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2012年8月 5日 (日)

第38回国語研究集会に参加(主催児童言語研究会名古屋支部)①

 教育の現場を離れて長く、退職後は日本語教育に携わってきたので、教育現場のことはほとんど知らない。たまにちらっと情報が入る程度である。

 児童言語研究会の夏季国語教育研究集会は今年38回を迎えた。児童言語研究会は私の教育の原点である。厳しい今の教育現場で頑張っている後輩の教員たちの様子を見、さらには現場の状況を知ることができたらと思い参加した。

 この暑い中、会場は満席であったので驚くとともに嬉しかった。しかも、若い先生たちの顔も多かった。もともと研究集会は真夏に開かれてきたのだが、汗を流しながら会場にやってきて研究会に参加するのは大変な意思がいる。

 いつものことだがそういう先生がいることに感動する。なぜなら、2500円の参加費を出して自前で勉強にくるのだから。しかも、今年の場合、福岡県、横浜市などからの参加者もあった。

 国語研究集会は9時40分に全体会を開会し、挨拶の後基調報告と講演があった。

 まず基調報告を取り上げたい。報告者は加藤昇先生。(要約には私の見解も加えてある)

 最初に指導要領の改訂によって授業時間数が大幅に増えたことを指摘した。小学校から英語が導入されたことは知られていることである。

 次に、二つの問題点と改善策の提案があった。

 問題点の①は、「日本の伝統文化に親しむ」という単元の新設である。これは「季節の言葉」、「短歌や俳句を声に出して読もう」、「かるた」ということである。限られた時間の中でやるのだが、昔の論語の素読のように難しい和歌や俳句を意味もわからずに暗唱させるのが狙いだ。私の推定では斎藤孝が絡んでいるように感じる。

 そこで、「季節の言葉」は、読んで確認する程度の扱いにすること。「短歌や俳句」は、子どもたちの年齢や生活実態にあったものを厳選し、詩として読ませる。

 問題点の②は、言語技術的な単元の増加である。

 「報告文を書く」、「手紙を書く」「説明書を作る」。つまりより実用的な技術を強調しているのだ。これは経済界あたりの要望に沿ってのものだと聞く。

 これについての改善は、

・社会や総合の発表とリンクさせて扱う。

・話し合いの仕方は、学級活動で行う。

・生活作文を扱うことで、思考や認識が深まる。

・「話す」、「聞く」と言ったコミュニケーション能力は、文学や説明文の授業の中で高める。

 私は抽象的な課題として与えるのではなく、具体的な生活や場面と結んで行くことが大事だと思う。

 ◎文学と説明文について

 文学の授業は、文学を文学として読む。そのためには文学的表現に触れ、想像力や思考力を使いイメージを広げる。人間理解を深める。そして自分自身を見つめ、生き方について考える。

 説明文は、内容を読み取るだけではなく、自然や社会に対する認識を深めたり、改めたりする読み。

 書き手の考えを鵜呑みにしない。批判的な眼をもって、論理的に読む。

 文学や説明文については、具体的な授業実践を例に挙げて話されたが割愛する。

                        ―つづく―

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