話して、今趙と燕が争えば強国の秦が漁夫となって、いとも簡単に両国とも取られてしまうと説得した故事。(goo辞書)

 今、日本の政界は、まさにこの状況である。民主党と自民・公明党が醜い争いを繰り返している。この動きを横目でじっと見ながらチャンス到来を窺っているのが大阪維新の会である。

 最近2週間続けて各週刊誌は一斉に大阪維新の会と橋下大阪市長を大きく取り上げている。また朝日新聞も29日のトップ記事に大阪維新の会の動きを伝えた。マスコミは、橋下市長が率いる大阪維新の会が国会へ乗り込むための赤い絨緞を敷き始めたのだ。

 マスコミが冷静に政治の状況を判断して世論を正しく導いたことは日本にはないと言ってよい。その最悪のケースが戦前の大政翼賛化であった。今またそれに似たような状況が生まれようとしている。

 橋下市長と大阪維新の会が進める「船中八策」なるものがどんなものかまだわからない。しかし、彼が大阪府や大阪市でやったことを見れば、その一端がわかる。

 大阪府教育条例にみる教育行政による教員の抑え込みや労働組合の弱体化を狙って府や市の職員の権利や既得権を奪い弱体化させようとしている動きを見れば彼らがやろうとしていることが如何に危険であるかは明白である。

 誰が言ったのかは知らないが「微笑みのファシズム」というのがある。まさに言い得て妙である。橋ならぬ笑顔の下に隠されたファシズム!これが怖いのだ。

 橋下市長は記者会見で女性記者をとことん追い詰めたり、24日には「あんたは風俗に言ったことがあるか」という発言をし嘲弄したり、首長としての品性が問われることを平気でやっている。

 週刊誌によると大阪維新の会は次の総選挙で圧勝の勢いであるという。もし、そうなったら今度は民主党のように簡単には瓦解しないどころか、隠した刃を振り上げるに違いない。

 最初原発反対を言いながら、土壇場で簡単に言をひっくり返して大飯原発の再稼働を容認したのを見ればわかる。彼は前言をひっくりかえすことぐらい平気なのだ。(もっとも民主党もその上を行ったが)

 自民も民主も信用ならないがさりとて維新も危険の時限爆弾だ。いったいどうすればよいのだ。マンマミーア!!

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2012年8月30日 (木)

日本は金持ち優遇税制だという指摘―よくわかった―

 友人が下記の記事を紹介してくれた。それによると、日本は金持ち優遇の税制となっているというのだ。

 タイトルは、「トヨタ社長より高い庶民の実質税負担/金持ち優遇税制:なぜこんなことがまかり通るのか」である。筆者は、元大蔵官僚で経済ジャーナリストの武田知弘氏。

 日本の税制は庶民には“酷税”の国だが、金持ちには天国だという。「財源がない」のではなく、金持ちの負担率を庶民並みにすれば解決するというのだ
 

 制度の表面上は金持ちの税金は高く見えるようにつくられているそれは数字のトリックによるものだそうだ。つまり、所得税の税率だけを見るなら、累進課税制度があり、高額所得者ほど税率は高くなるように設定されているのだ。しかし実質的には安くなっているのだという。

 私たちが負担している所得税、住民税、消費税や社会保険料(これは義務として払わなければならないものだから実質的な税金である)など全てを総合的に見ないと、本当の税負担というのは見えてこないという

 税金を総合的に見ると、日本では金持ちの負担額は非常に低く、中流以下の負担額が非常に大きくなっているが分かるというのだ。

  豊田章男氏の2010年の収入は約3億4000万円。その彼が負担する所得税と社会保険料の合計は5438万円である。だから住民税を含めても約21%にすぎない。
 

 これに対して、2008年の会社員の平均年収は約430万円で、負担する税金と社会保険料の合計は約149万円だという。収入に占める割合は実に約35%である。
 つまり年収3億4000万円の社長よりも平均的な会社員の方が、負担する税率は高くなっているのだ。

 なぜこんなことになっているのか?それは、金持ちの税金は、名目上は高く、実質は安くなる、さまざまな抜け穴があるからだという。
 

 1つは、配当所得に対する優遇税制である。現在、配当所得は証券優遇制度のために、どんなに収入があっても所得税、住民税合わせて一律10%だ。これは、小泉内閣時代の経済政策によるものだ。
 

 豊田社長の収入の三分の二は、持株の配当によるものである。この配当収入に対して所得税、住民税はわずか10%で済んでいるのだ。(なるほど
 

 そしてもう一つは、社会保険料の“掛け金上限制度”である。現在の社会保険料は、事業者負担、本人負担合計で約30%となっている。上限制度により、だいたい年収1000万円程度の人が最高額となる。それ以上収入がある人は、いくら多くてもそれ以上払う必要はないのだ。(知らなかったなあ

 だから年収1000万円を超えれば、収入が増えれば増えるほど社会保険料の負担率は下がってくるのだ。おおまかに言って年収1億円の人の社会保険料率は、普通の人の10分の一となり、年収3億円の人は30分の1となる。

 (いったい年収が1000万円超の人は何人ぐらいいるのだろう?調べたら、1億円以上の保有資産者は130万人、ビリオネイア《1000億円》は20人だとか。)

 「金持ちの税金には高い税率を課す」というのは、近代社会においては当然の考え方である。ほとんどの先進諸国はそうしているという。金持ちが多くの社会的責任を負うのは当然であり、富の再分配(社会保障)の意味でも、金持ちに高い税率を課すのはごくまっとうな方法であるという。

  新自由主義の本家・米国の金持ちでさえ日本よりはるかに多くの税金を払っているのだ。日本は金持ち天国と言っていいほどである。
 

 そして、収入が低い人たちや毎日生活するのがやっとという人たちには、世界的に見ても高い税負担を課しているのだ。

 (私のような年金生活者、ワーキングプア、フリーター、アルバイターなどは収入に対して高い負担をしなければならないのだ。消費税にしても1000万円の収入に対しての10%は200万円の収入への10%とは率は同じでも生活への影響は天と地の違いである。)


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2012年8月29日 (水)

おいしかったサツマイモのつると葉っぱ

 名古屋華マジカルグループの合宿参加のため名鉄ミュー特急に乗った。会員のMさんご夫妻と一緒になったので話しながら行った。Mさんがサツマイモのつるを食べたというので、詳しく聞いてみると、お宅の畑でサツマイモを作って伸びすぎるので切って食べるのだと言った。

 しばらくサツマイモ談義をした。Mさんはサツマイモの葉は捨てているのだと言った。私は戦時中や戦後にサツマイモのつるや葉をよく食べた経験がある。「葉っぱも食べられておいしいよ。」と言った。私の脳裏にサツマイモの葉っぱの食感が蘇った。

 Mさんが「もし、欲しければ家にくればあげる。帰ったら取りにいらっしゃい。」と言った。

 合宿から帰って次の日、Mさんのお宅に伺った。Mさんのお宅は街の中なのに広大で屋敷の周りは畑などになっている。その一角にサツマイモが植えられていた。Mさんは鎌を持って適当につるを切った。芋はすでにできているので切った部分は不要なつるなのだという。

 つるを一抱え貰って家に帰った。妻が葉のついたつるを外して、さらに葉と茎に分けた。

 昔子どもの頃は茎を生のまま指で皮をむいたので指が黒っぽくなったのを覚えている。Mさんはゆでてから皮をむくと汚れないと教えてくれたので妻にもそうするように話した。

 夕食のとき、茎と葉っぱが調理して出された。茎は短く切っていためてあった。歯ごたえがあっておいしい。

 葉っぱは茹でてからちくわや卵と合わせて煮てあった。柔らかくて癖もなくとてもおいしい。芋の葉は茹でるとすぐに柔らかくなりすぎるので要注意だ。残りの葉は味噌汁に入れてあったが、これもよかった。

 妻は、「芋の葉はモロヘイヤに似てるね」とい言った。確かにその通りである。戦後67年、久しぶりにサツマイモの茎や葉を食べたが、今にして思うと子供時代栄養不足や食糧不足を補う最良の食材であったのだ。

 また、Mさんにサツマイモのつるを分けてもらおうかと思っている。

 

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2012年8月28日 (火)

褒めることについて

 先日のblogで脳を活性化する5つの方法を紹介したときに、「褒める」ことが大事だというのもあった。褒めることで褒められた人に脳が喜びを感じて刺激を受けるだけでなく、褒めた側にも同じような効果が現れるというのだ。

 確かに人を褒めると褒めた方も気分がよいということは日常経験することである。怒った時は自分も不快になるからそういうときは脳内でよくないことが起きているに違いない。

 脳が喜ぶと情報伝達物質のセロトニンが増えるのだという。これは癒しのホルモンだそうだ。

 また、次のように説明する人もいる。褒められると脳の視床下部から甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRH)が分泌される。このホルモンは「やる気ホルモン」と言われ、脳全体を活性化するという。

 同時に、ベータ・エンドルフィンというホルモンも分泌されるが、これは「脳内快楽物質」とも言われるもので、達成感などの気持ちよさを感じさせる。(毎日新聞 子ども診察室の窓)

 毎朝のウオーキングの時犬を散歩させている人の中に犬に語りかけている人がいるのを見ることがある。子どもに話しかけるように犬の行動を褒めているのだ。このように犬や猫などの動物を褒めても褒める側の人の脳によい刺激が起こるのであろうか。おそらくそうだろうと思う。

 私の友人に褒めるのが上手というか、くどいぐらい褒める人がいる。彼と話していると必ず相手について褒める。また、手紙には必ず私のことを褒めてある。私はくすぐったくて仕方がないのだが、悪い気はしない。

 彼は教員だったからいつも生徒を褒めて褒めまくって指導をしてきた。だから彼はとても人気があった。

 私は人を褒めるのが下手である。だからたまに褒めるとお世辞と受け取られてしまうようだ。褒めるのが上手な友人を見倣って褒めたいと思うのだが、いざとなると褒めることは難しいことに気付く。

 今、NHKの朝の連続テレビ小説で「梅ちゃん先生」をやっているが、ドラマに出てくる梅ちゃん先生の父親はいつも苦虫を噛み潰している。高橋克実の演技に最初のうち違和感を感じていたが、この頃は馴れてしまった。

 頑固おやじそのものだが、実際にあれほどの頑固おやじがいたとは思えない。とにかくどんなときにも笑顔を見せたことがないのだ。南果歩の奥さんは優しくていつも笑顔で家族に接している。子どもたちもみな笑顔を忘れないよい成長を遂げている。あの頑固おやじからは想像もつかないよい人間に育っている。

 私の父も頑固おやじであり、昔は周囲にそういう男が多かったから、私もどちらかと言えば亭主関白、頑固志向があった。頑固と言うとよく鹿児島の男児が引き合いに出されるが、武士は食わねど高楊枝の時代から男はそのように育てられたのだ。

 戦後67年、民主主義の時代となり、さらに脳科学の進歩もあって生活態度と脳の働きの関係なども明らかとなってきて、褒めることの大事さが脳科学との関係でも証明され、奨励されるようになってきた。

 ここまで書いて思い出したのだが、アメリカ映画に出てくる女性を口説くことが上手な男はいつの場合も相手の女性を褒めていたなあ。

 子どもに限らず褒めることが相手を気持ちよくさせる(ホルモンをださせ)だけでなく、自分にも脳内にホルモンを出させることに留意して褒めるように心がけたいものだ。

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2012年8月27日 (月)

生活保護を「生け贄」とする平成25年度予算概算要求基準を撤回せよ!―③―

 4 今ほど生活保護の役割が大きくなっているときはない。なのになぜ生活保護
を狙い打ちするのか。
 
 上記のとおり,今ほど生活保護の役割が大きくなり必要とされているときはない。にもかかわらず,なぜ生活保護が狙われるのか。それは,第1に,生活保護の削減は,基礎年金の削減を招き,さらに,就学援助金等各種低所得者施策の限度額の引き下げにつながるからである。これによって,国・企業の「貧困層」に対する財政支出(負担)を節約することができる。

 また,第2には,生活保護を利用している人々は,高齢・障がい・疾病等さまざまなハンディを抱え,孤立させられ,声をあげにくい状況に追いやられているからである。また,他の社会保障分野に比べて,私たちを含めて当事者や支援者の運動が,残念ながら,まだま
だ全市民的な広がりをみせるまでに浸透しきれていない状況にあるからである。

 要は,弱くて叩きやすいからターゲットにされているのである。 しかも,今回人気お笑いタレントの母親の生活保護利用を自民党議員らがやり玉にあげたことによる異常なバッシング報道の余波で,今や,生活保護に対する悪しきイメージが定着している。

 政府・財務省は,この時期を狙って,生活保護を叩けば,強い反発もなく,自民党政権時代からの懸案であった生活保護基準の引き下げ等も実現でき,社会保障費全般の抑制へと大きく舵を切ることができると見ていると思われる。

 つまり,政府は,最も弱い立場にある生活保護制度をいわば「生け贄(スケープゴート)」として叩いてみせることによって,歳出削減をアピールし,他の制度への波及効果も狙っているのである

 これは,憲法で保障された「生存権」を無視し,今こそ生活保護制度が果たすべき重要な役割を全否定する,国家権力による弱い者イジメ以外の何ものでもない。

 しかも,民主党は,「国民の生活が第一」をスローガンに政権交代を果たし,社会保障の充実を謳って社会保障・税一体改革を推進し,消費増税法案を可決成立させるや否や,今度は「聖域なき歳出の効率化」を謳い,国民・市民の「生存」に直結し,それを底支えしている生活保護をあえて標的として削減しようというのである。言行不一致もはなはだしいものというべきである。
 

5 私たちは黙ってはいない!

 私たちは,こうした憲法無視や背信を許すことはできない。
 

 私たちは,心ある政治家に対して,歴史的な政権交代が起きた背景から目を背けず,憲法25条に基づく,所得再分配機能の強化,雇用と社会保障の充実に向け策提言と実行を期待する。

 また,厚生労働省に対し,年末の予算編成に向けて,国民・市民の生存権を守る立場に立ち,生活保護も含めて必要な社会保障予算については堂々と増額要求することを期待する。
 

 さらに,マスコミに対して,目下の日本の貧困者が置かれている状況を直視し,なぜそうした状況が生まれているのかを現場から取材し,事実に基づく冷静で科学的な報道をすることを期待する。

 そして,今の政治の動きに不信と憤りを抱くすべての人々に対して,ともに立ち上がり,声をあげ,行動することを呼びかける。私たちは,これ以上黙っていない。

 つきましては、多くの個人・団体に当声明にご賛同いただき、声なき弱者を切り
捨てる政府の姿勢を改めさせるべく共に声を挙げていただくことを、ここに呼び
かけます。
賛同の声は9月5日(予定)に記者会見を開催して報告する予定です。
ご協力の程、よろしくお願いいたします。

※お送りいただいた連絡先は、この件についての呼びかけの際に使用させていた
だく場合があります。厳重に管理し、その他の目的で使用することは一切ありま
せん。

【賛同方法】
 ネットからの賛同はこちらから
 
http://seikatuhogotaisaku.blog.fc2.com/blog-entry-76.html

 メールでの賛同は、以下の点をseihokaigi@hotmail.co.jpまで。
  ①個人賛同か団体賛同か
  ②お名前又は団体名
  ③肩書き(個人の場合)
  ④お名前・肩書き公表の可否
  ⑤(可能なら)賛同メッセージ
  ⑥賛同メッセージ公表の可否

【締切】9月4日(火)正午

多くの方に賛同いただきたいと思っておりますので、本メールの転送や
ツイッター等での情報拡散にご協力を御願いいたします。

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2012年8月26日 (日)

生活保護を「生け贄」とする平成25年度予算概算要求基準を撤回せよ!―②―

 昨日の続き。

3 財政目的での生活保護の抑制は餓死・孤立死・自死等を必ず招く

 1で述べたとおり,本概算要求基準では,社会保障や生活保護を「聖域視しない」という言葉が繰り返されており,自民党政権末期の小泉政権下で掲げられた「聖域なき構造改革」路線が亡霊のごとく復活している。

 小泉政権は,「骨太の方針(経済財政運営と構造改革に関する基本方針)」によって,社会保障費の削減策を相次いで打ち出した。その結果,「厚生労働省の直轄地」「生活保護行政の優等生」と言われた北九州市において,2005年から2007年にかけて3年連続で生活保護をめぐる餓死・自死事件が相次いで起こった。

 同市では,生活保護予算を年間300億円以下に抑える等の「ヤミの北九州方式」と呼ばれる徹底した歳出抑制策を講じたがため,こうした悲劇が頻発した。

 
 こうした社会保障費の抑制策に対する国民の厳しい批判が沸々と沸き起こって,歴史的な政権交代につながったことは記憶に新しいところである。

 そもそも,生活保護制度は,憲法25条が保障する生存権を具体化した「最後のセーフティネット」と言われる制度である。「最後」ということは,そこで受け止められなければ後には何もないということである。まさに,人の命,生き死にに直結する制度である。だからこそ,本来,財政的見地から給付を制限するようなことがあってはならず,健康で文化的な最低限度の生活は,必ず保障しなければならないのである。

 にもかかわらず,こうした生活保護制度をターゲットとして,財政的見地から抑制,削減を図ればどうなるか。その結果は自ずと見えている。困窮者は否応なく餓死,孤立死,自死,貧困ゆえの犯罪に追い込まれ,全国各地であまたの悲劇が生まれるであろう。

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2012年8月25日 (土)

生活保護を「生け贄」とする平成25年度予算概算要求基準を撤回せよ!―①―

  2012(平成24)年8月22日に、生活保護問題対策全国会議(代表幹事 弁護士 尾藤廣喜)が、「声なき弱者を犠牲とすることを国是にしてよいのか。『生活保護を「生け贄」とする平成25年度予算概算要求基準を撤回せよ!』」という声明文を発表した。その中から要約して採録する。
                     

1 生活保護を予算削減の「生け贄」とする概算要求基準

 政府は,本年8月17日,2013年度予算の概算要求基準(以下「本概算要求基
準」という。)を閣議決定した。

 『歳出の大枠』71兆円を遵守する」ことを目的として謳っている。そのために

◎義務的経費も含めた歳出全般について聖域視しない。

◎徹底した歳出の効率化を図るとし,

 中でも「特に財政に大きな負担となっている社会保障分野についても,これを聖域視することなく,生活保護の見直しをはじめとして,最大限の効率化を図る。」としている。しかし,私たちは,このような政府の方針は到底容認できない。


2 生活保護費が増えるのは当然であり,むしろ深化・拡大する「貧困」に対応できていないことが問題である

 確かに,近年,生活保護利用者数と生活保護費は年々増加している。しかし,それは,不安定・低賃金の非正規労働者が全労働者の3分の1を超え,失業率も高止まりしたままである等雇用が不安定化していること,高齢化が急速に進んでいるのに年金制度が脆弱で生活保障機能が弱いことなどに起因している。

 原因は,生活保護制度にあるのではなく,その手前のセーフティネットが脆弱であることにある。「貧困」の拡大によるすべての負荷が生活保護制度にかかっていることが問題なのである。
 

 しかも,増えたとは言え,わが国の生活保護の利用率(全人口のうち生活保護利用者数が占める割合)は僅か1.6%であって,先進諸国(ドイツ9.7%,イギリス9.3%,フランス5.7%等)の中では異常に低い。

 これは,生活保護の捕捉率(利用資格のある者のうち実際に利用している者が占める割合)が2~3割程度と,これも異常に低いことに起因している。現在の日本では,700万から1000万人もの人々が,本当は生活保護を利用すべきなのに利用できていないのである。
 

 今年に入ってから,札幌市,さいたま市,立川市,南相馬市などで、これまでハイリスクとは捉えられていなかった複数世帯での餓死・孤立死事件が相次ぎ,貧困のさらなる深化・拡大とセーフティネットの破綻がますます明らかとなっている。

 すなわち,今の日本は,生活保護利用者が増えて当然の社会構造にあり,むしろ,貧困の深化・拡大に生活保護利用者の増加が追いついていないことこそが問題なのである。この事実を冷静に直視する必要がある。

※ドイツなどと比べて生活保護の利用率がはるかに低いことは知らなかった。というか知らされていなかった。

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2012年8月24日 (金)

メダリストたちの銀座パレードを見たが

 8月20日にロンドンオリンピックのゴールドメダリストの銀座パレードが行われた。丁度始まる時刻に妻が今からパレードをやると教えてくれたが、他にやることがあってその時は見なかった。

 次の日、「おはよう日本」でパレードを取り上げていたので見ることができた。何でも50万人という人出だそうで、大通りから脇道までを埋め尽くした人々を見て驚いた。いったい誰が人数を数えたのかデモや集会につきものの「主催者発表によると」と「警視庁の調べでは」というのはどの新聞にもなかった。

 警視庁は5万人ぐらいと見たのかどうか知りたいものだ。

 はるばると福島や関西から来た人、パレードまで何時間も待っていた人など熱気のほどが伺えた。それだけ今回のオリンピックでの日本選手の活躍が大きかったということである。

 私は主催者を知りたかったがマスコミの報道を見て、主催者について触れていたのは、NHKの電子版だけである。それによると、JOC=日本オリンピック委員会の主催であった。東京オリンピック招致へ向けてのデモであることは見え見えである。

 そうは言ってもメダリストのパレードは悪くはない。ダブルデッカーズを連ねて赤いユニホームを着たメダリストたちが観衆に手を振る姿も微笑ましい。

 だが、たねまきジャーナルを見て教えられたことがあった。それはこのパレードはこれから行われるパラリンピックのメダリストも含めて行うべきであるという意見である。スポ―ツライターの玉木さんの指摘である。

 この指摘は正しい。オリンピックの熱が冷めないうちに・・・・・とJOCはかんがえたのであろうが、パラリンピックも立派なオリンピックである。陸上の選手で1人義足で参加して走っていた選手を見たが、あれは例外で通常は障害者は同じ土俵では戦えないからパラリンピックを開催するのだ。

 アメリカ大統領やイギリスのエリザベス女王はオリンピックとパラリンピックのメダリストを区別せず同じときにやるそうである。これが本当のスポーツマンシップに適うものである。

 日本では、縦割り行政により、オリンピックは文部科学省、パラリンピックは厚生労働省が管轄し、JOCはパラリンピックには関与しないのだという。

 今もいじめが毎日新聞の記事になっているが、パラリンピックを差別するのはいじめと同じことではないのか。

 オリンピックを推進するJOCが障害者のスポオーツには知らん顔というのはおかしい。障害者のスポーツもスポーツに違いないのだ。

 イギリスにはスポーツ組織に障害者の組織も入っているそうだ。目の不自由な人のサッカーも、車椅子のラクビーもあり、女性もスポーツには参加しないといけないことになっている。ロンドンオリンピックに史上初めて全種目に女性の参加があったのはそうした理由である。

 日本はこんな状態で東京オリンピック招致をよくも言えたものだと思う。石原都知事や猪瀬副知事も何の見識もない。ただのお祭り騒ぎを招致したいだけなのだ。

 障害者も含めての総括的なスポーツ行政を確立してほしい。

 

 

 

 

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2012年8月23日 (木)

意外にも簡単に作れた無料ホームページ

 私はずいぶん前にホームページ作りに挑戦したことがある。ホームページビルダーという本とソフトを買ってやり始めたが、結局最後まで行かずに、アップロードで失敗してやめてしまった。その頃は確かホームページ作成のHTMLという特殊な言語も使っていたように思う。

 それ以来ホームページは諦めていたら、その後blogが出て来たのでblogを始めた。

 先日、名古屋華マジカルグループの会長がホームページを作ると言いだした。その時は私はできないと答えた。ところが、翌日、Cafe Vitaで加藤さんにHPのことを聞いたら無料で簡単にできるよと言った。彼はホームページ作りのプロフェショナルだったのだ。

 ホームページをプロに頼むと、10万円から上は1000万円以上までピンキリだと言った。実際彼はある大学のHPを請け負ったが1000万円以上で請け負ったと話した。

 その彼が無料で簡単にできると言ったのだ。私はすぐに飛びついて作り方を教えて欲しいと頼んだ。彼は快くいいよと言ってくれてすぐに店にあるパソコンでやり始めた。

 必要なのは、Googleのemailアドレスを取得することであるが、それは私も持っているので問題なかった。(Gmailアドレスは簡単に取得できる)

 まず、私のようにGoogle Chromをインストールしてあれば、上部のメニューバーにGoogleのメニューが並んでいるので、その一番右にある「もっと見る」をクリックし、その中の「もっと見る」をクリックすると、Googleのいろんなサービスの一覧表が出る。その中の右側の列にある「サイト」をクリックするのだ。

 「サイト」の中に「作成」というラジオボタンがあるからそれをクリックする。一番上にある「テンプレート」を選択する。テンプレートはGoogleが提供するホームページの基本デザインでいろいろあるからとりあえず好きなのを選ぶ。後で簡単に変更できるのだ。それからサイトの名前を付けるのだ。これは自分が作りたいホームページのタイトルである。

 次は指示に従ってサイトの場所を作るのだ。「テーマ」は飾りのようなものである。クリックするといろいろ出てくる。

 それから暗号のようなものを解読して記入し合っていれば作成画面に入れる。

 インターネットで調べるとここまでの一連の作業を説明したblogやHP(下記参照)があるが、英語の画面を使っている。しかし、実際は日本語だから心配はいらない。

 作成画面に入ると、最初に作るのは「ホーム」というHPの最初の画面である。加藤さんは、適当に説明しながら2ページ、3ページまでやり方を教えてくれた。「ホーム」からページ作成までは同じ作業であるからどうってことはない。

 さて、親切に教えてもらって、それを頭に叩き込んで家に帰った。そしてすぐに自分のパソコンでアカウントを獲得をし、作成の画面に入った。あの暗号のようなものは一度解読に失敗したが2度目にうまくいった。

 タイトルを入れ、写真の挿入などもできたが、タイトルの変更やサイドバーの順序の変更がどうやってもできなかった。できるはずだと思いいろいろと試してみたり、ヘルプも読んでみたが分からなかった。

 次の日は朝から再びホームページ作りの続きをやり、昨日できなかったことも試みたが4時間ほど四苦八苦しても分からなかった。仕方がないから分かるところだけ作って、URLを加藤さんに送り、分からないところを教えてもらうことにした。

 教えてもらいたいことを紙に書いて持って行って話したら、そんなことは簡単なことだと言った。でも、こちらにすればその簡単なことが分からないのだ。でも、そこまで作ったことについては「たいしたものだ」と褒めてくれた。

 一つひとつ説明をしてもらったが、結局作成画面の右上にある「その他」ボタンの中に「サイトの管理」というのがあって、そこに私が知りたかった操作がすべて入っているのだ。「サイトの管理」は「サイドバーの編集」からも同じところに入れる。

 タイトルの文字の変更、色の変更、メッセージボックスの背景の色の変更、テキストボックスの挿入・変更、サイドバーの順序の変更・・・・などほとんどのことができることが分かった。

大事なことは「ナビゲーション」がサイドバーなどにあるページボタンのことで、「コンテンツ」がページの内容であり、「ガジェット」はテキストボックスや画像などのことである。だからそれに応じて変更をすることである。

 なお、作成・編集画面には、右上に「ページを編集」ボタンがあるのでそれをクリックして編集をするのだ。また、その隣にある「新しいページ」ボタンで新しいページの作成ができるのである。大事なことは「保存」を忘れないことである。

 出来上がったら「共有」ボタンで、公開の方法を選ぶ。作成中は「自分だけ」とか「URLを知っている人だけ」を選ぶとよい。

 いろいろと苦労をしてホームページの作成法を勉強したが、加藤さんのお蔭である。感謝!感謝!である。作ってみれば意外に簡単にできることが分かり、この世界も進歩したものだと感じた。

 なお、私の習作は残念ながら作成途中で公開できない。

 参考のために「非常に簡単なホームページの作り方」のURLを紹介する。

 https://sites.google.com/site/yonimosutekinahosoku/

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2012年8月22日 (水)

節電できたではないか、原発がなくてもやれるのだ

 21日の朝日新聞朝刊によると、今年の夏電力ピーク時の電力と需要は余裕のあるものであった。関西電力や九州などでも「計画停電」はなかった。

 関西電力の八木社長は7月27日には150万キロワット超不足し、「大飯原発再稼働がなければ厳しい状況であった」と述べた。これに対し、大飯原発再稼働に反対してきた大阪市エネルギー戦略会議の見方では、西日本全体では900万キロワット以上の電力が余っていたという。

 つまり、大飯原発の稼働で発電した235万キロワットがなくても、電力会社が関西電力に「融通」すれば、十分にしのげたというのだ。

 私たちが住む中部電力でも東京電力でもゆとりのある電力量であった。それは節電の効果であって、中部電力は節電の数値目標がなくても16.1%の節電となり、関西電力では16.9%になったという。

 我が家でも、節電を意識し、古くなった蛍光灯をLED照明にしたり、出来るだけ電灯を消すようにした。ただ、暑かったのでエアコンは必要な時には使った。以前電力会社が強力に宣伝をしたときガスコンロからクッキングヒーターに切り替えたがこれはどうしようもない。

 私の見るところでは、まだまだ節電が不十分であると思う。それは都会では夜にイルミネーションでライトアップしているからだ。いくらLED照明だからといって東京タワーや東京スカイツリーをライトアップしたり、街で光のショーをやったりしている。工場地帯の夜景を船で楽しむクルージングまで企画されているのだ。

 電力に余裕があるからやれたことであろうが、火力発電にしろコストはかかっているのだから更に節電に努めるべきであろう。

 今の東京の夜を徳川家康が見たらどう思うであろうか。

 原発は廃止を目指し、自然エネルギーによる電力の研究に資金をシフトしていけば地球にも優しい電力が使えるようになるのだ。

 とりあえずは、節電効果で原発なしでも大丈夫であることを証明できたことを喜びたい。

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2012年8月21日 (火)

日常生活の中で脳を活性化する5箇条―ETV物忘れ防止から―

 17日のNHK・Eテレの「物忘れを防ぐ」という番組に興味をもったので録画しておいて見た。期待通りのヒントを得ることができた。

 気になることについて調べたら、次のような結果であった。

◎60代→第1位が物忘れ、第2位が老眼、第3が白髪

◎50代→第1位が老眼、第2位が白髪、第3位が物忘れ

◎40代→第1位が白髪、第2位が物忘れ、第3位が疲れ  

 どの世代でも「物忘れ」が気になると分かった。

 ところで、物忘れと認知症の関係であるが、順天堂大学の白沢卓二教授によると、5年間の追跡研究で物忘れをする人の80%は認知症にはならないと分かったという。この数を多いと見るかは人によると思われる。

 物忘れが気になりだした段階で脳を活性化することにより、認知症になる予防にもなるという。脳を活性化すると高齢になっても神経細胞を新しく作ることができるというのだ。

 脳を活性化するのに何も特別なことをしなくても日常生活の中で活性化することができるという。白沢教授は5つの活性化のヒントを提示した。

◎その1 食事の時に30回ぐらいよく噛むということ。顎を動かすことにより前頭葉と側頭葉が活性化し、神経細胞を増やす。

◎その2 新聞や本を声に出して読む。そうすることで大脳皮質の運動野を活性化することができる。

◎その3 カラオケで歌う。普段は右利きの人は左脳を使うがカラオケのときは右脳を使うのでいいのだという。

◎その4 翌日の予定を立てる。これは旅行計画を立てるとか何かの企画をするとかいうことでもよいのだが、日常生活の中で手軽にやるには翌日の予定を立てるのが簡単だという。これは認知症の予防によいことが分かってきたという。

◎その5  料理をする。 これは女性の場合日常にやっている人が殆どだが、以前にこのblogでも同じことを取り上げたことを思い出した。

 さらに追加して、群馬大学の山本晴保教授の方法を紹介していた。ウオーキングをすると前頭葉や記憶に関係した海馬の神経細胞を増やす。山本教授の提案はそれをさらに効果的にするためのもので、「ひらめきウオーキング」というものである。ウオーキングをするときに何か課題を持って歩くのがよいという。例として、カメラで写真を何枚撮れるか。花をいくつ見つけられるか。俳句を作る・・・・などである。

 楽しい課題をもつことにより、やる気を起こし学習意欲を高める「ドーパミン」が出て神経細胞を増やすことができるのだそうだ。そのときに、褒めることが大事で、褒めるという行為は褒めた人の脳内にもドーパミンを出すのだという。

 私は褒めるのが下手だが、知人には褒めるのが上手なのがいてことあるごとに褒めている。そのせいか重症の脳梗塞をやったにもかかわらず、完全に復活した。

 私は69歳からカラオケを始め、70歳から男声コーラスを始めた。また、趣味としてマジックも再開した。これらは脳の活性化の一助となっているに違いないと思う。

 番組では、最後に白沢教授が直径25cmぐらいのエクササイズ用のボールを使い、椅子の上にそれを置いてお尻に当て真っ直ぐに座るとインナーマッスルを鍛えることができると言っていた。姿勢もよくなり脳にもよいのだという。

VITA STUDIOへ行ったらこのボールが置いてあったので、野村先生にどこで買ったのか尋ねたら、そこで売っているというので買った。イタリア製だと言った。名前はSOFT GYMNICと言い、1050円であった。日本製もあるがよくないそうだ。

 このボールの使用書もついているがいろいろな使い方がある。

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2012年8月20日 (月)

友からの手紙にみる山村の疲弊

 友人からの葉書に次のような故郷の町の実態が書いてありました。

 「私は、数年ぶりに岐阜県にある故郷の町に墓参りに出かけました。故郷の村の様子はどうだろう?お盆だから、街から実家へ帰った人などで村の繁華街は多少は人通りがあろうかと思って通りました。が、人っ子一人通っていません。まるで無人の町に来たようです。

 息子に車をゆっくり運転してもらい、懐かしいんで道の両側の町並みを眺めて行きました。すると「H」という屋号の店先に腰のかなり曲がった白いエプロンがけのおばあさんが出てきました。そこは私の同級生の女性が経営している店です。

 息子に車を停めさせ、そのおばあさんを見たら何と私の同級生のF.Iという女性でした。何という変わりようでしょう。

 目を合わせると、「まあ、M君じゃない!」と言って手を差し延べていました。私は彼女の右手を握りました。

 村の様子や村に残っている同級生たちの様子を聞いて別れましたが、彼女の老化の甚だしいのには驚きました。

 彼女と同様に村は寂れてしまって昔日の面影はありません。在村の同級生たちは細々と田畑を耕して生きているとのこと。それも猪や猿などに食われ大した収穫にはならぬこと。そして、ほとんどの人の年金が国民年金だから6万円(月)ぐらいの収入しかないので哀れなものよと言っていました。

 彼女は親の代から雑貨屋をやっていましたが、今は隣町のI町にスーパーができたので、お客がそちらに吸い取られ、今ではお客が1人も来ない日がしょっちゅうよと嘆いていました。

 幸い彼女は定年まで町の職員として働いてきたので地方公務員年金(共済年金)を貰えるので有難いと言っていました。村ではそんな人は稀です。

 それはともかく、むらは閑古鳥が鳴いていました。地方の疲弊の典型を見た思いでした。」

 

 

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2012年8月19日 (日)

尖閣列島・竹島問題に政府は厳しく対処せよ

 韓国の李明博大統領が竹島に上陸したと思ったら、日にちをおかずに今度は香港から船で尖閣列島に来た中国人が魚釣島に上陸した。

 日本政府は、韓国政府に対抗して国際司法裁判所に提訴すると表明した。これは当然のことで、国際社会に日本の立場を訴えるべきである。また尖閣列島に来た中国人は刑事責任を問わず強制送還をさせた。この処置は甘いと思う。

 先日のメドべージェフロシア首相の北方領土訪問といい、今回の問題と言い、日本周辺の領土係争地では嵐が起きている。

 朝日新聞によると、民主党政権の弱い足元を見られてチャンスを逃さじと韓国、中国などは笠にかかって強硬な行動に出ているという。

 私の中国に住む中国人の友人によると、オリンピック期間中も中国では連日尖閣列島問題をテレビで取り上げていたという。彼は日本はどうかと尋ねてきたが、私は日本ではオリンピック一色だと答えた。

 どうやら今回の香港からの活動家の尖閣列島上陸は、その流れの中での出来事のようである。中国政府もこの行動を後押ししていたと言われる。

 韓国大統領の天皇への謝罪要求も竹島上陸後さらにエスカレートしたことを示している。

 そもそも韓国の竹島実効支配は、占拠というべきものである。日韓条約締結の折、その解決を先送りしたが、約束事項として竹島には施設などを作らないということになっていたのだ。それを無視して韓国は施設を作り民間人まで住まわせているのだ。

 日本は政権与党の民主党が次々に議員の離脱で弱体化しているが、その機を逃さずゆさぶりをかけてきたものと思われる。

 この際、民主党も野党も一致団結してこれらの問題に断固として立ち向かって欲しい。彼らのやりたいままに放置していてはますますつけあがるだけである。

 竹島も尖閣列島も北方4島も歴史的にみても日本の領土なのだ。残念ながら竹島は韓国に実効支配され、北方4島も終戦のどさくさでソ連に取られて支配されたままである。しかし、粘り強く彼らの非を国際社会に訴えていかなければならない。

 

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2012年8月18日 (土)

コスプレ・サミットで写す

 8月5日(日)の朝日新聞に世界コスプレサミットが名古屋で開かれたという記事があった。そして、5日が最終日であった。それで私はコスプレなるものを見てみたいと思って記事に場所が書いてないかと探したがどこにも書いてなかった。

 朝日新聞は読者が知りたい情報を書かないことがよくある。今回もそうであった。仕方がないので栄のオアシスに行くことにした。

 先ほど調べたら7月26日から8月5日(月)までに名古屋の大須と栄を中心に9日間も開かれたことが分かった。

 世界20か国から集まり過去最大のものであったらしい。コスプレは今や世界が認める日本発のポップカルチャーなのだ。

 一度この目で見たいと思いオアシスに出かけた。オアシス周辺では、コスプレイヤーたちが歩き回っていた。ところどころでポーズをとって写真に応じていたので私もカメラを向けた。

 こちらは高齢者なので変なおじさんと思われるといけないので、撮影してもいいか確認してから撮り、撮ったらお礼を述べた。

 朝日新聞が不親切なので、この日大須でパレードがあったことが分からなかったのが残念である。

 オアシスには思ったほどの人数は来ていなかった。それに私はアニメは読まないのでコスプレが何のものであるのかはさっぱりわからなかった。ただ興味に任せて見て歩いてだけであった。

 中には子ども連れの母親コスプレーヤーもいた。外人は2人ほどしか見なかった。

 

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2012年8月17日 (金)

いろいいろんな10ケ条のチェックリスト

 友人が「脳の若さのチェックリスト」を書き送ってくれた。出典は「老いを愉しむ習慣術」(保坂隆著、朝日新書)である。それによると、

1.携帯メールに絵文字を使う。

2.人気アイドルの名前を2人以上言える。

3.この3か月以内に新作映画を見た。

4.DVDを録画しt理、ダビングできる。

5.インターネットショッピングをしている。

6.話題の店に出かけることがある。

7.ツイッターについて知っている。

8.習い事をしている。

9.旅行に行くなら、まだ行ったことがないところに行きたいと思う。

10.この2,3か月の以内に新しい知人・友人ができた。

 以上で、○が7個以上なら「脳がとても若い」、○が6個から4個なら「脳は若い方」、3個以下の人は「このままでは脳は衰えに向かってしまう」そうだ。

 ちなみに友人は○が1個しかないと述べている。私は、3番以外は○だから9個である。

 しかし、と友人は述べている。彼は別の観点からチェックリストを提起している。

1.知人・友人にハガキをかくことがあるか。

2.伴侶と仲良く、よく話し合うか。そして家事もともにやっているか。

3.近所の住人と仲良く話す機会があるか。

4.新聞を数紙読み比べているか。

5.反原発・反消費税の運動に与しているか。

6. 伴侶と散歩したり、繁華街へ行くか。

7.居住する近辺の自然について家族などとよく話をするか。

8.子どもやm孫など親しい親族との交流はあるか。

9.書評をよく読み関心のある書物を読んでいるか。

10.音楽・芸術・スポーツなど創造的な分野で力を発揮しているか。

 もちろん彼は10点とも○である。

 触発されて、私も10箇条のチェックリストを作ってみた。

1.毎日ウオーキングとかジョギングなどをするか。

2.飯や酒がおいしいか。

3.朗読、歌、カラオケ、詩吟など声を出しているか。

4.10時前に床に入るか。

5異性にときめきを感じるか。

6.絵画・書・写真・陶芸・花・音楽・スポーツなどに関心があり、自らも表現をしているか。

7.エッセイ、小説、詩、短歌、俳句、評論・・・・など文章表現をしているか。

8.政治や経済や社会問題に関心があり、憤りを感じることがあるか。

9.脱原発に賛成か。

10.平和を求め、弱者に心を寄せているか。

 視点を変えればいろいいろと作れると思う。試してみると面白いであろう。

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2012年8月16日 (木)

旧日本陸軍登戸研究所②―知られざる戦争の秘部―いったい何が行われたのか

 80年代中頃は、高校生たちと教師(の指導力は大きい)の協同による戦争体験や被爆体験の調査・聞き書き活動が盛んでした。この法政二高の渡辺先生と高校生たちの活動はその一つと考えられます。そういえば、松代大本営の発掘、保存、調査活動も同様のものではないでしょうか。
 さて、登戸研究所。
 特に、この研究所発掘に大きな証言をしてくださった伴さんは、科学者としてはじめは悪いことに手をそめているという意識も強くあったが、だんだん研究が面白くなって罪の意識が消えていってしまったと証言しています。彼は汚水のろ過装置を何百本も保存していらっしゃいました。なぜそんな装置が必要かと言えば、細菌混じりの汚水を日本軍がまく可能性があったからです。
 
 会場で回し見された「ケイ素で作られたろ過装置」は50センチほどの長さの丸い筒で、その原型は今でも製造されており、震災のときに飲み水づくりのために活用されるそうです。
戦争と平和は紙一重で、「物」もいずれの時にも利用されるのですね。
 
 伴さんは、証言をすると約束しても「今日は嫌だ」と約束破りを繰り返したそうで、罪の意識(実際に人体実験をしたことなどある)に苛まれながらの戦後だったことがよくわかります。
 しかし、勇気をもってやってきたことを証言され、その手記は出版もされています。(伴繁雄「陸軍登戸研究所の真実」芙蓉書房出版 2001年。新装版2010年)
 
 明治大学は、この陸軍登戸研究所の跡地を買い取って長年学舎として活用していました。建物が老朽化して取り壊すという時に、市民たち、教師たちが保存を求めたのですが、おけらはその運動に少しばかり関わりました。署名を集めたり、川崎市や明治大学に保存を要請したのです。そうした活動の結果、今日の「資料館」が旧研究棟の一つを活用して設立されるに至ったのでした。
 
 こうした活動がなければ、登戸研究所という戦争裏面史の生き証人を残すことができませんでした。公式に認めれば戦争犯罪を行ってきたことを認めることになるからです。
 
 731部隊、そしてこの登戸研究所の研究成果は、すべてアメリカが手中にしました。
それと引換に「戦争犯罪の責任は問わない」とされて。結果、ベトナム戦争で、それらが悪用されたのでした。
 
 日本人は15年戦争で被害も被りましたが、中国、朝鮮などを苦しめた加害の責任も負っています。そしてベトナムで人々を殺傷した兵器の中にこの研究所も関わるものがあったという事実。登戸研究所のしてきたことを公式には記録せず、認めない日本政府、それを利用するアメリカ。この構造は今もつづく日本の負の遺産です。
 
 今日の講演会の主催グループの構成は若者と老人たちでした。
「学生と高齢者との世代を超えた交流会・温個知新」という団体名。
中心となった学生のI君、そしてアラ80のKさんとお話ができました。
I君は新聞社でバイトをしながらマスコミで働く準備をしています。
ナガサキ、ヒロシマで被爆体験をもつ語り部の話を聞いたことから
社会的なことに関心をもつようになったと話していました。
学生たちをスタッフとして集めようといろいろな大学でチラシをまいたり、
メデイアに紹介記事をたのんだりと大活躍の結果の講演会の成功でした。
80歳を超しているKさんは、父上が浅沼稲次郎の子分?だったと言います。
戦争中は警察が何回も家を襲ったとか。
同級生のみなさんを沢山参加させていました。人望のある方です。
こうした人々と知り合いになれて本当に良かったです。
おけらも、彼らとこれからも関わっていきたいと思っています。

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2012年8月15日 (水)

旧陸軍登戸研究所①―知られざる戦争の秘部―いったい何が行われたのか

 おけらさんのblogに旧日本陸軍登戸研究所についてレポートがあったので、終戦の日の記事として転載をさせてもらった。
 
 
今日おけらは両国の江戸東京博物館の学習室で行われた
「検証 戦争がもたらした負の遺産・・旧陸軍登戸研究所 そこで研究開発されたものとは? 旧陸軍登戸研究所の全貌」と題する講演会に参加してきました。
 
 講師は明治大学教授で登戸研究所資料館館長の山田朗先生、そして明治大学文学部非常勤講師で、この研究所の調査の中心で活動された 渡辺賢二先生、風船爆弾を作らせられていた当時の女学生・田辺浩子さんの三人。
 
 この登戸研究所は、歴史の正史には出てこないのです。戦争の裏・・謀略、防諜、扇動、攪乱、偽札づくり、毒ガス、細菌兵器、生体実験などという堂々と公開できない、秘密活動の拠点として作られたものです。
 
 どんな戦争にもつきものの戦争の裏の部分です。悪名高い731部隊と連動した活動もしていたわけで、戦争が終わった時にはすべて証拠物件や書類は焼き捨てられてしまいました。
あの帝銀事件の遅効性の毒物は、この研究所で作られたものらしく、真犯人は絵かきの平沢貞通氏ではなく、登戸研究所の関係者ではないか、と今でも一般的にはみなされています。
 
 公的に存在を認めない研究所ですから、時と共に忘れ去られてしまう運命でもありました。
それが「資料館」として保存され、公開されるようになった過程がとても面白いのです。
  時は1986年。川崎市平和都市宣言をしたことで、市民参加の平和事業をしようとなり、川崎市の支援によって市民団体が、足元の戦争遺跡を発掘する活動をすすめようとなりました。
 そのときに判然とはしないが、どうも秘密の活動をしていたらしい登戸研究所が大きくクローズアップされ、それを調査しようとなり、渡辺先生と高校生たちが中心となって登戸研究所に働いていた方たちの証言の「聞き書き」を始めたそうなのです。
 
 それも、この研究所で働いていた人たちが「年金」をうけるために戦後40年ごろに会をつくったことで名簿が作られ、その名簿の99名の人たちに川崎市教育委員会の名前でアンケート調査をする、というちょっと知恵を絞った結果の上手な方法を考えてのことからでした。話にくいことでも市のアンケートなら・・少しは反応があるだろうとの作戦は大成功で、24名の方からの回答が集められました。
 
 その中で、登戸研究所で働いていた一女性が昭和16年から20年までの日記を残していたことが分かりました。それが資料提供されたことで、漠然としていた組織体系の全貌がだいたい明らかになり、調査の大きな進捗が図られたとのことです。
 
 軍が証拠を隠滅しても、個人の心、日記までは消せないのですね。それらをまとめて「私のまちから戦争が見える」という川崎市の記録冊子が生まれ、その後一人ひとりを訪ねてお話を伺うという粘り強い活動に入ったのです。
 
 はじめは黙して語らなかった人々が、高校生たちのひたむきな活動に動かされてだんだんに話してくれるようになった、と高校生たちの指導にあたった渡辺先生は語りました。「大人はどうしても、あなたたちは加害者だった」という想いが浮かんでしまうのだが高校生たちはまず「かぼちゃづくりを教えてください」などと古老たちが心を開くような態度で接してくれて・・、私たちは子どもたちから逆に学びました、と先生。
 
 おけらはこの渡辺先生のお話に、「第五福竜丸」以外にもビキニ環礁で被爆した日本漁船が居て(実際は700隻だったか・・被爆した漁師の方々も1万人ほどはいらした)、それを聞き書き調査して、大きな発見を世に広めた高知県幡多地方の高校生平和ゼミを思い出しました。
                            ―つづく―

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2012年8月14日 (火)

何ともtedious(冗長)なロンドンオリンピック閉会行事

 開会前はテロに対する過剰な警戒やロンドンタクシーの営業妨害騒ぎがあったオリンピックも無事に幕を閉じた。関係者はほっとしていることであろう。

 月曜の朝、いつものウオーキングから帰ってきてNHK総合テレビを付けたら閉会行事が始まっていた。特に見たかったわけではないがLIVEで放送をするようなのでそのままテレビをつけて見ていた。

 シャワーを浴びるころ騎手が入場して、選手の入場が始まった。日本選手団は2百数十人と言っていた。いったいどんな選手が残るのか知らないが、ずいぶんたくさん残っているものだ。旗手の吉田選手は金メダルだから誇らしいだろうと思った。

 シャワーを浴びて戻ると歌や踊りのアトラクションが始まっていた。会場はLED照明などを使っているのだろうがスタンドがさまざまな色や形に変化をしていた。あの陸上のメーン会場がエンターテイメントの会場に変わっているので驚いた。

 選手たちがいる場所が区分けされてその間をイギリスの国旗をかたどった広い道が作られていた。その中心がメインのステージである。

 最初は白い箱が運ばれてきて子どもたちがその上に乗って歌手の歌に合わせて動きをした。

 オートバイの群れで出てきて走り回ったり、自動車が何台も出てきたり、ロンドンタクシーが走り回ったり目先を変えていた。

 自動車から大きな透明の蛸の形が出て来たのもあった。また、人間大砲までもあり張られたネットの上に大砲から飛び出た人間が着地した。

 とにかくこれでもかこれでもかと歌手やバンドを繰り出し、踊り手を繰り出していた。

 次の開催地リオデジャネイロにオリンピック旗を引き継ぐと、今度はリオがブラジルのサンバ、原住民の踊りなどを次々に演じた。

 聖火を消すまでにも歌や踊りがあり、消した後も歌や踊りが続いた。結局5時前から8時40分ごろまで約4時間ほど、閉会行事が続いたことになる。そのほとんどは歌と踊りであった。もちろん聖火を消すときには花火も派手に打ち上げられた。

 その間選手たちは、立ちっぱなしで見たのであった。ときどき選手の顔が映されたが嬉しそうではないように見えた。

 NHKの鈴木奈穂子アナウンサーは、「昨日までのあのスタジアムがキャバレーに変わったみたいですね」とコメントしていたが、いくらアトラクションでも4時間は長すぎる。退屈であった。退屈は英語でboringというが、tediousというべきかも知れない。

 次のリオデジャネイロのオリンピックではもっとしまった感動のあるものにして欲しいが、ブラジルという陽気なお国柄では無理であろう。

 オリンピックの開会行事や閉会行事はどんどんと派手になり、奇抜さを競うようになったが、私には東京オリンピックの開会式の厳粛さと閉会式の解放感が忘れられない。大変感動的であった。

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2012年8月13日 (月)

精神医療の実態に驚く―③―作られる病気

 内海医師は、精神科は科学ではないから、診断基準がいい加減だと指摘する。アメリカの精神科診断基準に「DSM」というのがあるが、これは製薬会社と癒着の深い精神科医が、多数決やその日の気分で決めたという。(これについては動画にも出ていた。)

 現行のDSM第4版編集の議長を務めたアレン・フランセス博士は2013年に出版予定のDSM第5版について反省を込めて懸念を示しているという。

 「DSM第5版はとんでもない処方にもつながりかねない未検証の新たな診断の導入である。抗精神薬が不必要に、不用意に使われることが大いに懸念される。」

 DSMに掲載されている「精神障害の数」は、

 1952年 112例、 1958年 163例、 1980年 224例、 1987年 253例、

 1994年 374例  2012年には500例になる見込み

 1990年代に入って抗精神薬の開発が急速に進んだが、精神病の症例も急激に増加している。

 これについて製薬業界と癒着した精神医療が儲けのために基準を設定してきたからだという。

 そして、薬が先に開発されて、その薬を売るために都合のよい精神疾患が作り出されているという恐るべきエピソードがあるという。その典型は、社会不安障害、気分変調症、軽度・中度発達障害、大人の発達障害、現代のうつ病などである。

 「DSM」の改訂において、更に病気の定義や種類を拡大しようとしているアメリカ精神医学会に対して、アメリカの心理学会第32部会会長が公開質問状を公表した。(2011年10月22日)

 「生物学的精神医学(脳内化学物質のアンバランス=薬物中心治療)には科学的根拠はなく、短期的には有効性が認められるものの、長期的には害を及ぼすものであることが近年ますます明らかになってきた」として、精神医療そのものに抜本的な改革を求めている。(P.13)

 こうした反対や良心的な意見を無視して、日本の精神医学界はたんなる薬物ということにとどまらず、日本ではやりの多量薬物療法を普及させてきたという。

                     ―つづく―

向精神薬、抗鬱剤、製薬、精神医療の犯罪5 

http://www.youtube.com/watch?v=OSdWe--uEtY

向精神薬、抗鬱剤、製薬、精神医療の犯罪6

http://www.youtube.com/watch?v=jc6k1rK-lGE

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2012年8月12日 (日)

ヨウシュヤマゴボウとシクラメン

 我が家の玄関脇の鉢にヨウシュヤマゴボウが1本ある。その根元に小さなシクラメンを植えてあったのが、シーズンでもないのに1輪だけ小さな花を咲かせた。この暑いときに不思議でならない。

 シクラメンは花の小さな種類で1鉢確か150円で買ったものだ。4月まで花を咲かせて楽しませてくれた。そのままほうってあったのだがいつの間にか花芽がでて開いたものらしい。

 ヨウシュヤマゴボウはもともと雑草である。昨年か一昨年にどこからか勝手に我が家の庭に侵入したのを妻が鉢に移したようだ。鉢は2つあって庭にも1つ置いてあるがそちらも大きな木になった。初夏のころから実をつけ始め、赤紫の葡萄のような房をたくさんつけている。

 町内会長さんが来たときそれを見て「これはなんというものですか。こどものころインキの木といって実の汁で遊んだものです。」と話した。確かにインキの木と言っていた。

 ヨウシュヤマゴボウという正式の名を知ったのは、30年ぐらい前理科を教えたときであった。葡萄のような実が印象的で好きになった。

 カナダから来たAmandaたちもこれを見て珍しがっていた。食べられないけれど見るのはいいと言ったら肯いていた。これから12月ごろまでずっと楽しませてくれるはずだ。

 調べてみるとこの植物は外来種で「洋種山牛蒡」と書くようだ。Wikipediaには次のように書いてある。

 ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたってがあり、果実も有毒である。毒性は、根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。果実は、ブルーベリーと間違って誤食する事故もあり、注意が必要である。特に、幼児は影響を受けやすいので、果汁が直接皮膚に触れることも避けるべきである。

 毒成分は、アルカロイドであるフィトラッカトキシン(phytolaccatoxin)、サポニンであるフィトラッカサポニン(phytolaccasaponins)、アグリコンであるフィトラッキゲニン(phytolaccigenin)などである。また、根には硝酸カリウムが多く含まれる。

 誤食すると、2時間ほど経過後に強い嘔吐下痢が起こり、摂取量が多い場合はさらに中枢神経麻痺から痙攣意識障害が生じ、最悪の場合呼吸障害心臓麻痺によりに至る。幼児の場合、種子を破砕した果汁を誤飲すると、果実数粒分でも重篤な症状を引き起こしうるので、十分な警戒を要する。

 

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2012年8月11日 (土)

残念だったが見ごたえのある試合―銀メダルおめでとう!

 ロンドンオリンピック女子サッカー決勝戦は10日午前3時45分キックオフであった。アメリカとの対戦はどんな試合になるか楽しみであった。

 早朝目が覚める便所に行くとき時計を見ると4時15分であった。ちょっと寝過ごしたかと思ったがテレビをつけるとやっていたのはアメリカとカナダ戦の様子であった。時計を改めてみると3時15分。見間違えていたのだった。

 それで始まるまで吉田沙保里選手の金メダル獲得後の様子や表彰式を見た。オリンピック3連覇は素晴らしい結果で伊調馨選手の3連覇と共に偉業と言える。なでしこジャパンも金メダルを取ってくれるといいが・・・と思った。

 3時45分きっかりにキックオフした。まだピッチになじまない早い時間帯にアメリカのロイドに先制ゴールを許してしまった。でも、前半終了まではたっぷり時間があるのでどこかで点を取りかえしてくれるだろうと思って見守った。

 なでしこジャパンは体制を立て直し次第にボールの支配率がよくなった。アナウンサーも60%支配していますと言っていた。

 前半にもチャンスはあったが結局得点にはならなかった。なでしこジャパンはアメリカに対し果敢に攻めていた。特に34分の宮間のシュートはゴールに当たり惜しかった。それで後半に期待をつないだ。

 その間女子バレーボールはブラジルと準決勝を戦い結局勝てなかった。三位決定戦をやると速報が伝えた。

 後半戦は、日本のキックオフで始まった。なでしこジャパンは敵陣にボールを持ち込み頑張っていたが、9分にちょっとした隙に奪われたボールを早いドリブルで運ばれまたまたロイドに入れられてしまった。

 しかし、そのすぐ後18分沢のシュートから大儀見が何とか押し込んで得点をした。その後もなでしこはゴールを目指して攻めていたがチャンスはあっても得点ができなかった。

 後半32分に交代出場した岩淵は38分にボールを奪い、ゴール目指して走りシュートした。一瞬入ると思ったが相手のキーパーに阻まれてはじかれてしまった。これは本当に惜しいシュートで、本人が後で語ったように、もし決まっていれば試合の流れが変わっていたであろう。

もう1つ、NHKTVでも取り上げていたが、セットプレーの時アメリカの選手がペナルティエリアでハンドをしたのに、審判は無視した。これはその後の試合を左右するもので、ドイツ人審判の大ミスジャッジであると指摘したい。

 フランス戦と違って日本にはとにかく運がなかったと思う。運をフランス戦で使い果たし感じであった。結局最後まで攻めながら得点に結びつかなかった。

 アメリカ相手の決勝戦は、負けはしたが勝利は時の運ともいう。しつこく粘り強く攻めながらの負けである。立派な銀メダルだ。ここまで国民に夢をあてづづけたなでしこジャパンは素晴らしい。月並みだが感動を与えてくれてありがとうと言いたい。

日本-米国 後半、岩渕がシュートを放つがGKソロに阻まれる=ウェンブリー競技場(共同)

後半、ゴールを決め駆け出す大儀見=ウェンブリースタジアム(撮影・出月俊成)

 銀メダルを手に笑顔の熊谷(前列中央)、沢(同左)ら=ウェンブリー競技場(共同)

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2012年8月10日 (金)

オスプレイの普天間基地配置を隠し続けた日本政府

 7月25日のたね蒔きジャーナルに出演した沖縄国際大学の前泊さんの話では、アメリカは既に1990年にオスプレイの普天間基地配置を決めていたのだ。当時の日本政府(自民党)は国民に分かると困るから言わないでくれと頼んだ。やっと分かったのは2007年だという。

 詳しくは、以下を。分かりにくい文章を推察して直してあります。勘違いがあるかもしれません。

 たね蒔きジャーナル(Youtube) 

 http://www.youtube.com/watch?v=zo9ed9Hm2Mw

 《永岡》。たね蒔きジャーナルでは、「拝啓 日本政府様、防衛省様 オスプレイは国民の安全を守るものですか、脅かすものですか」と題して、沖縄国際大学の前泊(まえどまり)博盛(ひろもり)さんのお話です。

 前泊さんは元琉球新報の記者で、東京で国会担当時に日米地位協定機密文書のスクープもされた方です。前泊さん、オスプレイの歴史に詳しい方です。オスプレイはもうずいぶん前から日米交渉のテーブルに乗っていたと言うのです。沖縄からお電話での出演です。

 《前泊》。沖縄の記者として活躍していました。外務省や防衛省を沖縄の立場から見てきました。この間も官邸のHPを見て驚きました。沖縄基地、オスプレイについて、ホワイトビーチ(原潜寄航)だと間違えるているのです。指摘されて初めて知る、内閣府も沖縄を知らないのです。沖縄と東京、爆音の問題も大変で、難聴すら出るのに、東京は分かっていないのです。

 沖縄国際大学は、以前米軍ヘリが墜落したところで、水野さんも取材したことがあります。普天間基地のフェンスまで数十mです。そこにオスプレイが来るのです。普天間の移設は、もともと普天間の撤去のはずが、橋本総理がクリントン元大統領と交渉し、その過程で代替施設が条件となり、普天間の移設にすり替えられたのです。危険なものを受け入れる場所はなく、県外の話も、辺野古になり、さらにオスプレイの配置となってしまったのです。

 《前泊さん》。もっと前から話はあり、前泊さんが東京詰めの88年には初飛行があり、90年に普天間配備をアメリカは計画していたのです。20年前!なのです。しかし、それを日本政府は否定していました。アメリカは何度も表明し、普天間返還で、最終報告の草案に入っていたのです。日本政府は入れないでくれ、日本国民に知らせないでくれとアメリカに頼んだのです。そのことはウィキリークスにありました。記者時代に何度尋ねても日本政府は知らん振り。オスプレイ配置の可能性を2007年に認め、2011年に防衛省は宜野湾市に来年配備と言って来たのです。

 水野さんはビックリでした。20年前からアメリカは普天間にオスプレイ配備と言っており、防衛省、外務省の官僚が隠蔽し続けて来たのです。防衛・外交には隠蔽が多すぎるのです。隠蔽の理由は、危険なものが来ると、国民の判断が要るのに、それをさせないため、政府、官僚は裏で決めていたのです。

 日本政府にはオスプレイ・ノーという権利はない。ヘリコプターのCH46が配備されているのですが、老朽化し(製造中止)、その代りの新機種がオスプレイなのです。機種変更ということで、日本との交渉の必要はなしなのです。それを日本政府は隠蔽してきたのです。

 《近藤》。オスプレイが装備の重要な変更に当たらないとするのは、これを認めると政治の問題にならない。西山太吉さんが、来週沖縄に来られるのですが、西山さんは、オスプレイ(航続距離3倍)はアメリカの防衛政策の変更です。アメリカのアジア政策の変更、東アジア戦略の変更で、「日本を守るためではない」のです。防衛の根幹に関るものであり、普天間も背景にオスプレイがあり、基地の軸であり、アメリカが言っているから文句は言えないなら政治ではないのです。

 日本はアメリカの従属国と、高橋哲也さんも言われて、オスプレイに国民が反対と言っています。全国で低空飛行を行い、危険性が全国に広がるのでどの知事も反対するのに、なぜ許されるのか、なのです。

 《近藤》。森本防衛大臣は、安全を確認すると言うが、それで理解したとなると、答えが先にあり、認めるために論理があるわけです。10月に運用が決まり、もうプロペラも動かし、事故率も重大事故だけで、中小規模の事故はカウントせず、それを入れると2006~2011年に58件!も起こっています。正しい情報を伝えないと、国民の命に関るのです。国民を守るためではなく、国民が犠牲になる装備の配備は何なのか、なのです。

 普天間を辺野古に、という話、日本政府はこだわり、海上基地とオスプレイを森本大臣が認めました。彼は3年前には未亡人増産機といい、だから辺野古に移さないといけないと言っていたのに、危険な普天間に配備すると言い出している。研究者から大臣になって、言えなくなっているのです。

 普天間から辺野古移転は、オスプレイのためで、20年前からあったのです。防衛省の首脳は、オスプレイのためと言っているのです。それを今年になり認めているのです。オスプレイ問題は、数年前から出ており、これを野田政権がどう切り抜けられるか、大変なのです。

 隠蔽は20年前、自民党時代からあり、野田氏、自民党のせいと言うべきなのに、民主党は自民党の別働隊であると前泊さんは喝破され、近藤さんも同意で(自民党野田派(泣))です。オスプレイは本国での練習は地元の反対で中止されたのです。しかし、日本での計画をアメリカは止めるつもりはなく、地元の合意は前提ではなく、日本は訓練を止める立場にないのです。東北~四国、九州のラインは、アメリカでも出来ない低空飛行がやられるのです。

 リスナーより、日本はアメリカの植民地との指摘もありました。

 水野さんから防衛省は誰を守るのかと言われて、近藤さんは、野田政権はアメリカに手なづけられていると言いました。リスナーからも、オスプレイの配備は前からあったのに、日本政府に今更抗議はできないとの指摘もあり、今さら防衛大臣がアメリカでオスプレイに乗っても無駄なのです。根の深い問題なのです。アメリカでは、日本人は怒らないとの分析もあるとのことです。

 

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2012年8月 9日 (木)

第38回児童言語研究会名古屋支部研究集会③―講演・学び合いの共同体

 講演のメインテーマである「学びを中心とする授業の創造」に入った。

 21世紀の社会と教育としての「学びの共同体」は21世紀型の学校である。

 日本は先進国の中で貧困率は5位である。先進国の中で母子家庭が一番多い。

 1992年には高卒求人数が162万人いたのに2002年には15万人に減ってしまった。これがフリーター、ニートを作り出した原因である。これは教育の失敗である。

家庭における教育費の割合は年収300万円以下の家庭では50%~60%にもなる。1000万円以上では20%に過ぎない。収入の低い家庭ではなんとか子どもの教育をしようとして金をかけるのだ。

①知識基盤社会への対応 これからは農業はもちろん、現在20%程度の工業労働人口が減り、OECDの予測では20年後に4%に減少すると予測している。情報サービスの知識産業が増加する。それから医療・福祉などの対人産業が増える。全ての子どもに高いレベルの教育をということである。さらに生涯学習が要求される社会となる。

  ②外国人がますます多くなるにつれて多文化共生の社会となるのでそれに対応することが必要である。

③格差が広がっていくので格差リスク社会への対応が大事である。

④ 成熟した市民社会の建設=「市民性(citizenship)」の教育=公共モラルの確立

 上海は世界で一番レベルが高く、しかも低い層は1%、日本は低い層が17%もいる。フィンランドも高い。そこでレベルを上げながら質の高い学びを保障する質(Quality)と平等(Equality)の同時追求が大事になってくる。

 世界は動いていてプログラム型(階段型=習得と定着)カリキュラム(目標・達成・評価)から「プロジェクト型(登山型=思考と探究)カリキュラム(主題・探究・表現)へと移ってきている。

 学ぶ意味と質の高さが重要になってくる。一番変わったのは一斉授業がなくなったことである。協同的な学(collaborative learning)に変わった。

 もう一つは学校が学びの共同体(learning community)に変わった。子どもたちが学ぶ場所だけでなく教師たちが学ぶ場所に変わっている。質の高い教育には不可欠の要素である。

 授業研究は明治以来の日本の十八番であったがそれが今ではやっていない国がなくなった。年間の授業研究の回数は小学校では日本が中国についているが、中学になると多国の方が多い。日本の高校では最低の方だ。

 これまでに世界27国で300か所ぐらい回ってきた。それで分かったのは共同学習、グループ学習をしているということだ。

 1998年から2003年にかけてアジアの国々では質の教育への転換を国家戦略とした。中国では佐藤教授の著作が翻訳されてそれがベースとして改革が行われた。上海の成功は学びの共同体にあるという。黒竜江省も同じだ。それで人民大会堂のレセプションに招待されたそうだ。 

 中国もマレーシアも電子黒板を使っているという。日本ではいまだに黒板を使っているので驚いたというエピソードがあるそうだ。

 アジアの国々が教育に力を入れるのは国力をあげるためである。中国の北京とか大連などでは教師になる倍率が500倍もありマスターを持っていないと駄目なぐらいだからとても質が高い。小学校3年生で関係代名詞を使う英語を勉強しているという。

 21世紀型の学校をどう作るか。全国2500校ぐらい回ったが、学校を内側から変えるしかないと知った。トップダウンでは駄目だ。

 どういう学校を作るかというヴィジョンが大切である。

 ◎定義=学びの共同体としての学校=子どもたちが学び合う学校、教師が専門家として学び合う学校、親や市民が協力し、学び合う学校。

 ◎学校(教師)の使命と責任は、一人残らず子どもの学びの権利を実現することと質の高い学びを保障すること。

 ◎一人残らず教師の教育専門家としての成長を促進すること。そのために1年間で1回は授業を公開し、校長にも授業をやってもらう。

 調査によるとある高校で1日に1000回も挨拶をしているのに、生徒と話をしたのはごく僅かしかない。ある中学校の職員会では問題がある生徒、ずば抜けている生徒の名前は出るが9割の生徒は話題にさえなっていない。民主主義の学校ではどの子も大切にされるのでなければならない。

 「学びの共同体」の3つの哲学

◎公共性の哲学(Public Philosophy)=開かれていることと協同すること=私事化、部族化との闘い

◎民主主義の哲学=子どもも教師も親も主人公(Protagonist)、民主主義は「他者と共に生きる生き方」(A way of associated liping)=個人の尊厳と多様性の尊重

◎卓越性(excellence)=の追求=最高のものへの挑戦ー質(quality)の追求=ジャンプとしての学び

 一番大切なことは、聞きあう関係を作ることだ。教え合う関係を作るのではなく、《学び合う》関係をつくることである。話し合いではなく学び合う聞きあう関係である。高いレベルの課題に挑戦しジャンプのある学びができること。→真正の学び

 佐藤教授の「学び合う共同体」は大変示唆的てはあったが、具体的な授業の場面がないのでイメージが湧かなかった。しかし、久しぶりにアカデミックな雰囲気に浸ることができた。

 

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2012年8月 8日 (水)

運が味方、なでしこジャパン決勝に進出

 なでしこジャパンとフランスの女子サッカーの試合が7日の深夜1時から行われた。私はこの試合は天王山だとみていたので何とか見たいと思った。念のためにビデオに録画の予約をして8時ごろに床に就いた。いつもより1時間早い時刻であった。

 11時過ぎに1度目を覚ましたが、まだ間があるので寝なおした。不思議なもので次に目を覚ましたら1時過ぎであった。試合は既に始まっていた。

 見ているとなでしこはパス回しよくボールを支配していた。滑り出しは順調のようであった。お互いに点が入らなかった。なでしこもパス回しはよいのだが相手のゴール近くまではなかなか近づけなかった。

 そのうち相手のファウルからセットプレーになり、宮間が蹴ってそれを大儀見がうまくゴールして先制点を挙げた。

 その後はだんだんとフランスがよくなり、前半の終わりごろはフランスが日本陣地でボールを支配することが多くなった。私は後半は危ないなと思いながら見ていた。何とか1点を守って前半が終了した。

 フランスのキックで始まった後半はフランスが予想通り、がぜん優位に試合を進めた。しかし、10数分後だったかまた相手がファウルをしてセットプレーで大変遠いところから宮間が蹴って阪口がヘッディングで見事にゴールした。

 その後もフランスはボールを支配し日本陣地で攻撃を繰り返した。そして一瞬の隙をつかれてきれいなゴールを許してしまった。

 なでしこは防戦一方となり、阪口がやってはいけないペナルティエリアでのファウルをしてPKを与えてしまった。ここで点を入れられたら振り出しに戻ってしまう。キーパーの福元の読みは逆で右へ飛んだがボールは反対のポールを僅かに外れて事なきを得た。フランスはどんなに悔しかったことであろう。

 それからも最後まで日本は攻め込まれ続けた。それを何とかしのいだ。たった1度大儀見が抜け出して大チャンスとなりシュートしたがポストに当たって外れた。

 結局フランスもシュートを26本も放ちながら運悪く得点に結びつかず、シュートたった4本のなでしこジャパンは強運で終了のホイッスルが鳴った。勝つには勝ったが何ともしんどい薄氷を踏むような試合であった。 

 次はアメリカの因縁の決勝戦である。何とか粘り抜いて勝ってほしい。運も実力うの内という言葉もある。何が何でも勝利を呼び込んでもらいたいものである。

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2012年8月 7日 (火)

第38回児童言語研究会名古屋支部国語研究集会―②大阪の教育条例

 国語研究集会の今年の講師は学習院大学文学部教授・前教育学会会長の佐藤学氏であった。

 主催者の要望で初めに大阪の教育条例をめぐる闘いについて話された。維新の会は票を集めるために徹底して教師と学校教育を槍玉にあげて攻撃をしたそうだ。橋下大阪市長は、自分は叩く、投げるなどの暴力も使って子どもを育てたと公言し、スパルタ教育が大事だが、それを阻んでいるのが教師たちだと言った。

 教育条例に反対して運動を起こし、竹下景子さんや杉良太郎さんなども参加したそうである。マスコミは反対運動については全くと言っていいほど取り上げず、橋下市長たちの言動をどんどん取りあげて報道した。大阪府知事選挙では、メディアは平松側の10倍以上を現府知事側の報道に費やしたという。

 マスメディアが巧妙に世論を誘導し維新の会の大勝を作り出した。議会における数の優位で教育条例は自民・公明も捲き込んで可決されてしまったのだ。

 大阪府教育委員会は当初全員が反対であったが、最後まで残ったのは女性の生野委員長だけで後の委員はすべて取り込まれてしまったのだという。その結果文部科学省でさえ反対した教育条例が成立してしまった。しかし、闘いのなかで現行の法令に基づいて違反とされるものは取り除く努力がされてあと一歩というところまで追い込むことができた。

 教育基本計画を教育委員会が作るのを府知事が作るというように改められてしまった。教育委員の罷免も残ったので、反対する委員を罷免できるから思うとおりに操れるのだ。

  橋下市長らの意図は教育を思うように支配することである。そして教育に競争主義を持ち込むことだ。その危険性に大阪の人たちは気づいていないのだ。

 大阪府では教師の質の低下が起こっている。それは応募者の減少と合格者でやめる教員の増加である。いつ辞めさせられるかわからないことと給与が10%カットされたことが原因である。

 校長と教員の信頼関係も失われている。校長は5%の悪い教員を作らなければならないからだ。教員同士の関係も悪くなっているし、親と学校との関係ももっと悪くなっている。

 教育の現場は物を言わない教師が蔓延していく。物を言わなくなったのは言えなくされたからなのだ。

 大阪府教育条例は憲法を無視し、関係法令を無視し、最高裁判決も無視している世界に例のない悪条例である。

 東京でもひどい状態になっている。例えば、東京都の世田谷区では、指導主事を出迎えるために教員全員が校門に整列し敬礼をするというような戦前でもなかった事態になっている学校があるという。

 杉並区の学校では、不審者対策で子どもが学校にいる間は教員全員が催涙ガスを首からぶらさげているという異常な状態がまかり通っているという。危険物を身につけた教師と子どもたちは安心して近寄れないであろう。

 大阪でも条例を盾にして口パク監視のように教師への監視と支配が行われ始めたのだ。

 それに対して、佐藤氏は「教室を大切に」、「学校を大切に」、「教師と教師、教師と子ども、子ども同士、教師と父母などの信頼関係」が大事だと話した。その例として大阪府下で、要保護・準要保護8割、外国人子弟3割という大変な困難校で学び合いで学力のレベルも大阪府の平均になった小学校があることを話された。

 

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2012年8月 6日 (月)

美夜之窯楽しい焼きもの展

 知人から「美夜之窯・楽しい焼き物展」の案内をもらった。何でもマジックを毎日2回見せるのだという。陶芸にも興味があったがマジックとのコラボにも惹かれた。

 日曜日、朝日新聞でコスプレサミットが栄のオアシスで開かれていると知ってそれを見に出かけた。その後日曜日なのでマジックショーはきっと混んでいるだろうと思いながら覗きに行った。

 予想に反して展覧会場のチカシンギャラリーは観客が少なかった。テーブルの際の席を勧められて座った。後ろから名を呼ばれたので振り向くと同じクラブのMさんだったので驚いた。

 2時からの第一部が始まるところであった。黒い服を着たマジシャンがシルクのマジックを演じた。その後金城学院マジッククラブの学生がシルクほどきとおしゃべりの入ったカードマジックを見せた。ジェニミツインだった。

   次は、背が高い学生が大きなガラス玉で浮揚とジャグリングを上手に演じた。マジックは予言のマジックであったが分かりにくいものであった。

 その後椋本さんが、ハンカチに安全ピンを通して移動させる手品と取り出し箱から自分の作品を出すマジックを演じた。

 次の若い男性はコインを巧みに操り、カードマジックも大変上手でプロの手並みであった。

 最後に登場したのは、アイルランド人のAETでマジックもバーで見せているという。カードマジックをトークを入れて巧みに演じた。

 マジックに出演したのは、マジシャンのふしぎ良さんであることが分かった。彼は司会と進行もやったが道理で上手なはずだと納得した。出演者は彼のふしぎマジック塾の関係者であった。

 ●ふしぎ良さんの公式ホームページ

http://www5e.biglobe.ne.jp/~fushigi-/index.html

 マジックが終わったあと、ゆっくりと陶芸作品を見せた頂いた。陶芸作家の八木三生さんと奥さんのこれも陶芸家の椋本計子(むくもとかずこ)さんの二人展であった。作品は多岐にわたり、出品数も多かった。

 八木さんは私の質問に答えながら一緒に回って下さった。いろいろな抹茶茶椀は外側に砂を使ってあった。砂を使ったものは他にも花瓶があった。いずれも独特の風合いを出していた。

 私は赤いきれいな発色の花瓶に目を奪われた。先代から美夜之窯を受け継いだときその釉薬の手法も受け継いだという。

 八木さんは、大きいものが作りたいということで会場には三脚に載せた水盤や大きな火鉢のような水盤が置いてあって金魚が泳いでいた。

 椋本さんの作品は、かわいらしい人形とかそれをあしらった作品が多く、「不思議な国のアリス」に関連したものをたくさん作っているそうだ。会場には絵本をかたちどった作品があった。面白いのはトランプの鏡で顔に当たる部分に鏡が入れてあって「あなたはハートのKINGというようなキャプションが付けてあった。

 私は、磁器で親指姫が青い鳥に乗って飛んでいるデザインのコ-ヒーカップか、葉っぱを取っ手にした陶器のコーヒーカップか迷った末、陶器の方を買った。

 この陶芸展は表題通り肩の凝らない楽しい展覧会であった。お二人ともたいそう気さくに話して下さりゆっくりと拝見できた。

 展覧会は8月8日(水)まで栄チカシンギャラリーで開催。

 ◎美夜之窯のホームページ

 http://www12.ocn.ne.jp/~miyano/

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2012年8月 5日 (日)

第38回国語研究集会に参加(主催児童言語研究会名古屋支部)①

 教育の現場を離れて長く、退職後は日本語教育に携わってきたので、教育現場のことはほとんど知らない。たまにちらっと情報が入る程度である。

 児童言語研究会の夏季国語教育研究集会は今年38回を迎えた。児童言語研究会は私の教育の原点である。厳しい今の教育現場で頑張っている後輩の教員たちの様子を見、さらには現場の状況を知ることができたらと思い参加した。

 この暑い中、会場は満席であったので驚くとともに嬉しかった。しかも、若い先生たちの顔も多かった。もともと研究集会は真夏に開かれてきたのだが、汗を流しながら会場にやってきて研究会に参加するのは大変な意思がいる。

 いつものことだがそういう先生がいることに感動する。なぜなら、2500円の参加費を出して自前で勉強にくるのだから。しかも、今年の場合、福岡県、横浜市などからの参加者もあった。

 国語研究集会は9時40分に全体会を開会し、挨拶の後基調報告と講演があった。

 まず基調報告を取り上げたい。報告者は加藤昇先生。(要約には私の見解も加えてある)

 最初に指導要領の改訂によって授業時間数が大幅に増えたことを指摘した。小学校から英語が導入されたことは知られていることである。

 次に、二つの問題点と改善策の提案があった。

 問題点の①は、「日本の伝統文化に親しむ」という単元の新設である。これは「季節の言葉」、「短歌や俳句を声に出して読もう」、「かるた」ということである。限られた時間の中でやるのだが、昔の論語の素読のように難しい和歌や俳句を意味もわからずに暗唱させるのが狙いだ。私の推定では斎藤孝が絡んでいるように感じる。

 そこで、「季節の言葉」は、読んで確認する程度の扱いにすること。「短歌や俳句」は、子どもたちの年齢や生活実態にあったものを厳選し、詩として読ませる。

 問題点の②は、言語技術的な単元の増加である。

 「報告文を書く」、「手紙を書く」「説明書を作る」。つまりより実用的な技術を強調しているのだ。これは経済界あたりの要望に沿ってのものだと聞く。

 これについての改善は、

・社会や総合の発表とリンクさせて扱う。

・話し合いの仕方は、学級活動で行う。

・生活作文を扱うことで、思考や認識が深まる。

・「話す」、「聞く」と言ったコミュニケーション能力は、文学や説明文の授業の中で高める。

 私は抽象的な課題として与えるのではなく、具体的な生活や場面と結んで行くことが大事だと思う。

 ◎文学と説明文について

 文学の授業は、文学を文学として読む。そのためには文学的表現に触れ、想像力や思考力を使いイメージを広げる。人間理解を深める。そして自分自身を見つめ、生き方について考える。

 説明文は、内容を読み取るだけではなく、自然や社会に対する認識を深めたり、改めたりする読み。

 書き手の考えを鵜呑みにしない。批判的な眼をもって、論理的に読む。

 文学や説明文については、具体的な授業実践を例に挙げて話されたが割愛する。

                        ―つづく―

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2012年8月 4日 (土)

脱原発を山口からのアッピール

タイ在住の友人からおくられてきたものを転載しました。

日本全国の親愛なる皆様 

脱原発を掲げて山口県知事選に立候補して僅差で次点となった飯田哲也氏の健闘は多くの人々に勇気を与えました。山口県の選挙は終わりましたが、県知事となる山本氏は薄氷の上の勝利であることを肝に銘じています。もし私たちが山口県知事選の熱が覚めやらない今、圧力をかけることができれば、山本氏に上関町に新たな原子力発電所を建設する計画を永久的に白紙化するよう強いることができます
 

飯田氏の立候補により、原発推進派である山本氏は上関原発計画の一時的停止を余儀なくされました。それはまた、日本中の政治家に明確なメッセージを送る結果となりました。安全より利益を優先する原発推進政策が票につながったのです。山口県の選挙は終わりましたが、県知事となる山本氏は薄氷の勝利を肝に銘じています。もし私たちが人々の目がまだ山口県に目が向いている間に圧力をかけることができれば、山本氏に上関町に新たな原子力発電所を建設する計画を永久的に白紙化するよう強いることができます
 

地域レベルでの好機を活かすことによって、原発の無い日本を目指す私たちのビジョンを推進しましょう。請願に署名してできるだけ多く拡散してください。署名が30,000に達した時点で、私たちはそれを山本県知事の就任日に直接提出します
 

http://www.avaaz.org/jp/nuclear_kaminoseki/?bOKdVcb&v=16839 


エネルギー政策は福島県の原子力災害以来、私たちの国の政治における重要な課題となっていますが、今回の選挙は脱原発を訴えた候補者が圧勝が確実視された本命候補に肉薄した最初の選挙です。飯田氏はエネルギーの発電方法を見直し、地域レベルから日本の政治を改革するために立候補しました。日本の脱原発を目指す戦いは、保守の金城湯池、山口県でさえも、脱原発を掲げる候補者に勝利のチャンスがあることを証明しました。 

政府は原子力無しでは電気料金が上昇し、経済は深刻に落ち込むと主張しています。 しかし、多くの専門家はそうは思っていません。もし政府が機能不全に陥ったエネルギー部門を再生するために論理的な手順を踏み、市場に小さな電力会社の参入を許可すれば、不足エネルギーを十分埋めるための再生可能エネルギーへの投資が行われるでしょう。例えばドイツは2011年に17の原子炉のうち8つを停止させただけでなく、彼らは同時に新しい再生可能エネルギーの雇用によって自国の経済を復興させました。
 

私たちにとって山口県を再生して、紫陽花革命を継続するための好機です。山本県知事に圧力をかけ、上関町における新たな原子力発電所建設計画を完全白紙撤回させましょう。今すぐこの請願に署名し、あなたの知人に転送してください。
 

http://www.avaaz.org/jp/nuclear_kaminoseki/?bOKdVcb&v=16839 


世界最悪の災害の余波の中で、私たちは民主的で腐敗が無く安全な日本の新時代を後世に伝えるための先導を補助する機会を得ました。私たちはエネルギー革命の準備ができていることを何度も何度も証明してきました。この重要な時に共に立ち上がり、私たちが始めたことを仕上げましょう。 

希望と決意を持って
 

喜晶 、路、キア、イアン、エマ、ペドロ、ジューエイ、ダリア及びAvaazチーム一同
 

詳細情報:


山口県知事選 広がる既成政党への不信 (西日本新聞):
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/315822 


山口県知事選 保守王国に動揺 (毎日新聞):
http://mainichi.jp/opinion/news/20120730ddm003010059000c.html 


山口知事選 地域の選択 曲解するな (中日新聞):
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2012073002000078.html 


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2012年8月 3日 (金)

篠島へ一泊の旅―②―大漁屋で海鮮料理を満喫

 コーヒーは分量が少なかった。Tさんは「このコーヒー量が少なすぎるね」と言った。

 店の人に夕日の沈む時刻を聞いたらスポーツ紙を見て6時50分過ぎだと教えてくれた。まだ5時間もあった。それまで喫茶店で過ごさなけらばならない。外は暑いので出歩く気にはならないのだ。

 喫茶店では2時間ほど談笑をしたが話疲れてきたので、私のマジックを見たいと言った。持っていた紐のマジックの後カードマジックをいくつか披露した。

 マジックをやっていたら、ひとりが「おじさんが店の看板を片付けているよ」と言った。時計を見るとまだ4時であった。篠島で唯一の喫茶店が4時閉店?と思った。本当は夕日の沈む時刻まで居たかったのだが仕方なく宿に戻った。

 宿でMさんがトランプをやろうと言った。「大富豪」というのが面白いと言ったが誰も知らなかった。説明をしてもらって試しにやったらやり方が分かったので続けた。一番を取ったら「金メダル」2番は「銀メダル」などと言ってやった。

 Amandaは金メダル、銀メダル、銅メダルを取って、私も金メダル、銀メダル、銅メダルがあったが、何といってもMさんが強かった。彼女にはいいカードが配られるのだ。大富豪はMさんであった。今夜の料理は彼女に払ってもらおうと冗談を言いあった。

 そうこうしているうちに6時15分になったので夕日を見るために漁港まで歩いて行った。

 太陽は港の向こうにある松島の辺りに輝いていた。いったいどこが夕日のポイントなのか分からないのでポイントを探して港を一周をした。やっと夕日を撮るのによさそうな所を見つけてそこで撮った。

 Mikeはnikonの一眼レフを持っているのでしきりにシャッターを切っていた。私もバカチョンカメラで夕日を撮った。天気がよいので夕日が少しづつ色を変えて水面に反映をしながら沈んでいった。その一部が昨日の写真である。

 宿に戻ると7時を回っていて料理が用意されていた。タコの丸茹で、ワタリガニ、バイ貝のような貝、あさりの酒蒸しを作るもの、モズク、焼いたクルマエビなどがテーブルに載っていた。AmanndaやMikeはタコに驚いていた。 

 ビールを頼んで乾杯をした。次々に料理が運ばれてきた。伊勢海老の焼いたものはとてもおいしかった。女性たちはしゃべりながらもどんどんと口に運んでいた。Sさんがワタリガニの食べ方をAmandaたちに教えていたが、私はワタリガニは苦手なので女将に助けてもらった。

 圧巻は石鯛の生き造りを大きなお皿に盛ったものと大きなマゴチの生き造りを盛った大皿であった。どちらの皿にもメインの魚の刺身の周りに大きなミル貝、アワビの生き造り、サザエの生き造り、名前の知らない貝の刺身、鯛の刺身・・・が置いてあって海藻で彩りを添えてあった。

 生き造りなどを肴に飲むビールは最高であった。魚は調理したばかりなので新鮮で素晴らしく美味であった。

 伊勢海老の生き造りが運ばれてきたときは、触角や足が動くのでAmanndaたちは驚いていた。伊勢海老の刺身やサザエの刺身はみんながおいしいと言っていた。問題のタコはハサミで切り分けて食べたがMike も柔らかくておいしいと言っていた。残ったタコはTさんが貰って帰った。

 大きなミルク牡蠣を女将が運んできて柔らかくておいしいよといった。食べるのは初めてであった。レモンを絞って食べたら素敵な味であった。

 料理はまだ出てカレイの焼いたものが運ばれてきた。みんなはしきりに食べていたが私は食べきれないと思った。これほど多くの海鮮料理を食べたのはこの歳までなかった。人生初であった。

 宴会は10時まで続いた。宿の人に申し訳ないと思った。大漁屋さんがこんなにサービスをしてくれたのはSさんとAmandaの関係であった。大漁屋の娘さんがTORONTOに留学していてAmandaが世話をしたのだ。

 女将さんはIpadを持ってきて娘の写真を見せてくれた。大柄の美人であった。Sさんに教えてもらってSkypeで話しているそうだ。

※大漁屋のホームページ

http://www.tairyouya.com/

 

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2012年8月 2日 (木)

篠島へ一泊の旅―①―海辺の出会い

 私が所属する英語会話クラブの元のインストラクターのAmanndaがボーイフレンドのMikeとはるばるカナダから来たので都合のつく人たちで篠島まで出かけた。

 名鉄新名古屋駅を8時52分に出る特急の河和行きに乗った。前から3両目に乗ろうと約束してあったのだが、うまい具合にその車両から後ろが無料であった。河和までは900円で特急券が要らないので助かった。

 神宮前から二人乗ってきたが全員席に座ることができた。河和までは約40分であった。河和駅に着くと無料のシャトルバスが港まで運んでくれた。

 ちょうど高速水上バスの出る時刻で、私たちは一番前の部分に座った。でも椅子に座ると景色がほとんど見えなかった。腰を浮かせて窓外の景色を眺めた。天気がよいので三河湾を展望できた。

 途中日間賀島に寄った。港の辺りにはホテルや民宿が林立していた。乗り降りの客も多いようにみえた。

 高速船なので30分余りで篠島に着いた。休憩所で待っていると民宿の大漁屋の女将さんが迎えに来てくれた。

 大漁屋には英語クラブから何度も行っているのでなんとなく場所を覚えていた。車なのですぐに着いた。まだ早かったので部屋の用意ができてなく、玄関に荷物を置いて海岸まで行くことにした。

 昼食に名物のシラスどんを頼んで出かけた。まっすぐに行くとすぐに海岸に出た。きれいな水の色をした海が広がっていた。テトラポットの護岸を降りて行くと数人の若者たちが何かを取っていた。

 年配の一人が網の中を見せてくれた。サザエやウニが入っていて驚いたことにアワビもあった。その人はウニを取り出して「食べる?」と聞いた。石でウニを割った。同行のSさんはそういうことに詳しいのだ。

 中には黄色いものが少し入っていた。それをなめるのだ。スーパーで売っているウニとは全く違い、黄色い液体のようであった。みんなは珍しいのでなめていた。

 その人と話によるとその辺りの海岸は誰でも取っていいのだそうだ。Sさんが今度、孫を連れてきてとるか・・・と言っていた。

 堤防の上に戻ると、バイクで来た若い人とYさんが話していた。その人は篠島の夕日を写してホームページで公開しているのだと言った。篠島の夕日はとてもきれいでそれに魅せられたのだそうだ。季節ごとのl夕日スポットの話をしてくれた。その日は夕方7時前に漁港へ行くといいと勧めてくれた。漁船を入れるといいと言った。

「島写」のホームページ  http://blog.livedoor.jp/locograph/

 思わぬ出会いが二つあった。こういうハプニングは楽しい。それにしても真夏なので大変暑かった。20年以前に来たときはまだ海に入って泳いだが今回は誰も海には入らなかった。

 宿に戻ると、部屋が用意できていた。昼食のシラス丼が運ばれてきた。きれいな白いシラスがごlはんの上に載っていた。シラス丼を食べるのは初めてであった。さっぱりとした塩味でおいしかった。

 2時ごろに散歩の途中で見つけた喫茶店にコーヒーを飲みにいくことにして、Amanndaたちは疲れているから昼寝をすると言った。MさんやSさんも昼寝をした。他の人はおしゃべりをして過ごした。

 喫茶店はおそらく篠島でたった一つのものだと思う。民宿の併営のものであった。私はコーヒーを注文したが宇治金時を注文した人もいた。

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2012年8月 1日 (水)

CAFE VITA Lady's Night

 1か月ほど前にCafe Vitaにモーニングを食べに行ったとき、マスターから28日の土曜日に食べて飲む会をやるのでよかったらどぞと誘われた。

 すっかり忘れていたら、3日前にモーニングに行ったとき、フィットネスの野村先生から今度の土曜だよと言われて思い出した。

 Cafe Vitaやフィトネスの常連が集まって食事をして酒を飲むそうで、前回は13人ほど集まったそうだ。会費は3500円で飲み放題付きだという。興味を覚えたので行くことにした。

 マスターや野村先生などスタッフしかしらないのだが、言われるままに席に着いた。テーブルは3つあり、それぞれに5,6人が座れるようになっていた。

 私は、体操教室の人たちと同席になった。ご婦人が4人で男性が2人であった。私は用意して行った名刺の裏に印刷した絵を使ってマジックを見せ、名刺を上げて初対面の挨拶をした。

 それぞれが好きな飲み物を注文して、乾杯をした。料理はマスターやスタッフが作ったものでいわば洋風の創作料理であった。飲み物は、ビール、ワイン、日本酒、カクテルなどであった。

 マッシュドポテト、ホウレンソウを細かくして何かと合わせたもの・・・・忘れてしまったがいろいろな料理が出された。デザートはスイカとコーヒーであった。

 私たちはいつしか初めて同士であることを忘れて楽しく話をした。とてもよくしゃべるご婦人がいて殆どしゃべらないご婦人もいた。

 食事がほぼ終わると、私は用意していったクロスアップマジックを披露した。マジックを目の前で見ることは滅多にない人たちでとても不思議がって見てくれた。

 18時半ごろから始まった会はいつの間にか9時近くになっていた。最初見知らぬ人とどう触れ合うのか心配であったがそんな懸念はいつしか飛んでいた。

 Cafeのマスターは地域のふれあいの場にしたいといつか話していたが、その一環なのだ。来月の会にまた会いましょうと約束して別れた。

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